銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ミッション:8ミニッツ(2011)◆◇SOURCE CODE

2011-10-31 | 映画:シネコン

 警告:このラスト、映画通ほどダマされる。

評価:70点

騙されはしませんでしたが、、、、(笑) 「月に囚われた男」の監督 ダンカン・ジョーンズの長編第2作目。確かにこれ前作が好きだとこれも気に入る作品かもしれません。

私も決して嫌いな作品ではありませんでした。主演を演じているジェイクも、前作がお気入りだった?のかこの作品の監督をダンカン・ジョーンズに持ちかけたらしい。

なるほどね。前作に比べると、スピード感がありますよね。ただ映像は何度も同じ場面が、それはそういうものなんですが、それらはすべて繋がっています。

何度も同じ場面が繰り返されますが、繰り返される中、見いだすポイントは色々変わる。だから見えていても見ていないと分からないというのがこの作品の見せ方なんでしょうね。実に面白いです。ただ変化があまりないから、面白くないなあと思う人もいるかもしれません。

そういえば、タイトルを忘れましたが、大統領暗殺を題材にした作品で似たようなものがありましたね。デニス・クエイドが出ていた作品だったと記憶していますが、、、、。あの場合は同じ場面が何度も映しだされるだけなんですが。

あらすじ(MovieWalkerより)

さてジェイク演じるコルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目覚める。


目の前の女性(ミシェル・モナハン)が、親しげに話しかけてくる。

 あんた誰??

だが、コルターには自分がなぜここにいて、彼女が誰なのかわからなかった。陸軍大尉のコルターは、アフガニスタンで戦闘ヘリを操縦していたはずなのだ。

鏡を覗きこんだ彼の眼に映ったのは、見知らぬ別人の顔。所持していた身分証明書には、“ショーン・フェントレス:教師”と記されていた。そのとき突然、車内で大爆発が発生。なす術もなく炎に飲み込まれていった。

コルターが意識を取り戻したのは薄暗い密室。モニターに軍服姿の女性、グッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)が映し出される。

 ヴェラ・ファーミガ

列車の爆発事故について質問されるが、状況が飲み込めず、回答できない。“包囲された城”と呼ばれるこの空間は、何かの研究室らしかった。朝7時48分に列車爆破事件が発生したことは事実で、コルターの任務は、乗客であるショーンとなって車内を捜査し、爆弾魔を特定することだという。

なぜか再び列車に戻されたコルターは、次第に状況を理解してゆく。目の前の女性の名はクリスティーナ。コルターが繰り返し列車に戻るのは、“ソースコード”というラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)が開発中の極秘実験によるもの。

 久々のジェフリー・ライト

これによってコルターの意識はショーンの身体とリンクし、死亡するまでの8分間を繰り返し体験できるのだ。5回目のスリップで彼は、アフガニスタンに向かったコルターについて調べてくれるよう、クリスティーナに依頼する。そして明かされる衝撃的な真実。“ソースコード”には、まだ知らない秘密が隠されていた。

とにかく爆弾犯を見つけなければ!何度も列車に戻り、同じ場面から犯人探しをすることに。

 


爆弾はトイレの天井に隠されていた。

別の人間の身体の中に意識がリンクされるなんんて凄い実験ですが、でもこれってありそうな話かも・・・・。

さまざまな疑問が浮かぶ一方で、コルターはクリスティーナに特別な思いを寄せるようになる。彼女を救うためにも、爆弾犯を探し出そうと8分間のミッションを繰り返すが、その先に待ち受けていたのは想像を絶する運命だった……。

ついに犯人は見つかる、、、、。

本来は好意を寄せていたクリスティーナもお陀仏なんだけど、その運命逆らい、彼女を助けることに。でも彼女だけ助けるというのも何かね。いっそうの事、列車自体を助けて欲しいところですが、、、、。

8分間では無理?か。。。。。

コルタ―が一体どんな凄い運命だったかは、書くことは出来ませんが、、、、。確かに無惨な運命だったのは確か。生命維持装置を外すという選択は妥当かも。人道的なコリーン・グッドウィン大尉は外そうとしますが。博士がね。

 
この場面もお気の毒なものがありましたが、それ以上に、、、、。彼の運命は苛酷でした。

 解説(allcinemaより)

デビュー作「月に囚われた男」で注目を集めたダンカン・ジョーンズ監督の記念すべきハリウッド進出第1作となるサスペンス・アクション。列車爆破事件の犯人を見つけるべく、特殊な装置で爆発8分前の乗客の意識に入り込み、事件の真相に迫っていく主人公を待ち受ける衝撃の運命をスリリングに描く。主演は「ドニー・ダーコ」「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール、共演にミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト。

メディア 映画
上映時間 93分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2011/10/28
ジャンル SF/サスペンス/ドラマ
映倫 G

  

 

 

 

 

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東京オアシス(2011)

2011-10-29 | 映画:ミニシアター

 見つめてみよう、きっと誰かがみえてくる。

評価:→20点 京都シネマにて鑑賞。

どなたかが書き込まれていました言葉“不安的中”って・・・・。これ読んでから行ったら良かったなあとつくづく思った作品でした。

友人に観ない方が良いよ!と忠告したのに、その人は観に行きました。案の定「何じゃこれ?!」と、、、、(笑)

このシリーズの中では一番出来はよくないです。前回のマザーウォータ―も抜群の出来だとは言えなかったけど、まだそれなりにストーリーもあって良かった。

今回もこのシリーズの常連俳優、もたいまさこ、光石研、市川美日子も登場してはいるのですが、本当にチョビッとにとどまり、とりわけまたいまさこなんて、遠目の姿のみで、セリフもありゃしない。まったく絡みさえないというお粗末さ。
おそらく受け狙いでこういう形での登場となったんでしょうが、これじゃあ酷過ぎるわ。

 市川美日子にしては、深夜のインターの食道の店員でうどんを出して「お待ちどうさまです」っていうセリフだけ。まあこれはこれで良いとは思うけど。これって単に友情出演かしら?

光石研は黒木華演じる美大浪人生が受ける動物園の面接担当者、これが唯一この中で、セリフがたくさんあった方でしょうね。

この3人の俳優さん、それぞれ良い味ある方たちだけに、こういう起用はどうも納得がいかないのでした。

さて物語は3つのオムニバスで。その3つには主演となる小林聡美嬢がトウ子という役名で登場する。そして先にも述べた3人の俳優たちがそれぞれの話にちょい役で登場するわけである。

それにしても冒頭は車の人物の運転目線から始まるのだが、これがまた長まわしです。一体いつになったら人物が登場して話が始まるんだ?!時間にして5分以上?分からない。時間計っていないので。。。。。

ようやく加瀬亮がコンビニで買い物しているシーンが映し出される。アイスを買って食べ始める・そしたらコンビニの外で、、、、。

ここからはこういうストーリーで始まります。

あらすじ(goo映画より)

トウコとナガノ ゲスト市川美日子:高速インターの食堂の店員役

 深夜の国道。喪服の女トウコ(小林聡美)が走るトラックに向って駆け出す。だが、その様子に気づいたナガノ(加瀬亮)が彼女を救う。

 
ナガノはトウコに見ず知らずの男の車に乗って、大丈夫なのか?と聞かれる。トウコ曰く「レタスを運ぶ人には悪い人はいない」だと。。。。

トウコを乗せたナガノの車は高速道路を進む。自分が女優であり、衣装を着たまま撮影現場から抜け出してきたのだというトウコの話を半信半疑で聞くナガノ。彼もまた進む道を見失っていた。やがて、車は夜明けの海岸へ辿り着く。朝もやの風景が、水平線の先を見つめるトウコの心を優しく輝かせていった。


話が深まる。やがて2人に元バレーボール選手だったという接点がある。う~んこれは何かある!と思ったら何もなく。。。。この浜辺で ちょっと意味深な男と女の出会いには結局は何もありませんでした。何じゃこれ?!チャンチャン!

トウコとキクチ     ゲスト  もたいまさこ:認知症の老人

とある夜。ふと立ち寄った小さな映画館で眠り込んでしまうトウコ。

 

目覚めると、懐かしい知り合いのキクチ(原田知世)が立っていた。キクチはかつてシナリオライターだったが、あるとき突然辞めて、今は映画館で働いていた。辞めた理由を尋ねるトウコに、仕事や自分のことを感じるままに語っていくキクチ。この頃シナリオを書いていた頃のことを思い出す、と語るキクチに、トウコはまた書いてみるよう勧めるのだった。

トウコ同様にもたいまさこの認知症のおばあさんが座席に座ったまま茫然としている。一体何が?キクチの計らいで映画館の吉田君とやらが自宅まで送るという事に。もたいまさこは何も語ることなく、映画館から去って行くのでありました。チャンチャン!

トウコとヤスコ     ゲスト 光石研:動物園のアルバイト面接担当者

のんびりした動物園。トウコは、空っぽのツチブタの柵の前に佇む女ヤスコ(黒木華)に声をかける。“運に見放された女”を自称するヤスコは、美術大学を目指す浪人生だったが、自分に見切りをつけるため、動物園にアルバイトの面接を受けに来たという。面接にも多分落ちただろうと肩を落とすヤスコとともに園内をゆっくり回るトウコ。鳥の柵の前で2人は、天井に縁どられた小さな空を見つめる。そして、この世界のどこかの、たった1人で歩く生きものたちの事を思う。ヤスコにまっさらなはじまりの気配を感じながら、トウコは再び軽やかに歩き出した。

 

東京で生まれる日常の中のふとした交わり。そんな瞬間を重ねながら、トウコの歩くテンポは定まることなく移り変わってゆく。それはまるで駆けてゆくような、流れるように伸びやかな、東京という街の持つ優しいテンポである。再び歩き出したトウコの前に、見慣れたはずの街が光り揺らめくように動き始めていた。

光石研演じる面接担当者はヤスコのバイト歴がないという事実にびっくり!これで行くと、バイト採用は危ないような・・・・。

トウコと出会ったヤスコは土豚なる珍獣の話を耳にして、興味深々だったが・・・・。土豚の食事の時間に土豚に会えると確信していたのに、何と土豚は他の動物園に貰われて行ったという事でした。チャンチャン!

ということで、何かを期待しながらずっと最後まで絶対凄いオチがあると思い、、、、。観ましたが、結局何もありませんでした。

本当にチャンチャンで終わりました。最後は大貫妙子さんの歌で終了。やっぱりそうなんや 

メディア 映画
上映時間 83分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(スールキートス)
初公開年月 2011/10/22
ジャンル ドラマ
映倫 G

解説(allcinemaより)

 「めがね」や「プール」「マザーウォーター」などを手掛ける製作チームが、東京とその街に暮らす人々を静かに見つめるスローライフ・ムービー。小林聡美扮する主人公が行く先々で出会う男女とのひとときの交流を、オムニバス風の構成で描き出していく。共演は「それでもボクはやってない」の加瀬亮、「となり町戦争」の原田知世、舞台を中心に活躍する黒木華。監督は「マザーウォーター」の松本佳奈とCMディレクターの中村佳代。

公式サイト

※ところで今回もフードスタイリストの飯島奈美さんが食べ物に関して監守しているようですが、登場したのは、あのうどんのみ。あれって飯島さん、必要なのかな??
Comments (2)
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カウボーイ&エイリアン(2011)☆★COWBOYS & ALIENS

2011-10-28 | 映画:シネコン

 人類の運命を握る記憶を失くした男、その正体 敵か味方か?

評価:→50点

MOVX京都にて鑑賞

タイトル「カウボーイvsエイリアン」の方が良いんじゃない?

この作品の公開知ったとき、なんてミスマッチなんだろうって思ったんですよね。でもこんなの今までになかったので、ちょっと期待もしたんだけどね。西部劇にエイリアンってね。

それにしても豪華すぎるキャスト陣にびっくり!ダニエル・クレイグとハリソン・フォードという世紀の共演に、脇を固める役者もなかなか凄い。

サム・ロクウェルにポール・ダノ、オリビア・ワイルド・・・・。なのに、これだけの俳優さんを起用しながら、中身はちょっと安っぽいような気がしました。

B級ティストは好きなんですが、これB級ぽいけど何か違うなあ。


冒頭のこのシーンはおぉ~何だこれ!って思ったわ。

傷だらけのダニエルさん、むくっと起き上がります。この撮り方はとても良かった。これからどうなるのかわくわくしたんですけどね。

ダニエル・クレイグ演じる謎の男、記憶を失ったようで、まったく自分が誰なのか?分からない。手首に着けられた腕輪も一体どんな経緯で彼の手に?

そんな彼の前に現れた強盗集団との格闘の末、自分のルーツを探るべく西部の町へとたどり着くがそこはダラーハイド(ハリソン・フォード)という男に支配された町だった。


バ―の店主ドクにサム・ロクウェル。愛妻家で真面目。


ダラーハイドの息子 パーシー・ダラーハイド(ポール・ダノ)は父の権力を傘に暴れる。
そんなパーシーを捻り潰したのがダニエル演じる男だ。

ポール・ダノ、えらい大人ぽくなったな。

偶然訪れたバーで、出会ったばかりのはずの女が話しかけてくる。“あなた、何も覚えてないの?”その女は何か知っているようだ。


バ―で出会った女エラにはオリビア・ワイルド。

オリビア演じる謎めいた女の存在もさることながら、やっぱりダニエル・クレイグ演じる男が何者なのかという興味が沸きますね。

ところが意外にもダニエルの正体がわかってしまう。何とはお尋ね者のジェイク・ロネガンだったのだ。お尋ね者だというちらしがあったのだ。そんでもって捕まってしまう。

ジェイクが護送されようとしていたとき、町の夜空に未知の飛行物体が飛来、建物を破壊し人々を連れ去っていく。

  
1873年のアリゾナに近未来的な物体が飛んで来て、街を襲撃するという設定が何ともいえず。

 ドクの妻、ダラーハイドの息子、そして保安官も拉致されてしまう。

しかしその瞬間、ジェイクの腕輪が敵に有効な武器であることが判明する。ボスのダラーハイドを始め、町の男たちはジェイクと協力し、連れ去られた住人を救い出すべく、未知なる敵の行方を追い始めるのだが…。


ジェームズ・ボンド、インディ・ジョーンズに芽生えた2人はこうして未知なる敵と戦うのでした。


何か変だよね。カウボーイにUFOって?


びっくりしたのはこの人の正体。まさか彼女が宇宙人だというのもね。驚きです。


この子はおじいちゃんが拉致されてしまった。彼もまた皆に混じって行方不明者探しに参加。

エイリアンの姿はおぞましいといえばそうなんだけど、これこの雰囲気とどうもあわないような気もするんです。他の映画ならマッチするかも。

 
ダニエル・クレイグは格好良いですよね。このひきしまったボディもう~ん言う事なし!

 
もちろんハリソンおじさんも年の割にはまだまだいけそうです。ちょっと人間的な一面も。。。。

作品紹介(goo映画より)

「もし侵略型エイリアンが西部劇の時代に現れたら」。そんなスコット・ミッチェル・ローゼンバーグの発想を、CG技術を駆使し映像化。記憶を失くしているが滅法腕が立つガンマン、町を力で牛耳る権力者、謎の女…。そんな西部劇的な背景に、突然エイリアンの飛行物体が現れる。その違和感がこの作品の醍醐味だ。とはいえ、本作に出てくる西部は“西部劇”的な要素として機能しているだけで、リアルさはない。この映画の世界そのものが、地球に良く似たパラレルワールドにも感じる。ダニエル・クレイグの寡黙だが腕が立つキャラクター、そして残酷な町の権力者を、何とハリソン・フォードが演じている。監督は、『アイアンマン』シリーズのジョン・ファブロー。

もしも?という発想は良いと思いますが、どうもエイリアンがこの時代に合わないんですよね。それに何かチンケな感じも。

ラストはめでたしなんだけど、これもどうかな?これってハッピーエンドは似合わないわ。

  

メディア 映画
上映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(パラマウント)
初公開年月 2011/10/22
ジャンル SF/アクション/西部劇
映倫 G

製作に、スティーヴン・スピルバーグとロン・ハワードでした。字幕は戸田奈津子さん。

 

公式ウェブサイト(日本語)

公式ウェブサイト(英語)

 

 

 

 

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ブリッツ(2011)**BLITZ

2011-10-26 | 映画:シネコン

 この刑事、凶暴。ゆえに天職。

評価:→80点

Tジョイ京都にて鑑賞

面白いです!クリント・イーストウッドの『ダーティハリー』(1971)と展開がほとんど同じだそうですが、未見なので比べることは出来ません。

とにかくこんな暴力刑事は多分いないでしょう。今回もジェイソンお得意のアクションも見られますが、こんなに酷いことをするなんて、、、。

冒頭からいきなり、チンピラ連中にホッケーの棒でバンバンと殴っていく。まさかこれが刑事だとはね。チンピラ連中が悪いとはいえ、えげつない仕打ちです。正義感溢れるが故の行為にしても、やりすぎ!でも映画鑑賞者の私としてはあくまでも傍観者なので、面白いから釘付け。

実は自動車泥棒のストリートギャングたちなのでした。

 
酷い仕打ちなんだけど、この爽快感は何だろう?

さてこのハチャメチャな刑事に立ち向かう悪の根源男、通称“ブリッツ”、これまたえげつなくて不快感100%の連続殺人犯である。

暴力や殺人行為は許せないことですが、この2人の違いはもちろんおわかりの通り、動機だ。この違いで善と悪に分かれるんでしょうね。当たり前の話(笑)

これは傍観者で観客の私も理解出来る次元ですね。

とにかく許せねい悪の根源ブリッツことワイスはマスコミに犯行声明と次回の犯行予告をする劇場型の連続殺人犯ですこぶる頭が良い。

主な登場人物

ステイム演じるブラント、そしてブリッツことワイス、そしてブラントの相棒として赴任して来た新任ナッシュ。


善きパートナー


ブリッツことワイス。
新聞記者にネタ売り、新聞紙上に犯行声明を。。。。


ワイスにネタを提供された記者。高額な金を手渡しスクープを狙う。


またこのナッシュが曰く因縁つきのゲイの警官。一見冷静沈着そうに見えるが、過去には法の網をくぐって逃げる犯人を半殺しにしたこともあるらしい。

 
紳士的な雰囲気 ナッシュ。

 
婦人警官のフォールズは元○薬中毒患者で昔馴染みのストリートギャングたちと交流あり・・・・。

こうして見るとまともな警官はいないんですよね。そこが魅力的だと思いますわ。

ブリッツ、まず巡回中の婦人警官を射殺、その後もパトロール中の若い警官を射殺・・・・。そして次は何とブラントの親友ロバート警部を惨殺。放火をして証拠を消すという用意周到な殺人である。

そしてこの矛先はやがてフォールズ警官にも、、、、。

見ている私もワイスの行為に怒りさえ覚える。にやにや笑うワイスの顔を見るだけで胸糞悪くなるのだ

それだけにブラントにエールを送りまくった。映画とはいえ、彼に何とかやって欲しいと思うのだ。(単純な話ですが)

 
あっけなく御用に。。。。。

ところが、そう甘くはなかった。この男、証拠をすべてもみ消していたのだ。結局、釈放となる。

一方、証拠品を車に隠していたのを、ブラントの冴えない友人が偶然に発見!しめしめと思っていたら、、、、、。


最初から犯行はダイレクトに映し出される。

いかにワイスの殺人行為を見抜き、2人の刑事が彼を逮捕するか?これも見ものですね。


ちょっと甘いラブストーリーもあったり

あらすじ(goo映画より)

ロンドン市警に所属する強情で妥協知らずな刑事ブラント(ジェイソン・ステイサム)は、その情熱のあまり、犯罪者に対してやり過ぎてしまうこともしばしば。そんなある日、ロンドン市内で警官ばかりを狙う連続殺人事件が発生する。ブラントの横暴な振る舞いを追いかけている新聞記者ダンロップは情報提供者から電話を受けるが、その男・ワイス(アイダン・ギレン)こそが殺人鬼であることを知る。ワイス(通称:ブリッツ)はダンロップに記事を書かせ、自らを虐げてきた警官を殺害し、有名になろうと目論む愉快犯だったのだ。ブラントの師や職場の仲間たち、さらには密告者までも次々と手に掛けていくワイス。だが彼の最後の標的はブラントだった……。


ロバーツの葬式。

すぐ横には、ワイスは警官に化けて、何とブラント殺しの計画。やっぱりブラント狙いなんだ!

ということで、結末には触れませんが、スキっと爽快?いやちょっとストレス発散?

 

解説(allcinemaより)

「メカニック」のジェイソン・ステイサムが母国イギリスで主演を務めたクライム・サスペンス。強情で妥協知らずな刑事が、警官ばかりを狙う連続殺人事件を追う。共演は「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のパディ・コンシダイン、「シャンハイ・ナイト」のアイダン・ギレン。

 

 

メディア 映画
上映時間 97分
製作国 イギリス
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2011/10/15
ジャンル アクション
映倫 PG12

 

 

 

オフィシャル・サイト
http://www.blitzmovie.co.uk/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://blitz-movie.jp/
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アクシデント(2009)◎●意外 東京新宿武蔵野館にて

2011-10-24 | 映画:ミニシアター

 それは偶然だったと言い切れるか?

評価:+5点→65点

東京最後の夜は、映画鑑賞することにしました。友人とJR新宿駅にて別れ、その足で新宿駅東口を出ました。新宿3丁目に新宿武蔵野館という映画館があります。

migさんからこの映画館のことをちらっと聞いていたんですが。偶然にもこのシアターを見つけました!

実は友人と待ち合わせ時間までの間、ちょっと新宿まで出かけてみた。ipad持参で来たのに、モバイルポイントでの接続が上手く行かず(汗) 

仕方なくネットカフェを探して新宿へ。何とかお店を見つけられました。その時偶然、このシアターに遭遇。せっかくなら、京都で上映されていない作品の方が?とmigさんが言っていたことを思いだし。

最後は映画鑑賞で締めくくることにしました。そして選んだのが「アクシデント」です。

新宿武蔵野館は京都でいうと、みなみ会館とシネラリーべをミックスしたようなシアターかな。

 おぉ~ステイ・フレンズもやっている。

さて「アクシデント」は、『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』のジョニー・トーが製作を務めた、謎の殺人請負人グループの暗躍を描くサスペンス。

車の渋滞の中、一人の男がビルの上から砕け散った大量のガラスの破片を浴びて死んだ。血の海に転がる死体の正体は、黒社会の大物ボス。
この冒頭のシーンには見入ってしまった!それが仕掛けられた事故とは思えないくらいだ。まさに意外な展開。実は渋滞時、この大物ボスの車の前に黒いベンツがパンクして立ち往生する。このことから輪をかけるように更なる悪循環となるわけだ。
こんな状況を我慢できないのが、この大物ボスのおっさんである。無理やりUターン。その後大きなトラックに妨害されたり、、、、。次々と受難に遭遇。

挙句の果て旗?だったと思うが、大物ボスの車の邪魔となり、おっさんはそれをのけようとしたはずみにビルの上の窓ガラスが割れて、受難となるのである。警察はそれを事故による死亡と発表する。

実は事故ではありませんでした。

ブレイン(ルイス・クー)、ふとっちょ(ラム・シュー)、女(ミシェル・イエ)、そしておやじ(フォン・ツイファン)たち4人の仕業、すなわち殺しだったんですね。

彼らは、緻密な計算と周到なトリックにより偶然の事故に見せかけて標的を殺害する闇の仕事人なのでした。


右がブレイン役のルイス・ク― 左はふとっちょ役のラム・シュー

ラム・シュ―はジョニ―・トー作品の常連俳優。そしてルイス・ク―はあの「コネクテッド」に主演だった人。
 


女の人には名前がなかった。

そういや、リーダーのブレイン以外は名前がないんだね。

彼らの次の仕事は、質屋の息子からの殺害依頼。標的は、質屋の実質の経営を握る父親。 ある雨の夜、4人は鮮やかな手際で標的を殺害。完璧な“偶然”を装った殺しを遂行した……はずだった。

 
老人の暗殺雨中電線にひっかけたタコ糸に触れさせようというもので、これってかなり頭よくないと出来ないですね。

突如、全く予期せぬ別の“偶然”により彼らの計画は狂い、仲間の一人が死んでしまう。
バスが暴走した際、ふとっちょがバスにはねられてしまうという惨事。

偶然を装っての殺人計画に更に偶然が重なる?ブレインはこう考えた、もしかしてこれは“偶然”ではなく、何者かが仕組んだ殺しで、狙われていたのは我ら4人なのではないかと・・・・。
 

こういう仕事をしていると疑い深くなるんでしょうね。その上、またブレインに予期せぬことが起こるのです。

家に戻ったブレインは部屋が何者かによって荒らされていることで、その疑念が大きく渦巻いていく。


警察に聞かれるブレイン。

それでその疑いをかけたのが質屋の息子が父にかけていた保険会社の男(リッチー・レン)。こいつがもしかしたら、黒幕なのでは?

 


リッチー・レン。この人、エグザイルに出ていた方。

 男の名はフォン。ブレインは、彼の住んでいるアパートの隣の部屋を借りて彼の動向を調べ始める。

 
疑いは調べれば調べるほど深くなっていく。

後半のブレインは、ドンドン彼を身動き出来なくなるほど、がんじがらめ状態・・・・。いよいよフォンを殺すために決行する時が来た。

街が突然日食の闇に覆われ、ブレインは今まで我が身が狙われていると感じていたのは単なる思い込みだったと知る。

やっぱりそうなんだ!強い思いこみはかえって命取りなのかも・・・。


ブレインの思いこみが罪もない人間を巻き込むとは?

人間の追い詰められる状況がリアルに映し出されていました。 観ているときはそんなに緊迫感はなかったんですが、こうして振り返ってみると、これって凄いんだと実感したような。見せ方が少し弱いような気もしましたが。

 

メディア 映画
上映時間 86分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2011/10/08
ジャンル サスペンス/犯罪/ミステリー
映倫 PG12

オフィシャル・サイト
http://www.accident-igai.net/

 

 


新宿武蔵野館 HP

 

 

 

 

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東京ぶらり歩き~2泊3日の旅◇2日目は横浜へ。。。。

2011-10-22 | お出かけ

東京ぶらり旅行2日目は、東京から離れて横浜へ・・・。

今横浜で開催されている横浜トリエンナーレ2011を鑑賞するために友人のT・Yさんとお出かけしました。彼女は以前京都に住んでいたのですが、結婚を機に東京に住んでいます。

待ち合わせ場所は、渋谷・忠犬ハチ公前。それにしても人が多い。やはり有名な場所だけあって大勢の人がここで待ち合わせしているようです。昨日マリアの心臓を訪ねるため、渋谷に来たので、もう迷うことはなかったけど。

回りをきょろきょろしていたら、肩をたたく人が?おぉ~Tさんだ!!3年ぶり?の対面。まさか東京で再会とは思いませんでした。

ということで積もる話をしながら、ここから東急東横線で一路、横浜を目指します。

降車駅は馬車道という駅だそうで、大体渋谷から30分ほどの時間。東京のように人が多くなく、びっくり。何でなのか?

横浜の街は本当に人少なかった。。。。 トリエンナーレの会場となっている日本郵便海岸倉庫を目指して歩きますが、方向が分からない

気がつけばみなとみらい方面に向かっていることに気づき、慌てて逆戻り地図よく見れば、本当にすぐそこでした。

ようやく会場に到着!以下、日本郵便倉海岸倉庫&横浜美術館に展示されていた作品の数々です。

撮影OKの作品をいくつか紹介しますね。しばしお楽しみ下さい。

 土で作った象のオブジェ

 

 この椅子に座ると煙が~!

  この木は1階から3階まで突き抜けています。

 植木鉢の植物が傾けられていた。


映像作品 果物を切った断面が無数に飛んでくる・・・・。

 

 
これ塩で作られたオブジェ


作品とともに映像作品も。。。。。


白い粉?いや何か樹脂で作られた粉にような。これだけで作品です。


無数のガラスランプオブジェ

著名なアーティストの作品も。横尾忠則、ルネ・マグリット、オノヨ―コ、 荒木経惟等


 
日本郵便海岸倉庫から眺める海。               会場移動はバスでOK!

鑑賞後は食事をして色々話に花が咲きました。

また東横線で東京まで。新宿で彼女とさよなら

ということで、この後は新宿武蔵野館にて映画鑑賞。映画鑑賞については次回に!

 

 

 

 

 

 

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東京ぶらり歩き~2泊3日の旅◆六本木 国立新美術館・渋谷 マリアの心臓

2011-10-20 | お出かけ

 

東京ブックマーク 2泊3日の旅♪

行って来ました。東京へ・・・・。

映画ブログ仲間のmigさんのお父さんが経営されているマリアの心臓が今月23日(日)で閉館されると聞き、是非訪ねたいと思いました。

それから六本木のあの美術館も気になっていて、、、、。ここも一度は訪れたい場所でした。ということで東京ブックマークの旅 初日は、美術館&マリアの心臓へ。。。。。

現在美術館で開催されている企画展は「モダン・アート、アメリカン」という展覧会でした。

鉄鋼業で財を成したフィリップス家次男ダンカンと妻マージョリーの個人コレクションを元に設立されたアメリカ最初の近代美術館のコレクションだそうです。私の好きな作家 ジョージア・オキーフの作品も何点かありました。

カフェにミュージアムショップ。最近は本当に美術館もお洒落ですね。

今回の展示作品です。

 葉のかたち ジョージア・オキーフ

 
ニューヨーク、ロウアー・マンハッタン ステファン・ハ―シュ


ジョン・ケイン ストリップ地区の向こうに 


ホラス・ピピン ドミノ遊びをする人々

新美術館を後にして・・・・。いよいよ今回の唯一の目的場所、マリアの心臓へ。

地下鉄で渋谷まで移動。それにしても人、人、人・・・・。東京は本当に人だらけです(笑) まさにお上りさん状態の私。

地図を頼りに何とかマリアの心臓のあるビルに到着!エレベータで地下まで。

ドアが開くとそこは何と異空間でした。雑踏とした渋谷の街とはまったく違い、、、、。まさにワープした感じ

奥にmigさんらしき人が?やっぱりそうでした。migさん、約束通り来てくれていました。

長身でスレンダー、物静かな口調で話される方です。私とはまったく正反対(笑)

閉館間近ということで、マリアファンも続々来られます。人気あるのに、本当に残念な限りですね。

また今回のフィナーレの展覧会となる横井まい子さんとも少し絵の話をさせてもらったり、、、、、。大好きな絵画の話に盛り上がったり。。。。

そして明日(18日)は何とブロガーさんたちが集まられランチ会も。その後またマリアでオフ会とか。残念ですが、今回は参加出来ません。

心残りではありますが、またいつか会えることを祈って!マリアの心臓を後にしました。

美術館の風景

  

 

それにしても東京は大きい・・・・。 京都の街はコンパクトだなあと思いました。

国立新美術館 HP

 

 

 

 

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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011)CAPTAIN AMERICA: THE FIRST AVENGER

2011-10-16 | 映画:シネコン

 なぜ彼は、世界最初のヒーローと呼ばれたのか――。

評価:→70点くらい

上映時間が上手く合わないため、3Dにて鑑賞。東宝シネマズ二条はシネマズディということで、1000円。3Dめがね持参で300円。合計:1300円也。

ブラッドリー・クーパーも良いけど、クリス・エヴァンスも良いよねただ前半の痩せたクリスはちょっとヤワイ感じでう~ん?
でも可愛い(笑)

マーベルコミックの最初のヒーローだそうで。キャプテン・アメリカの衣装も何となくチープ。手作り感ぽい。


やわ青年スティーブ、正義感は人一倍あるんだけれど、なんせ力がない。やられぱなし。でも立ち向かう心意気は大したものです。

 
クリス・エヴァンスとは思えないくらいスレンダー。素朴な疑問ですが、これってどうなっているんだろう?


どうしても兵士になりたいよ!と・・・・。

この思いが、ある人の目にかない・・・。彼の願いがかなう事に。やった!!


その夢を叶えてくれたのがこのおじさん。スタンリー・トゥッチ扮するエイブラハム・アースキン博士。
ヅラを被っていた。ところがあっけなく僅かで登場お終い。

やわなステーヴンは彼の軍の極秘プロジェクトによって超人的な肉体を獲得することに。

 こんな時代に人間の肉体改造出来るメカが開発されたとは。


使用前                                  使用後

何度も言うけど、これ同じ人物?ひょっとして別人?

あらすじ(goo映画より)

1942年、病弱なため兵士として不適格とされたスティーブ(クリス・エヴァンズ)は、軍の極秘計画“スーパーソルジャー実験”に志願する。スティーブはパワー、スピード、身長等あらゆる身体能力だけでなく、正義感溢れる魂も極限まで高められ、別人のような姿に生まれ変わったが、政府は彼を兵士として認めなかった。そして、星条旗デザインのコスチュームを着た“キャプテン・アメリカ”という名前で軍のマスコットに仕立てられ、国中の人気を集めるが、仲間である兵士たちからは相手にもされなかった。そんななか、親友が所属する部隊が全滅の危機に瀕すると、スティーブは実戦経験もないまま、無断で仲間の救出に向かう。そんな彼の前に立ちはだかったのは、ナチス化学部門ヒドラ党の支配者レッド・スカル(ヒューゴ・ウィーヴィング)だった。かつてないエネルギー源で世界侵略を企てていたレッド・スカルもまたスーパーソルジャーで、野心を極限まで凶悪なものへと変貌させていた。キャプテン・アメリカは、大軍を率いるヒドラ党を倒し、本物のヒーローになれるのだろうか?

 
キャプテン・アメリカのライバルでナチスの将校であるヨハン・シュミットにはヒューゴ・ウィーヴィング。
手にしているのがそのキューブ


ゾラ博士

シュミットは部下のアーニム・ゾラ博士トビー・ジョーンズ)にキューブを使わせ、新兵器のエネルギーにさせた。シュミットはアースキンの居所を把握し、彼のもとへ暗殺者を送り込む。

実はアースキン博士によってシュミットは不完全な超人血清を与えられたため副作用が起こっていた。その結果、レッドスカルという何やら変な化け物に変身していたのだ。


マスクを剥がしたらこんな赤い顔でした。

キャプテン・アメリカを取り囲む人たち

  
フィリップス大佐 トミー・リー・ジョーンズ             ペギー・カーター ヘイリー・アトウェル ステイーヴンの恋人

ヘイリー・アトウェルって?調べたら、「ウディ・アレンの夢と犯罪」でユアン・マクレガ―の恋人役だった人でした。今回も美味しい役どころです。でもね何かピンとこないよね。キャプテン・アメリカの恋人でしょう?もう少し華のある人の方が。。。。

 
ハワード・スターク ドミニク・クーパー              ステーブンの親友 バッキー・バーンズ

トミー・リ―・ジョーンズ、トビ―・ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ。地味ではあるけどそこそこ知名度高い俳優さんが脇を固めている。

肉体改造によって大変身を遂げたステーブン、見違えるようなスーパーヒーローです。身体とともにパワーも倍増とはね。

 
捕虜になった仲間を一人で連れて帰るなんて。

キャストも地味でしたが、映像もかなり地味な感じ。

 

本作も3Dにする必要があったのか?なんて思いました。しかしめがねは嵌めているのが辛い。

作品紹介(goo映画より)  

2012年に公開される話題作『アベンジャーズ』、アイアンマン、マイティ・ソーといったマーベルコミックのヒーローたちが集結する作品だが、その初代アベンジャーとも言えるのが、このキャプテン・アメリカだ。舞台は他のヒーローたちが活躍する現代ではなく、第二次世界大戦中。オカルトと科学を融合させ、世界征服を目指すナチスのヒドラ党のレッド・スカルの野望を打ち砕くため、キャプテン・アメリカの活躍が始まる。本作のポイントは、主人公スティーブがキャプテン・アメリカになるまでを丁寧に描いている事。正義の心は強いが力がない主人公の悲哀を、きちんと描いているからこそ、彼がヒーローになった時もキャラがブレないのだ。

終了直前で席を立たれる方、今回も多かった。せっかくおまけあるのに。。。。。


この人も登場!

話題作「アベンチャーズ」の宣伝もあります。

 

メディア 映画
上映時間 124分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(パラマウント)
初公開年月 2011/10/14
ジャンル アクション/アドベンチャー/SF
映倫  

 

    

オフィシャル・サイト
http://captainamerica.marvel.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.captain-america.jp/

 

 

 

 

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リミットレス(2011)◆◇LIMITLESS

2011-10-15 | 映画:シネコン

 限界の、その先を超えろ!

評価:=80点

「ステイ・フレンズ」鑑賞後に本作も鑑賞。はっきり言ってこちらの方が面白かった。

ブラッドリー・クーパー主演のサスペンス・ミステリー。ブラッドリーがいっぱい登場!もちろん格好良いブラッドリーが登場しますが、冴えない彼も満載です。

冒頭のシーン、これでもうブラッドリー演じるエディはダメになるのかと思った。ところがそうではなかった。まだ続きがあるとはね。こういう展開だとは驚きました。良いのか、悪いのかは分かりませんが。

超冴えない男エディの人生はある日突然、上昇方向へと進む。あんなにお洒落で格好良いブラッドリーが一転して超冴えない上、薄汚いよ。

恋人リンディにも見放されます。リンディにはあのアビー・コニッシュ。何処となくニコール・キッドマンのような凛とした雰囲気があり、美人ですよね。

 
やっぱり仕事出来ない男は愛想つかれるのかしら。これでお終いだわ


わあ~このブラッドリー、ブラッドリーに見えない。一瞬誰かと思ったくらい、分からなかったわ~!

恋人に逃げられ、その上出版契約をしているのに、原稿はさっぱり進まない。八方塞がり状態のエディ、街をさまよう。そんなエディの前に元妻メリッサの弟ヴァーノン(ジョニー・ホイットワース)が。。。。。偶然の再会となる。

 

薬品会社のコンサルタントを自称するヴァーノンはエディの窮状を知ると、開発されたばかりの新薬NZT48(スマートドラッグ)を差し出す。何やら怪しげな、、、、。

通常20%しか使われていない脳を100%活性化する薬だという。えぇ~こんな薬が本当にあったら、凄いでしょうね。でも怖いわ。

。エディがその薬を飲むと、脳に埋もれていた過去の全ての記憶から情報を集める能力が覚醒し、一晩で傑作小説を書き上げる。


突然エディは変身!超冴えない男は一気に

でも薬なので、時間が過ぎると効き目は無くなる。また冴えないエディに戻るのだった

元の自分に戻っていたエディは、ヴァーノンを訪ねる。ヴァーノンは顔に殴られた跡があり、外出できないと言う彼の代わりにエディが用事を済ませに行く。エディが戻ると、部屋は荒らされ、ヴァーノンは死んでいた。

エディは通報した後、新薬が狙われていることに気づき、薬を見つけて持ち出す。大量の薬を手に入れたエディの人生は一変し、さらに証券取引に挑戦する。エディは金貸し屋ゲナディ(アンドリュー・ハワード)から元手を借りて、10日間で1万2000ドルを230万ドルにする。


元恋人のリンディとも寄りを戻すことに、、、、。

あんなに冷たくしておきながら、何だよ!と言いたいところだが。やはりこんなに変わると、気持ちも変わるんだね。

脳が活性される薬なんて、何だか恐ろしい話です。その上その効き目が即効というのも凄い。そういうことは、天才的な人の脳って上手く活用されているんですね。こうしてみると人間の頭の良さというのは、そんなに変わらないということなんでしょうね。いかに上手く使うか。

人生はこんなにも変わるんだ!しかしそのことが逆に命取りにもなる。そんなことを教えてもらった。


ダサい男はこんなにも変わってしまう。髪型や服装もそうだが、自信に充ち溢れた表情が何と言っても違う。輝いていますね。

  

大物投資家カール・ヴァン・ルーン(ロバート・デ・ニーロ)はエディに目をつけ、史上最大規模の会社合併の話を持ちかける。

成功を手に入れたかに思えたが・・・・。しかし突然、エディの身体に異変が起こる。一夜を共にした女性が死体で発見されるが、前後の記憶が欠落している。エディが殺人?

エディはヴァーノンの顧客リストに電話する。すると、3人は死亡、あとは病気を患っていた。 

 さらにリストの番号を押すと、数日前からエディを尾行していた男の携帯が鳴る。エディがとっさに逃げ出すと、男も追いかける。

 

 エディがとっさに逃げ出すと、男も追いかける。エディは男をまき、メリッサと再会する。やつれて変わり果てた彼女は、新薬に関する恐ろしい秘密をエディに告げる。

 

それは覚醒と禁断症状が繰り返され、次第に意識が無くなる・・・・。薬を続けることで死に至るというもの。

薬というものは、効用があれば、副作用もあるわけだから、そのことを十分把握していないといけないのだが、やはり薬のおかげでバラ色人生を得たエディにとっては、止めるという選択は難しい。

ましてや富や地位も確立したのを放棄できるはずはない。

 
恋人リンディにもトバッチリが。


とにかくエディは必死です。薬を狙う金貸し業の男から身を守るために、ボディガードも雇う。

 
薬の威力に目をつけたゲナディは執拗に迫ります。     完全防備の部屋に押し掛ける。

ラストでル―ンが言った言葉、エディ自身の努力で勝ち得たものではなく、あくまでも薬の力を借りてのもの。本当にそうですよね。

でもそんな彼に神は何故に力を貸すのか?そのあたりは腑に落ちませんでしたね。

 ニール・バーガー監督

解説(goo映画より)

アラン・グリン原作の小説『ブレイン・ドラッグ』を映画化。人間の脳の限界を超えることができる新薬を巡る陰謀を描くサスペンス・スリラー。出演は、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のブラッドリー・クーパー、「ストーン」のロバート・デ・ニーロ。監督は、「幻影師アイゼンハイム」のニール・バーカー。

 

 

 

  

公式ウェブサイト

 

 

 

 

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ステイ・フレンズ(2011)◎●FRIENDS WITH BENEFITS

2011-10-12 | 映画:シネコン

 S○Xしても友達。それが二人のハッピールール?

評価:+5点=65点

東宝シネマズ二条にて鑑賞。

本当にHして、友だち関係でいけるんでしょうか?う~んどう考えてもSF関係ってあり得ない気がするよ。

傷つかないために、お互いに体だけの関係で割り切ろうとする2人。そもそも出会った時から何となく良い雰囲気だし、友だち関係だけで済みそうもないなあという雰囲気だけど、、、、、。

ところで、ジェイミーを演じるミラ・クニス。可愛いというよりセクシーで。いまどきの女性、ドライでそれこそS○Xだけの関係でもOKって感じがします。ところがミラ自身、こういう関係にはかなり慎重なようです。一人の女性として、現実的に男友だちとS○Xすることは一歩間違えれば危険!と語っていました。とは言いながらもなかなかの演技で、楽しませてくれました。

おぉ~そうなんだ!おばさんの私としてはこのミラの意見に賛成で~す

さて相手役のジャスティンはどうなんでしょうね?

あらすじ(goo映画より)

ジェイミー(ミラ・クニス)は、ニューヨークを拠点に有能な人材のヘッドハンティングを仕事にしていた。彼女は、ロサンゼルスで活躍する敏腕アート・ディレクターのディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)をニューヨークに招待する。


ジェイミーの早口での会話がついていけません今どきの会話が理解出来ない。おばさんは困る。

その目的は、彼のヘッドハンティングだったが、会話を重ねるうちに自分たちの恋愛観が似ていることに気づく。2人ともあまりに多くの恋愛で失敗を重ねてきたため、諦めることに慣れ、恋愛そのものを楽しむことができなくなっていたのだ。ジェイミーの説得で転職を決めたディランは、ニューヨークで暮らすようになる。


急に周りの人たちが踊りだすこのシーン、ちょっとわざとらしいような。でも皆さん、上手く合わせて踊っていた♪

 
良い感じ                              このショットも 


この人も登場、ディランの同僚トミー役のウディ・ハレルソン。今回はそんなにインパクトなし。でもゲイだって。

たちまち仲の良い友達関係になる2人。お互いにまったく恋愛感情を持たずに。しかし、ある時ジェイミーがもらした“セックスしたいわ”という一言がきっかけで、2人の関係に変化が訪れる。


テレビドラマの恋愛物は何処となくチ―ブで古典的な雰囲気。これに触発されたのか?でもなさそう。

セッ○スはスポーツと一緒、テニスを楽しむように2人でセッ○スを楽しもうと提案するディラン。(スポーツ感覚?何それ・・・。いやあ私はスポーツ感覚でHなんて、許せないな!)古いと言われるかもしれませんが、Hは厳粛的なもんです。

そんな軽いノリで結局同意となり。。。。。

ジェイミーとディランは、恋愛なし、感情なし、甘い言葉厳禁を条件に、セックス・フレンドとして付き合うことにしたのだ。お互いの気持ちいい部分を言い合い、余計な感情を持ち込まず、純粋にセックスを楽しむ。しかし、関係を重ねるうちに、やがて2人の間に微妙な変化が生じてくる……。

何度かHをして気づいたジェイミーはこれが本当にしたいことではないと。。。。新たなデートを始めたいと思い始める。ディランにもうこういう関係は終わりにしょうと告げる。

う~ん彼女は本当の恋がしたいんでしょうね。


パトリシア・クラ―クソンがジェイミーのママ役で登場。いきなり2人のS○X中に訪ねてくる。パトリシア・クラ―クソンといえば、去年観た、「人生万歳!」で同じくヒロインのママ役だった。この人、出るたびに雰囲気が違って見える?今回はかなり若づくりですね。


公園でナンパを始め・・・・。

ディランは失敗。ジェレミーは成功。何と相手は独身で医師のパーカー。たちまち出来ちゃう。

5回デートを重ねて、関係を完成させたが、、、、。翌朝パーカーは勝手に出て行く。そしてジェイミーにこう告げる。これ以上のものは本当は探していたわけじゃないと。う~んこれって。

 怒り狂うジェイミー!パーカーに詰め寄り、関係の終わりを告げるのだった。だけどパーカー、そんなに良い男じゃないけどね。

上手く行きそうな気配だっただけに、また失恋とは またまた自信喪失状態

その後はジェイミーの心の痛手を少しでも助けたいと、ディランはカルフォリニアの実家に招待。

 パパ(リチャード・ジェンキンス)
姉のアニー、パパに対面。アルツハイマーの父はズボンを履かず。

そしてこの場所で2人は恋の感情が芽生えることに。今度は本当の恋、そしてデートかも。

ところがハッピーな状況は続かない。またディランの失言でおジャンと。また怒り狂うジェイミーなのでした。

とまあこんな風に上手く行きそうかと思ったら、また決裂。こうして2人のハッピーエンドまでこんな感じで続くのです。

波乱万丈の末2人は、、、、。やっぱりこれって王道なラブコメ?まあ紆余曲折があって2人が結ばれるというのが、パターンだし。結果より過程が大事なので、皆さん楽しんで下さい。

 
恋愛指南をしてくれるママもなかなかナイス

 
ディランの転職が原因で2人は再び対決            おぉ~ディランパパはNYへ・・・・。

何だ、かんだ言っても未練たっぷりのディラン、ジェイミーママを取りこんでの芝居が何ともチンケな気がしましたが。

解説(allcinemaより)

「ソーシャル・ネットワーク」のジャスティン・ティンバーレイクと「ブラック・スワン」のミラ・クニスの主演で贈るラブ・コメディ。気の合う友だち関係から、恋愛感情ナシのセックス・フレンドに進展した一組の男女が恋と友情の狭間で揺れ動くさまを、ニューヨークとロサンジェルスのカルチャー・ギャップ・ネタを織り交ぜユーモラスに綴る。共演はパトリシア・クラークソン、リチャード・ジェンキンス、ウディ・ハレルソン。監督はエマ・ストーン主演の「Easy A」で高い評価を受けたハリウッド期待の新鋭ウィル・グラック。

 恋人の喧嘩、犬も食わず。

メディア 映画
上映時間 109分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2011/10/01
ジャンル ロマンス/コメディ
映倫 PG12
S○Xしても友達。それが二人のハッピールール

どう考えてもやっぱりだめです。恋人ならいざ知らず、友だちなのに、S○X OKってのは・・・・。

オフィシャル・サイト
http://www.stay-friends.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.fwb-movie.com/ (英語)

 

 

 

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