銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

アクロス・ザ・ユニバース ビートルズのメロディーに乗せて~~♪

2008-09-13 | 映画:シネコン

   

何故か?パンフレットの赤がでません(>_<)

 

9月8日、MOVX京都にて鑑賞。今週末で上映終了なので、急いで観て来ました。音楽劇です。ビートルズのがいいです。でも、私はビートルズ世代ではありません。ビートルズ解散後、彼らの存在を知りました。ちょうど小学校5年くらいだったと思います。友だちの自宅には、彼らのアルバムがありました。おませな女の子の同級生で、私の知らないことをたくさん知っていました。かすかな記憶では「アビーロード」というアルバムを聴かせてもらったような・・・・・?

何とこの作品を製作したのはジュリー・テイモアという女性の監督です。そしてまったくのオリジナルミュージカルだそうで、ビートルズの曲だけを使って創ろうという魅力的な発想で生まれた素敵な作品です。

 彼女がジュリー監督です。

ジュリー・テイモアブロード・ウェイ・ミュージカル「ライオンキング」の演出家が、舞台から映像へのチャレンジ

名曲に導かれた60年代の探求!

ラブソングから、政治的メッセージが込められた歌まで、音楽と映像は単に登場人物の日常を描くのではなく、世界で起きている色々な出来事の縮図も盛り込まれています。お話は過去のことだけど、現代に生きる人々が観ても新鮮で生き生きさを感じる映像である。監督自身もそうしたいと思って製作したとのこと。なるほど分かりますちょっと前の昔は若い人たちは大きな夢を持って、やいていたよね。どんなに困難なことでも前向きに頑張った現在の世の中はそういう志がちょっと薄れているかも・・・。そういう意味で、この作品はやはり観て欲しいと思います。

キャストもルシー役のエヴァン・レイチェルウッドがメジャー作品出演経験があるだけで、ほとんどのキャストは初めてらしい。あジュード役のジム・スタージェスは「ラスベガスをぶっぶせ!」に出ていましたね。ジムはオーディションで抜擢された。まあいいか!歌も皆さんお上手ジムはバンドをやっているそうで、やはり歌は得意なようです。エヴァンが歌が上手いというのは、知らない人が多いようです。

ストーリー

1960年代、イギリス・リバプール。そうか!ビートルズの故郷にあわせて舞台も同じですね。ジュード(ジム・スタージェス)は造船所で働く若者。父は米兵だったが、顔を見たことがない。そんな父を捜すため、アメリカへ渡ることに・・・・。そして向かった先はプリンストン大学、父はこの大学で管理人として働いていた。息子の存在を知った父は戸惑うその姿に失望そんなジュードに新たな出逢いが待っていた酔っ払ってドンチャン騒ぎの学生マックス(ジョー・アンダーソン)。ジュードはマックスと意気投合マックスはジュードを早速感謝祭のディナーに誘う。そしてマックスの妹ルーシー(エヴァン・レイチェル・ウッド)と運命的な出会い裕福な家庭に生まれながらも、進歩的な考えを持つルーシーに恋の予感を感じるジュード

自由を求めるマックスに誘われるまま、彼とともに、ニューヨークへと降り立ったジュード。二人は歌手のセディ(ディナ・ヒュークス)の住むグリニッジ・ビレッジのアパートに転がり込む。そこには、ギターリストのジョジョ、チアリーダーのブルーデンもルームメイトの仲間入りマックスはの運転手、ジュードはアーティストとしての道を探りながら新しい生活が始まった

ルーシーも兄を訪ねてやってきた。ルーシーはベトナム戦で恋人を亡くしたそんなルーシー、今度は兄マックスが召集されることに・・・・。そのことを伝えることが出来ず、ルーシーは悩むルーシーをやさしく慰めるジュード、二人の間で、恋が育ち始める。

同じ頃、ジョジョがセディのバンドに加わり、この二人の間にもロマンスが

そんな折、セディがレコードレーベルのマネージャーよりオファーされるそのマネージャーの誘いで、ドクター・ロバートのパーティへ・・・・。ドクターは何とドラッグカルチャーの先導者なのだ。仲間はクラブでトリップ体験、そしてさらにサイケデリックな彼のマジックに乗ってマジカル・ミステリー・ツアーへ

 

彼がドクター・ロバーツです。彼はU2のポノ、U2って凄いバンドですよねスペシャルゲストで登場。ワールドツアー中に参加したというのだから、彼もこの作品に力を注いだようです。

マジカル・ミステリー・ツアーの最終地は、ミスター・カイトの不思議なサーカス

いよいよマックスは徴兵されるときがやってきた兄を想うルーシーは、反戦運動に共鳴し、活動にのめり込んでいく

 

 

マックスが見た戦争の実態とは?

 

 

 

 

自由の女神を運ぶ兵士たち・・・・・。

そんなルーシーに違和感と不満を膨らませるジュードは、彼女の運動組織に乗り込み、感情爆発ルーシーはジュードの元を去る

一方セディは契約のことを悩んでいた。条件はジョジョたちバンドと別れることそのことを知ったジョジョは捨てるのか二人の間に亀裂が

コロンビア大学での反戦運動にルーシーが参加しているのを、ジュードは発見彼女を助けようと混乱に巻き込まれるそして逮捕不法滞在者と見なされたジュードはリバプールへ強制送還となります

バラバラになってしまった仲間たち、恋人たち、彼らが再びひとつになるのはいつのことなのか?

 

ネタばれ再び仲間は結集歌いますよ

 

  

右側の映像はエンディングで映し出されます。美しい映像と音楽がなかなか良い

 

SONG LISTの一部紹介

「Let・It・Be」 「All My Laving」、「Come Togerther」、「Hey Jude」、「Lucy In The Sky With Diamanda」 「Across The Universe」

 

公式サイト 

 

 

 

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9 Comments

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こんにちは! (kira)
2008-09-13 11:32:53
TB、有難うございました♪
青春時代を彩った数々のビートルズの歌に
反戦活動に、友情にラブストーリーと、サイケな色調の映像。
懐かしさの詰まった作品でした
ゲストキャストは勿論、メインキャストの歌の上手さにびっくりでした~
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こんにちは (rose_chocolat)
2008-09-13 11:52:22
いつもありがとうございます。

音楽が好きな私にとって、こういう映画を観ると本当にうれしくなってしまいます。
ストーリーと楽曲がマッチして、素敵な映画でしたね。
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こんにちは♪ (non)
2008-09-13 18:52:34
こんにちは♪ TB、コメントありがとうございました☆

ビートルズ大好きだし、ガッツリはまれました♪♪
役者さん、みんな歌上手だし。
ボノが出てきたのも驚きでしたね~
彼の演技が見れて、とても得した気分になれました☆
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ジュリー監督 (佐藤秀)
2008-09-13 19:37:26
いつもお世話様です。
ジュリー監督の写真気に入りました。コピペさせてもらっていいですか?
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写真ありがとうございます (佐藤秀)
2008-09-13 23:13:23
早速、追加でいただいた写真載せました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
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ビジュアルも魅力的でしたね (はなこ)
2008-09-14 00:27:57
TBありがとうございました。

銅版画をされている由。美術を愛する1人として、ビジュアル的にも楽しかったのではありませんか?私は美大で美術史を専攻し、今、美術館でボランティアとしてギャラリートークやワークショップを実施しているので、60年代当時のアートシーンを彷彿させる描写に興味を惹かれました。
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映像も・・・ (シャーロット)
2008-09-14 20:03:29
こんばんはー。
音楽映画ですけど、かなりビジュアル的にも惹かれる作品ですよね♪
すっごくファンキーで、、、でもナイーブで。
こんなミュージカル映画最高に好きです
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こんにちは♪ (ミチ)
2008-09-25 09:54:07
知っている歌ばかりなのに、いろんな人の歌声で聞いたらとても新鮮に感じました。
本当に名曲ばかりですよね。
シュールな映像もお気に入りです。
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TBありがとうございました。 (sakurai)
2008-10-28 08:15:51
mezzotintさんと同じくらいのときに解散を知って、小学生ながら悲しんでました。
ちょうど姉がそういう音楽を聴いてたんで、おませな小学生を演じてましたわ。
ジュリー・テイモアの映画はどれも外れがないです。
みな、魂がこもりにこもってる。
「フリーダ」も凄かったですが、あたし的には「タイタス」が、衝撃でした。
フリーダ・カーロは、映画でその人を知ったみたいなもんでしたが、描き方に力がある。
こっちも心して見なきゃ、という気持ちにさせられます。
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