銅版画制作の日々

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草木染め

2005-09-11 | その他

以前、仕事の関連で草木染めをやっていたことがあります。障害者施設での商品としての取り組みとしての一環でした。約2年間くらいの期間、色々な染めに挑戦しました。
その中でも一番難しい染めは紅花染めでした。一般的な草木染めは鍋で染料を煮出しするという方法ですが、この紅花はちょっと違います。水のままでするのですが、色素を抽出するのに、ちょっと工夫がいります。色素は赤色黄色と二種類あり、黄色はただの水のみで出せます。さて赤色はというとアルカリ性の水でないと抽出できないのです。アルカリ分のある液体は灰汁などがそうです。最近は化学的な薬品があるので、手軽にできます。写真は仕事で作った作品です。

 このTシャツはセイタカ泡立草で染めました。緑色を出すのもアルカリ性の
                   水でないと色が出ません。
 三枚のハンカチはたまねぎどんぐりなどで染めました
 左:たまねぎ染め(チタン)右どんぐり・たまねぎ染め(鉄)
 奥:たまねぎ染め(鉄)                         
 かっこのなかの鉄・チタンは媒染剤です。媒染剤によって色が変わります。         

 身近な草木で色々染める事できます。たまねぎ(茶色の外皮)・コーヒー豆紅茶の葉などなど・・・・ 
 ※全般に黄色・茶色という色素は植物には多くあるので、染めると黄色・茶色に染まります。
   

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