邪悪な妖精マレフィセント―― なぜ彼女は“呪い”をかけたのか?
誰も知らない「眠れる森の美女」がいま目覚める――。
MOVIX京都にて鑑賞。ポイント特典にて1300円にて鑑賞できるのでこの作品を選びました。そういえば遠い昔、父に「眠れる森の美女」を観に連れて行ってもらった記憶があります。でも内容はほぼ覚えておらず・・・・。
ちなみに眠れる森の美女は1959年公開だったそうです→ 眠れる森の美女(1959)
今回はオリジナルの森の美女が主人公ではなく邪悪な妖精が主人公という設定で随分な話も違います。それにしてもアンジー、この役がぴったりハマっています。邪悪というキャッチコピーではありますが、どちらかといえば妖艶な魔女という風な感じですね。そんなに変わらないか(笑)
翼の折れたエンジェルというイメージもあるかな?そうマレフィセントは初め翼があったのだけど、恋人ステファンの心変わりから翼をもぎ取られてしまうという不運にみまわれるわけ。ステファンは悪い奴です。自分の出世のためにマレフィセントを踏み台にするわけだから超卑怯ですよね。ということでマレフィセントは本当は心優しい妖精なのです。
なんか女バットマンってイメージもするなあ。
あらすじ(allcinemaより)
とある王国で、待望のロイヤル・ベビー、オーロラ姫が誕生し、盛大なお祝いのパーティが開かれる。招待客が見守る中、3人の妖精たちがオーロラ姫に幸運の魔法をかけていく。ところが3人目が魔法を授けようとしたその時、“魔女”と恐れられる邪悪な妖精マレフィセントが現われ、“16歳の誕生日の日没までに、姫は永遠の眠りに落ちるだろう。そして、それを解くことができるのは真実の愛のキスだけ”と恐ろしい呪いをかけてしまう。やがてオーロラ姫は、呪いを恐れた王によって3人の妖精に託され、森の奥で身分を隠して育てられる。それでも美しく成長し、幸せな少女時代を送るオーロラ姫。そんな彼女の姿を、マレフィセントは秘かに、しかもなぜか温かな眼差しで見守っていた。なぜ彼女はオーロラ姫にあのような恐ろしい呪いをかけたのか。その謎を解く鍵は、マレフィセント自身の封印された過去にあったのだが…。
確かに魔法をかけたマレフィセントが悪いといえばそうなんだけど、こんな気持ちにさせたのは誰なの?そうあのステファンだ!!私利私欲で国王になった彼。それもマレフィセントを裏切って・・・・。
そんなわけでその恨みがステファンに。つまりステファンの子オーロラ姫にいったわけなのだ。ところがこの姫が何とも心の美しい娘。おおよそステファンとは大違い。
そりゃあマレフィセントも彼女と付き合っているうちに心動かされることになったのですよね。
幼い姫はマレフィセントを慕い、このひたむきな姿は私もマレフィセント同様、グッとくるわ。
そして美しく成長するオーロラ姫との交流が続き、次第に親子愛のような気持ちが芽生えるわけですね。
魔法をかけたマレフィセントはなんとか魔法を解こうとするのだけれど、、、、。一度かけた魔法はやはり真実の愛のキスがないと無理だということが判明。
そうなれば紡ぎ針のついた機械をなんとか処理しなければと安易に考えたステファン国王、国中の機械を集めて躍起になるのだが、、、、。そんな簡単なわけにはいかない。オーロラ姫は魔法の導きであっという間に紡ぎ針のところへと向かうのであります。
あぁ~危ない!!針を触るオーロラ姫は・・・・。
永遠の眠りにつくのでした。さてさて真実の愛のキスの力は誰のキスなのか?彼女を救う相手は出現するのでしょうか?
解説(allcinemaより)
主演にアンジェリーナ・ジョリーを迎え、ディズニー・アニメの名作「眠れる森の美女」をモチーフに、同作で悪役だった魔女マレフィセントの知られざる物語を実写で描き出す3Dダーク・ファンタジー大作。共演はエル・ファニング、シャールト・コプリー。監督は「アバター」と「アリス・イン・ワンダーランド」のプロダクションデザインで2度オスカーに輝き、これが監督デビューとなるロバート・ストロンバーグ。
分かりやすく普通に楽しめました。まあこんなのもありかなって。アンジーの魅力満載のお話でした。
それにしても絵になりますね。
メディア | 映画 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ディズニー) |
初公開年月 | 2014/07/05 |
ジャンル | ファンタジー/ドラマ |
映倫 | G |
マレフィセントのしもべ・ディアヴァル役にはあのサム・ライリーが登場。こういう作品にも出るんですね。
オフィシャル・サイト
http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/maleficent