映画鑑賞記録 2020年12月20日に観た映画
久しぶりにみなみ会館まで・・・。1995年の作品「スモーク」を鑑賞。このポスターの印象が強く今でも残っています。このシーンは主人公オーギーが親友のポールに話した遠い記憶の物語。お恥ずかしい事に一度観たのにすっかり忘れていました。
あらすじは少し長くなりますが、ウキペディアよりコピー
ブルックリンの街角で小さな煙草屋を営むオーギー・レンは、10年以上毎日同じ時刻の同じ場所で[1]写真を撮影していた。煙草屋の常連で、オーギーの親友でもあるポール・ベンジャミンは作家であるが数年前に銀行強盗の流れ弾で妻を亡くして以来、仕事が手につかず悩んでいた。閉店間際の店に駆け込んだベンジャミンは、見せてもらったオーギーの写真集から亡き妻のありし姿を見つけ号泣する。
ベンジャミンはボンヤリとして自動車に轢かれそうになったのを助けられ、ラシードと出会う。その怪しい少年に感謝し、ベンジャミンは彼を自分の家に泊めてやる。2晩泊まった後にラシードは家を出て行ったが、その数日後にラシードの叔母を名乗る女性が現れた。ラシードの本名はトーマス・コールといい、偽名を使って各地を転々としていたのだ。
その頃トーマスは生き別れた父親のサイラスに会いに、サイラスが営む小さなガレージを訪れた。トーマスはサイラスのガレージのスケッチをしているが、追い払われても退かず、そこでトーマスは以前世話になったポールの名前を偽名として用い、無理やり雇わせる。後日、トーマスはポールの元を再訪。ポールは先日トーマスの叔母が自分の元を訪れた経緯を述べ、本名を問い詰める。トーマスを追うギャングに押し入られベンジャミンはトーマスのやばさを知る。
ルビーは戦争中、オーギーを裏切り他の男と結婚したが、娘がピンチだと金の工面に訪れる。ベンジャミンはトーマスの隠した6000ドルを自宅で見つけるが、その金はトーマスがタバコ屋のバイトでドジしたぶんに当てられ、さらにルビーに渡される。トーマスはサイラスに本当の名を名乗り、息子であることを伝えるが、混乱から乱闘になる。
そしてオーギーは作家に昼食をとりながら過去にあったクリスマスの話をする。昔、万引き犯を追いかけるが逃げられ、落としていった財布には写真だけがあった。家を訪ねるとそこには盲目のおばあさんが一人で住んでいて、自分のことを孫だと思い込んだ。だから話をあわせて一緒にクリスマスを過ごしてきたという。それにベンジャミンは「本当にいいことをしたな。人を幸せにした。生きていることの価値だ」と言う。オーギーはその言葉に心から満足する。
ベンジャミンはその話の原稿を書き始める。
エンディング。歌が流れ、キャストのクレジットが始まり白黒画面。回想でその話が演じられる。おばあさんは声を聞いてすぐに別人だと分かっていた。オーギーがタバコ屋の前で撮影しているカメラ(キヤノン AE-1)はそのとき去り際に盗んだものだった。
何気ない人間ドラマですが、なんか良いですよね。懐かしい俳優陣の姿をみるだけでも心がほっとする。今も皆さん健在だと分かりました。
映画『スモーク(デジタルリマスター版)』予告編