1月25日、MOVX京都にて鑑賞。ダイニエル・クレイグがジェームス・ボンド扮しての主演2作目「007慰めの報酬」がやっと公開されました。何と、前作のエンディング直後からの始まる物語で・・・・いきなり凄いカーチェイス場面がしばらく続きます。ちょっと眠気があって、やばい!と思っていましたが。激しく繰り広げられる映像に、いつのまにか眠気は飛んでしまいました。
ところで、前作がどんな内容だったのか?覚えていない記事も書いているので見たのですが、内容の詳細はまったく書いておりませんでした。何と情けない話です。ちょうど2年経っているんですが、もう忘れているのか記憶力も落ちているようです。
まあそれはそれで良いとして(本当はよくないけどね)今回は必見です!あのマチュー・アマルリックさまが登場しているのです。役どころはボンドの敵なのですが・・・・。今やフランスを代表する映画スターのひとりが、このようなめちゃめちゃメジャーな作品に出演するのは、やっぱり珍しいのではないのか?と思うのですが。どうなんでしょうね。過去に「ミュンヘン」「マリー・アントワネット」にも出演していることはあるけれど。
それから、ボンドガールということで、これまたフランスつながりのオルガ・キュリレンコ。モデルとして、雑誌などで活躍後、2004年の「薬指の標本」で初主演を果たした綺麗な方です。この作品の彼女は怪しくて神秘的な女性って感じがしましたね。お話も怪しかったけど・・・・・。
出演者の顔ぶれもなかなかの豪華キャスト!そして今までの“007シリーズ”とは一味違うとなり、かなりハードアクションな内容もありのダニエル・ボンドの“新007シリーズ”往年のシリーズがお好きな方にはちょっと何で??と思われるものでしょう。
当初はダニエルがボンド役??意外な感じもしましたが・・・・。2作目に突入してダニエル・ボンドもそれなりにいいのでは?と思い始めたような私です。
前作「007カジノロワイヤル」の解説を少し・・・・・。
殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を取得するため、昇格最後の条件である2件の殺害を実行したジェームズ・ボンドは見事ダブル・オーの称号を得る。そして、犯罪組織の資金源を絶つという最初の任務に乗り出すのだった。まずはマダガスカルで爆弾所有の男を追い、そこから世界中のテロリストを資金面で支えるル・シッフルなる人物が一連の案件に深く関わっていると判明。続いてボンドは、バハマ、マイアミで武器売人と航空機爆破の阻止に奔走し、いよいよル・シッフルへ辿り着く。すると、ル・シッフルがモンテネグロの“カジノ・ロワイヤル”で大勝負に出ることが明らかとなり、ボンドは更なる陰謀を阻止せんと現地へ向かうのだった。しかし、そんな彼のもとには、財務省からお目付役として美女ヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)が送り込まれる。最初は彼女に対して懐疑的だったボンドだが、危険を共にする中で次第に心惹かれていく…。
過去4作にわたってジェームズ・ボンドを演じてきたピアース・ブロスナンに代わり、新たに抜擢されたダニエル・クレイグ扮する6代目ボンドが初登場するシリーズ通算21作目。イアン・フレミングによる原作シリーズの原点『カジノ・ロワイヤル』を、本家シリーズとしては初の映画化。“007”として初めての過酷なミッションに挑む若きジェームズ・ボンドの活躍と“運命の女”との切ない恋の行方を描く。監督は「007/ゴールデンアイ」「マスク・オブ・ゾロ」のマーティン・キャンベル。(allcinemaより)
“運命の女”の死ーーーーその背後に潜む、謎の「組織」
ヴェスパー
イタリア、シェナーーーヴェスパーを操っていた男ミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を確保したジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)はアストン・マーティンのトランクに彼を押し込み、上司M(ジュディ・デンチ)たちが待つMI 6の隠れ家へと向かった。ここに着くまで、ボンドは行く手を阻まれる。驚きのカーチェイスは繰り広げられるのだ。
これが、アストン・マーティンDBS、
ボンドカーです。ドアが壊れてもへっちゃら!のようですね。
さてさてボンドとMがミスター・ホワイトに尋問を始めると、ホワイトはこうほのめかす。背後にMI6でさえ把握していない巨大で危険な“組織”があるということを・・・。
突然消えたミスターホワイト。
そのとき、Mの警護担当ミッチェル(グレン・フォスター)がボンドたちに銃口を向けた!追跡の末にボンドはミッチェルを仕留めて戻った。ところが尋問室には、ホワイトの姿はなく・・・・・。ミッチェルの持っていた紙幣の番号から、ハイチの銀行に口座を持つスレイトという男も同じ組織と関係していることが判明する。
カミーューーーー登場!復讐に燃える美しき殺人者
場所は、ハイチ、ボルトーに移る。 デサリヌ・ホテルを訪ねるボンド。ここにスレレイトが滞在しているらしい。部屋を急襲したボンドは、フロントに預けられていたスレイトのアタッシュケースを入手。ホテルを出たところ、突然見知らぬ女に車に乗るように言われ、乗り込む。アタッシュケースを開けると、何とその女の写真と拳銃が入っているではないか!その瞬間ボンドは車から追い出された。スレイト、そしてその女をつけるため、バイクを盗み車の行方を追う。埠頭で降りた女を監視するボンド。女の名はカミーユ(オルガ・キュリレンコ)。ボリビアの元諜報員、幼い頃に独裁者メドラーノ将軍(ホアキン・コシオ)に家族を殺害されている。その復讐の機会を狙っている。その目的のため、彼女は慈善団体グリーン・プラネットのCEO、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)に接近、仲介してもらいようやくメトラー暗殺のチャンスを得る。ところが将軍は事件の鍵を握るため、その暗殺を阻止するボンド。良かったのかどうか?
カミーュ
メドラーノ将軍(左)の暗殺実行のため、カミーュはグリーンに仲介を頼むが。
ティエラ計画って?アメリカ、イギリス、そして全世界を巻き込む巨大な陰謀!
今度はオーストラリア、フレゲッツ。グリーンはCIA南米局長ビームを抱き込み、水面下で企てるボリビアの転覆計画を容認する取引を進めていた。での会談同席したビームの部下フィリックス・レイター(ジェフリー・ライト)はグリーンがビームに殺しを依頼した人物の写真を見て動揺。その標的は前作で協力しあったボンドだったのだ“トスカ”の舞台上演が行われている劇場で秘密会議が通信装置を使用しての秘密会談を探るボンド。彼らは世界の財政界の大物ばかりだったそこで、自国の特命大使の護衛を突き落としたボンドに激怒したMは、部下ノタナーにクレジットカードの利用停止をさせる。ボンドはそんなことにめげず、今度はイタリア、タラモーネへ出向きカジノ・ロワイヤルの一件で裏切り者だと疑ったマティス(ジャンカルロ・ジャンニーニ)の元を訪ね、協力を要請。今は潔白も立証され、隠居生活を送っているマティスは南米駐在経験があることから、ボリビアに同行することに。
せっかく隠居生活で幸せに暮らしていたのに・・・。マティスは殺されてしまいます。
天然資源の完全支配!ーーーそれは世界制覇の始まり
ボリビア、ラパス。空港に到着したボンドの前に、Mから指令を受けた駐在員フィールズが現れた。イギリスに戻れというMの指令だ。残念ながらイギリス行きのは翌朝までなく・・・・。ふたりは行動をともにする。マティスの旧友カルロス大佐の手配でグリーン・プラネット主催のパーティへ潜入する。そこでカミーュに再会。ふたりは会場を後にする。“ティエラ計画”を探るためボンドはカミューの案内で砂漠地帯を上空から探る。謎の組織の幹部はグリーン。彼はボリビア政権を転覆後に“組織”の息のかかったメドラーノ将軍に新政権を握らせ、国土に眠る“天然資源”を完全支配しようとしていた。
陰謀、裏切り、復讐ーーーーボンドとカミーュが手にする“慰めの報酬”とは・・・・?
外務大臣に呼び出されたMは、イギリス政府とグリーンの利害は相反さないという判断を伝えられる。Mは“組織”の危険性を訴えるが聞き入れられない。砂漠からホテルに戻ったボンドを待っていたのは、全身オイルまみれでベッドに横たわるフィールズの遺体と闇の拘束だった!隙をついて逃亡したボンドはフィリックスとコンタクトを取り、砂漠のホテルでグリーンがメドラーノ将軍にクーデター資金を手渡すという情報を得る。すべての決着をつけるべく、カミーュを連れてホテルへ急行するボンド。愛する人を失い、心に深い傷を負ったふたりの復讐の結末は?そしてふたりが手にする“慰めの報酬”とは?
フィールズ(ジェマ・アータートン)
オイルで真っ黒けでした。お気の毒な死
ドミニク・グリーン役のマチューです。
Mはボンドに手を焼いておられました。
ジュディ・デンチ
前作に引き続き登場フィリックス役
ジェフリー・ライト ボンドを助けます。
世界制覇にまで後一歩!グリーンの計画は上手く行くのか?
カミーュも頑張って復讐しました
グリーン対ボンドさて勝負の結末は
ダニエル・ボンド、タフですね。
今回、ダニエルとキュリレンコは、スタント・コーディネーターのゲーリー・パウエル率いるスタントチームの指導のもと、トレーニングを受けたそうです。ダニエルは前作の2倍のスタントをこなしたらしい。ほとんど自分でこなしたというのですから、やあ凄いですよね。今年41歳だそうです。
アクション超大作に初挑戦のマーク・フォースター監督。「君のためなら千回でも」の監督さんです。
マチューって小柄なんですね。
ということで今回の007シリーズ、 どちらかといえば、アクションに重点を置いた作品なのでしょうね。刺激好きな私には、良かったです。
※ところで今回も前作に続き、脚本はあのポール・ハギス氏が書いたそうです。最近では、トミー・リー・ジョーンズ主演の「告発のとき」の脚本・監督・製作・原案をしていますね。
007じゃなくて、ジェイソン・ボーンか!と思ってしまいましたよ。
なんか話も妙にこねくり回してて、ハギスの良さが出てなかったような気もしましたわ。
やっぱボンドの持ち味の軽妙さと男の色気が足りなかったと思います。
文中のM-16って、武器の名前か・・と悩んでしまいましたが、イギリスの情報部はMI6と言いますですよ。
油まみれの死にざまは、可愛そうでしたね・・。
アクションが盛りだくさんで私も刺激好きなのでかなり楽しめたんてずが、007シリーズとしては今ひとつなのでした、、、
次回はスパイものらしいお話に期待したいと思います。
先日のTBの件では失礼したしました~たまに相性が悪くなるようですが今後ともよろしくお願いします~☆
実は夜勤の仕事が終わった後、直で鑑賞しに行ったので自分もちょっと眠気を持った状態だったんですよね~。でも終始ド派手なアクションが良い目覚まし替わりになってくれた気もしますね(笑
でも定番自己紹介が無かったり秘密兵器も出てこない辺り、ダニエルボンドは往年のファンを喜ばせる内容ではなく、新しいボンドファンを確立する要素の1つなのではないかとも思いますね。自分もピアース・ブロスナンから本格的に観始めただけに、このダニエルボンドで一気に007の魅力にハマッてしまった1人かもしれません
私も眠気あってうとうとしかけたのですが、だんだん面白くなっていきましたから良かった・・(冷汗)
こちらの解説でまたいろいろ思い出しました。それなりに・・ですが、このボンドの活躍、次回も期待!です。