銅版画制作の日々

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SOMEWHERE(2010)

2011-04-04 | 映画:シネコン

 どうしてだろう、娘との時間が美しいのは。

MOVX京都にて鑑賞。ソフィア・コッポラ監督の待望の新作。

2010年のヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作だそうです。ということでかなり期待度高い作品でしたが、、、、。う~ん特に大きな展開があるわけではなく、意外に淡々と物語は進んで行くのでした。

主役を演じるのはスティーヴン・ドーフ、キャリアのある俳優さんですが、あまり知りませんでした(汗)なんでも監督とは友人だそうです。


役どころはハリウッドスター、ジョニー・マルコ。ロサンゼルスの高級ホテル“シャトー・マーモント”を住まいに、高級車を乗りまわし、酒と女に明け暮れる生活。 凄い話ですね。私たち庶民には想像出来ないセレブな生活。


このホテル、ハリウッドセレブが長期滞在した高級ホテルだそうです。ちなみに1泊¥38,689 - ¥81,786。わあ~~!凄いね。

でもスティーヴン・ドーフ、そんなに高級感に溢れたセレブには見えないけどね。そしてその娘クレオにはあのダコタちゃん妹エル・ファニングちゃん。ダコタちゃんよりややあっさりした感じです。

 なかなかキュート

ジョニーはモテモテなプレイボーイなんだけど、そんな素敵かな?次々と女性が近づいて来るというのもやはり彼が名声のあるスターだからなのか、、、、。


日光浴?ジョニーを挑発する女


部屋にポールダンサーを招き、彼女たちのダンスを楽しむジョニー。
遊ぶのも結構パワー入りそうですね。

 


映画作品発表では共演女優、ミッシェル・モナハンと。 でも何だか彼女には冷たくあしらわれていたな。

仕事やっているの?もちろんやってますよ!

 
特殊メイクのため、顔の型を取っています。そして出来あがったのはジョニーの老後の顔?

全体にゆっくりまったりとしたテンポです。こんな豪華な暮らしだったけど、彼には空虚感があった。実はクレオの母とは離婚していた。

ストーリー(goo映画より拝借)結末にふれていますので。未見の方は読まないで下さい。

ハリウッドの映画スター、ジョニー・マルコ(スティーヴ・ドーフ)は、ロサンゼルスのホテル“シャトー・マーモント”で暮らしている。フェラーリを乗り回し、パーティで酒と女に溺れる彼の日々は、表面的な華やかさとは裏腹に、孤独で空虚だった。そんなある日、彼の元を前妻レイラと同居する11歳の娘クレオ(エル・ファニング)が訪れる。夜までクレオを預かり、スケートリンクで優雅にターンするその姿に拍手を送るジョニー。クレオを家へ送り届けると、乱痴気騒ぎに明け暮れるいつもの毎日が彼を待ち受けていた。新作の取材対応や特殊メイクの型取りなど、俳優としての仕事をこなすものの、どこか落ち着かない。隣室の女と情事を済ませて部屋を出ると、そこには再びクレオが荷物を抱えて立っていた。レイラが家を空けるため、しばらくジョニーのもとで暮らさなければならないという。ジョニーの友人サミー(クリス・ポンティアス)を交え、ゲームに熱中する3人。数日後、授賞式に参加するため、クレオを伴ってイタリアを訪れるジョニー。だがクレオが寝た隙に、ジョニーは部屋に女を招き入れ、翌日の朝食は3人が顔を揃えることに。盛大な授賞式に参加したものの、ジョニーとクレオは疲れ果てて逃げ帰ってゆく。シャトーで過ごす穏やかな2人の時間。ジョニーの肩にもたれ、うたた寝するクレオ。ジョニーが寝ている間に朝食の支度をするクレオ。そして、他愛のない会話。それは、本来なら父と娘が触れ合うごく普通の風景だった。やがて訪れる別れの日。悲しんで泣くクレオを抱き寄せるジョニー。別れ際、一緒にいられないことをクレオに謝罪する。一人きりで部屋に帰ると、たまらずレイラに泣きながら電話する。しかし……。ジョニーはホテルをチェックアウトして、フェラーリをどこかへ走らせて行く。そして彼はフェラーリを捨て、もう一度歩き始められる場所に辿り着くのだった・・・。

前妻から、クレオを預かって欲しいと、、、、。ということでクレオはジョニーの元へ。

楽しい娘とのひと時が始まる。

 
水の中で2人は楽しむ。

一緒にイタリアへ、、、、。


イタリアでもジョニーは人気沸騰!地元テレビ取材も。

キャンプのため、クレオを送ることに。。。。。

ソフィア自身の体験を基にした話したような。一見豪華で申し分のない世界で育った彼女だが、親の都合であちらこちらへ移動しなければならなかったことを振り返ったのかもしれない。

 
                                                                           ソフィア・コッポラ監督(中央)

解説(goo映画より)

「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラが、空虚な日々を送るハリウッドスターと、別れた妻と暮らす娘とのひと時の交流を優しい眼差しで描いたドラマ。出演は「パブリック・エネミーズ」のスティーヴン・ドーフ、「SUPER8/スーパーエイト」のエル・ファニング。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。

カメオ出演であのベニチオ・デルトロが登場していました。エレベーターの中の帽子を被った男性。

オフィシャル・サイト
http://focusfeatures.com/somewhere (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.somewhere-movie.jp/
メディア 映画
上映時間 98分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東北新社)
初公開年月 2011/04/02
ジャンル ドラマ
映倫 G
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8 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KLY)
2011-04-04 20:15:28
前半は正直退屈でした。如何せん冗長的過ぎて…。でもあの水の中の2人を観ているだけでなんだか満足しちゃったかも。
私は子供はいませんが、娘がいてこんな風に楽しいひと時を過ごせたらどれだけ幸せだろうって思うんですよね。^^;
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ソフィア映画。 (BC)
2011-04-04 21:47:31
mezzotintさん、こんばんは。

今までのソフィア映画と比べると精彩を欠いていましたね・・・。

主演俳優さんが地味すぎてハリウッドスターの華がないので
スターと娘という設定にリアリティがなかったのも残念でした・・・。
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BCさん☆ (mezzotint)
2011-04-05 00:02:22
今晩は☆彡
期待していたんですけどね。
最後まで淡々とした感じで終わっちゃい
ましたね。もう少しめりはり欲しいように
思いますが、、、。

スティーヴン・ドーフ、かなり地味目ですね。
もう少し華があると良いのにね。
返信する
地味な… (オリーブリー)
2011-04-08 18:01:31
例えば、キアヌなんて、普段はめちゃくちゃ酷い格好で有名ですけど、それでも、あっ、キアヌだわ!と何かしらあると思うんですが(笑)
こちらのジョニーさん、あまりオーラがなかったような…。
まあ、物語も淡々とした空虚感だからなのでしょうけどね~正直、エルちゃん以外は、つまんなかったです。
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オリ―ブリーさん☆★ (mezzotint)
2011-04-08 22:21:10
今晩は☆彡
そう主役のスティーヴンさん、ちょいと
華が無さ過ぎですね(笑)
監督は彼をイメージして作ったらしいですが。
その上淡々としているもんで、、、、。

エルちゃんは可愛いですが。
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Unknown (cochi)
2011-04-23 23:13:36
セレブがセレブの物語を撮ると、みなさんたぶんこんなんになるのでしょう。オフタイムの日常ですから、つまらいけど、でも羨ましいくらいのセレブの日常でした。でもこれでは、やはり「これでいいのか」と普通は目覚めますね。

妻の電話での一言が強烈でした。
「ボランテァでもしたら」セレブの仕事は「ボランティア」です。
返信する
TB有難うございました (シムウナ)
2011-04-24 17:29:24
何不住なくみたされているようで
心が満たされない空虚な毎日。
気付いたとき、人生を振り返り
後悔の念にとらわれてしまう。
観ている自分にも痛烈に訴えかけられた
ような作品で胸が痛いです(笑)
返信する
はああ? (sakurai)
2011-06-17 08:40:57
>1泊¥38,689 - ¥81,786。
はいはい、あんたがたとは違うんです!
って言われたみたいですよね。
なんだか腹立ってきて、いまだにムカついてます。
「マリー・アントワネット」で、もうソフィアの映画はいいや・・と思ったのですが、今回で、見切りをつけようかなと思いましたです。
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