銅版画制作の日々

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パラノーマル・アクティビティ(2007)PARANORMAL ACTIVITY

2010-02-01 | 映画:シネコン

 MOVX京都にて鑑賞。


こんなに多くの若者がシアターにやって来るのを見たのは初めてですわ。私の姪(中学2年)もこの作品に関心があるらしく、随分前から楽しみにしているようでした。見渡したところ、20代~30代の男女で、そのうち女性が半数以上占めていたような感じですね。
2009年秋、世界中を震撼させるニュースが駆け巡った。わずか15000$(約135万円)?他の記事では、11000$(約100万円)と記されているが。。。。どちらが本当なのかしらね。とにかく低予算なのは確か。


そして映画全編が監督の自宅で撮影され、7日間で完了した。さらに編集作業は監督が所有するパソコンを使って行われたそうだ。

ところが前半の頭、爆睡状態(汗)始まりからそんな事になってしまい。。。。
情けないことになりましただから最初の部分は覚えておりません。
眠気を克服して、仕切り直しまして、何とか鑑賞しました。
何やら怪しげな雰囲気はムンムンしますが。撮影開始から何日目の夜というカウントも入り、まさにドキュメンタリーぽく見えます。

調べたらやっぱり、モキュメンタリーの手法が使われているそうで。「フォースカインド」とちょっと似ています。

STORY(nifty映画より抜粋)

映画史に残る衝撃をあなたは目撃する・・・
平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。
しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。
少女の頃から不可思議なことが起き続けているケイティは、その原因は自分にあるのでは?と感じていた。
彼女の恋人であるミカは自分たちの家に起こっている“何か”をはっきりさせるため、生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。
テープが回り始め、ミカの執着が大きくなっていく一方で、ケイティは不安を募らせていた。
なぜならその“何か”は、ビデオカメラで撮影されることを嫌がっているような気がしたのだ。
ミカはケイティの忠告には耳を傾けず、自らの家と、自らが愛する女性を守るため、カメラを回し続けることを決断する。
真夜中、2人が眠りについた後、何が起きているのか・・・。
ビデオには衝撃の映像が映っていた。

本作が出来るまで

イスラエル生まれの監督、オーレン・ペリ(38)の、元々の職業はビデオゲームのプログラマー(90年代には本作の主人公の一人、ミカと同じデイトレーダーだった)。映画製作はずぶの素人だった彼が本作を撮ることになったきっかけは、06年にサンディエゴの自宅で、奇妙な物音を聞くようになったことだという。。「幽霊がいたとは言わないけど、論理的に説明できないなにかが起こっていたのは確かだ」。そこで彼はこう思いついたという。「僕の中のコンピューター・オタクな自分が、“じゃあ、ビデオカメラを設置して、そこでなにか恐ろしいことが起こっていたらどうなるだろうって囁いた興味深い映画ができるかもしれないって思ったんだ」。
ぺリは自腹をきり、15000ドルという製作費で、この作品を撮ることを決意。LAに飛び、経験の乏しい2人の無名俳優をキャスティングした。
最初に書いたように監督の自宅で撮影された本作、監督の指示に従い、二人の俳優は即興で演技をした。撮影クルーは誰もいなかった。ペリは、ホームビデオ・スタイルのスリラーを作りたかったので、主演俳優にカメラマンを兼任させたというわけだ。「凄くタイトなスケジュールだったよ」。ミカ役のミカ・スロートは語る。「僕らは毎晩、朝の3時とか4時まで撮影していたからね。毎日、夜明けごろ目を覚まし、撮影をして、昼寝をし、また撮影の繰り返しだった」。

2007年のスクリームフェスト・ホラー映画祭2008年スラムダンス映画祭などで上映された。これがきっかけでドリームワークスからオファーを受けることに。
ところが映画の配給権ではなく、スター映画としてリメイクするためのリメイク権を買いたかっただけだったそうで。これに対して監督は快く思わなかったようだ。
本作のプロデューサーに就任することになる元ミラマックス社の取締役、ジェイソン・ブルームが、ドリームワークスのこの350,000ドル(約3,200万円)のオファーを受け入れるべきだとペリを説得した。リメイクするのではなく、この映画を劇場公開するようスタジオを説得すると彼は誓ったらしい。

とにかく劇場公開にこぎつけた本作だが、エンディングに満足できないとあのスピルバーグが言ったため、パラマウントから受け取った再撮影費4,000ドルで、エンディングを撮り直した。

もう1つのエンディングがあった?!(nifty映画より抜粋)

『パラノーマル・アクティビティ』には、スピルバーグのアドバイスを受けて完成させた劇場版のもの以外に、2つ以上の異なるエンディングが存在するという。その中の一つが、既に全米でリリースされた本作のDVDとブルーレイに収録されているので、その内容をここで紹介。

ケイティが絶叫を上げているのを耳にし、ベッドを飛び出し階下に駆け下りていくミカ。すると、ケイティとミカの恐ろしい叫び声が聞こえてくる。何者かが階段を上ってくる足音が次第に大きくなり、誰かが寝室の扉の前に辿り着いたのがわかる(ここまでは劇場版と同じ)。暗闇の中に、ケイティの姿が映しだされる。手には包丁を握っており、シャツには血が付着している。部屋に入ってきた彼女は、扉を閉めてカメラに近づいてくる。固定カメラを見ながら、彼女は包丁で自分の喉を切り、血しぶきを上げながらその場に倒れる。THE END。

YouTubeにアップされたものの即座に消去された、オリジナル版のエンディングと思われる、もう一つのエンディングはこんな感じ。寝室に戻ってきた血まみれのケイティは、ベッドに寄りかかり、茫然自失としたまま数日を過ごす。電話をかけても誰も出ないのを不審に思った友人のアンバーが二人の家に駆け付け、ミカの死体を発見。アンバーの通報によりやってきた警察官が、2階で包丁を持ったケイティの姿を発見する。寝室の扉が突然閉まり、警官がケイティに向けて発砲、彼女を銃殺する。THE END。

エンディングがいくつか存在するというのもなかなか面白い話です。でもね何か大騒ぎするほど、そんなに恐怖を感じるような作品とは思わなかったのですが・・・・・。

確かにラストの叫び声や階段を昇って来るあの足音にちょっとドキドキしましたが。そこまで身の毛がよだつほどではないような感じ。むしろ観客の方の「きゃあ~!」という悲鳴のほうがびっくりしました。

メディア 映画
上映時間 86分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(プレシディオ)
初公開年月 2010/01/30
ジャンル ホラー
映倫 G
オフィシャル・サイト
http://www.paranormalactivity-movie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.paranormal-activity.jp/




 

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3 Comments

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結局… (KLY)
2010-02-01 01:29:18
緊張感の高め方は上手かったと思うんですけど、高めて高めて……タダの音とかが多すぎで…。冒頭10分で状況説明聞いたらラスト15分まで寝てても問題ないんじゃないです?(笑)
途中からはミカ?にイライラしっぱなしで怖いとかじゃなくなっちゃって…。自分の彼女があそこまで嫌がってるんだから、理屈捏ねてないで直ぐやめりゃいいのにって。ま、止めたら映画にならないから仕方ないんですが…。
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Unknown (佐藤秀)
2010-02-01 23:09:34
。ところが前半の頭、爆睡状態(汗)始まりからそんな事になってしまい。。。。

そりゃあ、出演している2人もほとんど寝てばっかりですから・・・。
返信する
TBありがとうございました (シムウナ)
2010-02-14 20:38:57
TB有難うございました。
アメリカで大ヒットした低予算映画として
期待大で観賞しました…固定カメラで
撮影された寝室が日を追うごとに変化していくのは
引き込まれました。最後の2~3分の無音状態が
すごく気になりました。
一番怖いのは予告編でした(笑)

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