銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

岸中延年 木版コラグラフ展へ・・・・。

2012-02-23 | 銅版画関連

 

初日に先生の展覧会へ・・・・。京阪電車中之島線で大江橋駅下車。堂島川を超えて梅新南の交差点を右に少し行くとレトロな建物大江ビルがあります。その1階に番画廊はあります。

中に入ると昔懐かしいタバコ屋さんのお店がありました。

 番画廊はその右奥に→

さてお邪魔します。

 
おぉ~凄いです。ベニヤ板の上に厚紙で切り取った人形を沢山張っておられるとのこと。それにしてもその数はかなりのもの。

    
人形は先生一人で切りぬくのは大変だったそうで、、、、。学生さんたちに手伝ってもらわれたそうです。

1m60cm×1m20cmの作品は4枚を繋ぎ合わせたそうです。刷る作業に画面を繋ぎ合わせる。本当に至難の業ですね。

細かく説明して頂いたのですが、なかなか覚えられません(汗)また同じ事を聞いてしまいそうです。

今週の25日(土)までされています。興味のある方、是非!!

 

 

 

 

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岸中延年 木版コラグラフ展

2012-02-16 | 銅版画関連

 ←クリックすると大きくなります。

展覧会のお知らせです。

私が日頃版画制作でお世話になっている、岸中延年先生の個展が大阪・北区西天満の番画廊で20日より1週間開催されることになりました。

先生は木板によるコラグラフという技法で作品を版画を作られています。上記の作品は1m60cm×1m20cmという大きな作品です。
この他にも大小様々な作品を作られたそうです。

きっと見ごたえのある展覧会だと思います。お近くの方でご興味のある方がありましたら、是非覗いて頂けたらと嬉しいです。

尚、先生は水曜日以外は在廊されているようです。

日時:2012年2月20日(月)~25日(土) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)

番画廊 ←画廊のHPです。詳細はこちらから!

 

 

 

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31e MINI PRINT INTERNACIONAL DE CADAQUES 2011

2012-02-11 | 銅版画関連

 ADGIミニプリント展 →ここから展覧会のサイトへ!

久しぶりに版画についての記事をアップすることに・・・・。

毎年スペイン カダゲスという地で行われるミニプリント展にエントリーしています。今回は世界あちらこちらから693人もの方がエントリーされました。この中から6名の方が優秀賞ということで選ばれ、今年の夏にスペインで開催されるミニプリント2012で個展をされるというものです。

凄い確率ですよね。何とこの中に日本の方が2名選ばれておられます。日本の版画家は本当に凄いなあと思います。100人中1名ですから大学受験以上に難関だという事です。

作品はいくつかの展覧会場にて販売もされます。私も4作品出展しまして、その中の2作品が売れました。まあそんなお高いものではありませんが、、、、。何処かの国の方が購入して頂けただけでも感謝です。

僭越ながら、その2作品をここで紹介させて頂きます。

  
Flower1 10cm×10cm          Flower2 10cm×10cm

技法はディープエッチングという深く腐食する方法やアクアチントという松脂を用いた技法等を使っています。

いよいよ2012年のエントリーが始まりました。今回はカラ―の作品出品を考えています。なかなか厳しい作品展なので、6名には入れませんが、、、、。今年も継続ということで頑張って挑戦して行きたいと思います。

 

 

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駒井哲郎 版にみる夢と現実  伊丹市立美術館

2011-12-08 | 銅版画関連

昨日、兵庫県伊丹市まで上記の展覧会を鑑賞して来ました。同じ教室で版画をされているNさんから教えて頂き、、、、。

これは是非行かなければと思い、早速足を運びました。作品展は第一部と第二部に分かれており、すでに第一部は終了していました。しまった!でも後半だけでも鑑賞することが出来て助かりました。Nさんに感謝です

随分前にこの美術館には訪れたことがあるのですが、すっかり行き方を忘れていて 阪急神戸線だということを車掌さんから教えてもらい、、、、。こんなに遠かったんだと実感(笑)

さて駒井哲郎さんという銅版画作家。もちろん有名な方なので、名前と少し作品は知っていたのですが。詳しい経歴や活動はほぼ皆無でした。

こんなにたくさんの作品を製作されていたことも知りませんでした。残念なことに56歳という若さでお亡くなりになりましたが、16歳くらいから亡くなる直前までに約500点もの作品を作られたそうです。いやあそれには驚きでした。

図録は2500円でかなり立派なものでしたが、重いもんで、結局購入は諦めました。少し葉書を購入しましたので、紹介したいと思います。

 

   
孤独な島 1948年         束の間の幻影  1951年

                
クラブのA 1958年                   La Maison Jauue(黄色い家) 1960年

 向かい合う魚 1965年

詩画集「人それを呼んで反歌という」 1965年

            
時間の玩具 1970年              R夫人像 1970年頃

戦後の日本の銅版画の先駆者として表現の可能性を切り開き、後進を育て、日本に銅版画という藝術を定着させた駒井哲郎の独創性豊かな作品はまさに夢と現実が交差しているように感じます。

本展は駒井を敬愛し、作品を蒐集し続けている資生堂名誉会長・福原義春氏のコレクション、500点だそうで、こんな膨大な作品展はそうそうお目にかかれないものでしょうね。

全作品を2部に分けての紹介という見ごたえのあるものです。

作品はエッチング、メゾチント、アクアチント、モノタイプ、ドライポイント、リトグラフと様々な技法で製作。私が今挑戦しているディ―プ・エッチングに一版多色摺りもありました。

まさに銅版画が一般に知られていない時期から自ら調べてここまで確立されたという凄さには驚き、尊敬します。本当の銅版画作家なんだと思いました。

是非興味のある方、銅版画をされている方、必見です!少々遠いですが、出かけてみてはどうでしょうか?

 

伊丹市立美術館HP

 

また駒井哲郎の足跡が、「ときの忘れもの」というギャラリーで紹介されています。

 

※この後は、京都に帰って「ブル―・バレンタイン」を鑑賞しました。レビューは次回

 

 

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銅版画工房のカレンダー展2012 カフェ シェ・ドーヴル 大阪市西区阿波座にて

2011-12-05 | 銅版画関連

 昨日から大阪、阿波座にあるカフェ シェ・ドーヴルにて銅版画工房ののカレンダー展2012が始まりました!

昨日は16:00からオープニングパーティがあり、多くの方で賑わいました。ワインやビール、おつまみ等、オーナーの手作り料理も並び盛大に行われました。

オープニングパーティの様子

  

                                                   

 
先生から技法について説明を聞いたり。。。。。

 

                                                                       

                                            ENNEN FACTORYの作品を紹介

                                             
                                                  岸中延年先生の作品

  
 N・Iさん作                M・Sさん作              Y・Nさん作

  
A・Kさん作               K・Mさん作                S・Nさん作


A・Y作(私です)

 皆さん、凄い!!力作ぞろいで、、、、、。わああ~~!自分の作品がお粗末に見える

4つの銅版画工房の紹介も下記のように展示されています。

        
ENNENFACTORY kyoto      紅梅町版画工房osaka      版画工房・山路  osaka 

                          
            北山銅版画室    kyoto

 下記からはカレンダー展出品作品全てが見ることができますので・・・・。是非ご覧下さい

 

 

 

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銅版画工房のカレンダー展2012

2011-11-26 | 銅版画関連

         開催日時: 2011年12月4日(日)~17日(土)
                     月~土:12:00~23:00 日曜日:休み
                ※4日(日)は13:00~19:00まで オープニングパーティ 16:00~
                          最終日(17日)は17:00まで

 

今年もカレンダー展あります。場所は昨年同様、大阪の阿波座にあるカフェ シェ・ドゥーヴにて。

4つの工房から42名の方の作品が展示されます。もちろんカレンダーですので、気にいったカレンダーがあれば購入可能です。

昨年は出品しませんでしたが、今年は私も参加することになりました。展覧会の様子はまた記事をアップしたいと思っています。

一年の締めくくりはカレンダー展となりました。来年も良い年になるように

おいで頂いたら素敵なカレンダーに巡り会えるかもしれません。お部屋に飾ってみては如何でしょうか?

昨年の展覧会会場風景


奥がギャラリーです。                       お洒落なカフェでも・・・・。

 

お近くの方、お茶飲みがてら、是非お立ち寄り下さいませ!

 シェ・ドゥーヴル

 

 

 

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ENNEN FACTORY 版画展、終了しました!

2011-04-17 | 銅版画関連

      

     

御来場、ありがとうございました!本日、17:00に版画展終了しました。岸中先生他10名のメンバーがそれぞれ2点~5点の作品を出品しました。

力作ぞろいでしたね、、、、。20代から60代と年代もさまざまです。皆さん思い思いに作品作りをされています。

次回は2年後に、この場所で再び、ENNEN FACTORY版画展を開催予定です。またそれに向けて頑張ります。
見れなかった方、次回は是非お越し下さい!

 

ブロガー仲間のcochiさん、そしてはるばる大阪からBCさんが観に来て下さいました!お2人に感謝です。

 

 下記の作品が私の作品です。 ディープエッチング、ソフトグランドエッチングという技法を使い、一版多色という方法で仕上げています。

 

                   

皆さんの作品も載せたいのですが、、、、。皆さんにお断りしておりませんので、私の作品のみですが(笑)

 

 会場風景

 

さて明日から元の生活に戻ります。映画鑑賞も始まります。

 

ガリバー旅行記を観なくては、、、、、。ではまた

                              

 

 

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生誕100年 南 桂子展

2011-04-08 | 銅版画関連

  銅版画ーー静寂の線がつくる世界

大好きな版画家の一人、南 桂子さん。彼女はあの有名なメゾチント作家、浜口陽三のパートナーです。そして彼女もこんなに素敵な作品をたくさん残しています。

久々に銅版画についての記事アップです!

京都駅ビル7階の美術館「えき」KYOTOでただ今開催中です。2回目の鑑賞に行って来ました。図録も購入しました。

南 桂子:プロフィール

版画家・南桂子(1911-2004)は、富山県射水郡下関中川(現在の高岡市中川)に生まれ、高等女学校時代から詩作や絵画制作に興味を持っている少女でした。戦後になり東京に出て童話や油絵を学び、後の夫となる浜口陽三と知り合い、銅版画を始めます。1954年、ともにフランスのパリに渡り、その後も長い年月をお互いに支えあいながら銅版画の制作を続けます。1982年、長年過ごしたパリから温暖な気候をもとめてアメリカのサンフランシスコに移り、1996年に帰国するまで、およそ40年余りを海外で生活し、制作を続けました。その間に生み出された銅版画には、ひとつひとつに清澄な詩情が満ちあふれ、見るものをその世界に引き込こんでいきます。本展では、少女や木や鳥をモチーフとした淡く繊細な表現による独自の深い魅力を紹介し、日本でも高い人気を博している版画家・南桂子を浮き彫りにしていきます。

購入したポストカードです。年代は1955年~1979年の作品。フランス時代のものばかりです。(クリックすると大きくなります!)

 「花の籠」 1955年 400×291mm
エッチング

 「魚と落葉」 1960年 388×282mm
エッチング・サンドペーパー

 

 「細い木」1960年 392×283mm
エッチング・ドライポイント、スピットバイト

 

 「キツツキ」1965年 341×282mm
エッチング、ソフトグランドエッチング

 

   「テーブルと2人の少女」 1965年 282×360mm
  エッチング

 

 

  「春」 1971年 284×365mm
エッチング、サンドペーパー

 

 「紫色のシャト―」1977年 362×287mm
エッチング、サンドペーパー

 

 「2人の少女と蝶」1979年 320×283mm
エッチング

こんな素敵な作品を作れるといいですね。なかなかそう簡単には行きませんが、、、、。南 桂子さんのような素敵な世界が描けると良いなあと思います。ぼちぼち頑張る事にします。

この後、富山の高岡市(彼女の故郷)で開催されるそうです。お近くの方、是非足を運んで下さいませ。

 

ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション ←東京にある浜口陽三の美術館

 

 

 

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ENNEN FACTORY 版画展開催のお知らせ♪

2011-04-03 | 銅版画関連

今晩は☆彡

版画展のお知らせです! 

開催日時:2011年4月12日(火)~4月17日(日) 12:00~19:00(最終日は17:00まで)  

 場 所:カフェギャラリーヒルゲート2F

私も出品しています!今回は11名が出品します。色々な作品が見れますので興味のある方、是非お立ち寄り下さい。


カフェギャラリーですので、コーヒー等も頂けます。お茶を飲みながら作品鑑賞もOKですよ。

お気軽にお越しくださいませ。

 

 ギャラリーヒルゲート HP ←詳細はこちらをご覧下さい

 

追記:今回の展覧会は、私がお世話になっている版画工房主催の展覧会です。

版画に興味のある方、やりたい方是非下記のHPをご覧下さい!

 

 ENNEN FACTORY  岸中延年先生のサイト

 

 

 

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銅版画工房のカレンダー展2011

2010-12-14 | 銅版画関連

大阪西区阿波座のカフェ、シェ・ドゥーヴルにてただ今4つの版画工房による2011年のカレンダー展が開催されています。
私の通っているENNEN FACTORYも参加しています。但し私は参加していませんが、、、。

早速大阪まで観に行って来ました。

地下鉄四ツ橋線の本町駅近くにあるお洒落なカフェ、ここはギャラリーもあります。本町まではスムーズに行けましたが、この場所をなかなか見つけられず、、、、。実は近くまで行っているのに気付かず(汗)
ぐるぐる周りをまわっていました(笑)

何とかたどり着きました(フゥ~)意外にもこじんまりとしたところです。奥がギャラリーですね。

総勢48名の出展、壁面一杯にカレンダー作品が並んでいました。皆さん力作ばかりです。

 
私が行った時は、3人のお客さんがおられました。

周辺はとても静かなところです。オフィス街なのでしょうか。

カラフルな作品から落ち着いた作品と色々です。
ゆっくりと鑑賞させてもらいました。

 

 


カフェの方で紅茶を頂きました。

お近くにお住まいの方、良かったらお茶がてら、覗いてみて下さい。

会期:2010年 12月12日(日)~25日(土)

時間:月~土 12:00~23:00 日曜:お休み

※ 23日(祝)はopen

シェ・ドゥーヴル

大阪市西区阿波座1-9-12 TEL:06-6533-0770

 

 

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