実に長いタイトルの映画である。連休の今日、この映画を観に、東寺のみなみ会館まで行って来た。トミ―・リ―・ジョ―ンズが監督・主演している。お話の舞台はアメリカのテキサス、メキシコから不法入国したメルキアデスはピ―ト(トミ―・リ―・ジョ―ンズ)の計らいで働き出す。その事がきっかけで、二人の友情が結ばれる。ある日ピ―トはメルキアデスから大事にしている写真を見せられる。メキシコに残して来た家族の写真だ。そして彼はピ―トにこう話す。「もし自分が死んだら、故郷メキシコの地に埋葬して欲しい」と…。メルキアデスはまもなく、銃に撃たれ殺される。ピ―トは犯人探しを始める。人生を変えた一発の銃弾!メルキアデスのとの約束を抱え、ピ―トは彼の故郷メキシコへ……。(途中省略)彼を撃ち殺した奴は?国境を超えようとするメキシコの不法入国者達…。現実にあるアメリカの現状を浮き彫りしている。3度の埋葬とは?一度目・・・犯人よる埋葬、二度目・・・警察の検死の後の埋葬、三度目・・・親友ピートによって、故郷メキシコでの埋葬である。メルキアデスの死体を、馬に乗せたピートは犯人マイクを連れて、メキシコへ・・・・。
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 約束は必ず守る
まずタイトルがいいですよね~。
長いけれども印象的でグッとひきつけられます。
どうして3度も埋葬したんだろう?って。
ピートの男気に惚れました~。
年をとってもこんなにいい役があるのですね!
先だっては、『Vフォー・ヴェンデッタ』でのご来訪を頂きありがとうございました!
私事ながら、G・W前辺りからバタバタしてしまい、こちらに中々遊びに来れず仕舞いで相済みませぬ。
さて、僕は、本作『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』は、4月28日の最終日最終回にようやく鑑賞出来ました。
僕に取っては、とても魅力的な映画時間をはらんだ映画でした!
視覚的な面からも、込められた内容面からも、とても濃密な122分だったと、今、思い起こしています。
また、あれこれのシーンを思い起こすたびに、少しずつ異なった趣き、煌きで僕の内に甦って来ます。
***
『キング・コング』で行き来が叶って以来、
僕も、mezzotintさんが形にされる「映画」でのエントリーはもとより、
銅版画を始めとしたさまざまなアート紹介のエントリーなどを楽しく拝読しています。
さて、大変ご報告が遅くなってしまいましたが(汗;)
G・W前、当方より、こちらのブログへのリンクを取らせて頂きましたのでご報告させてください。
改めまして、今後とも宜しくお願いいたします!!
タイミング良く(というか、悪くというか)、不法移民のストが実施されましたね。
マイクはアメリカの体制の象徴。
制服をはがされ、靴も取り上げられて、徹底的に贖罪させられる。
移民の皆さんに観賞していただきたい作品ですね。