人生なんて 意外に小さな勇気でかわるもの
京都シネマにて鑑賞。「小さな村の小さなダンサー」の後、続きに鑑賞したのですが、途中不覚にも睡魔、、、、(汗)
面白くなかったわけではありませんが・・・。そもそもサッカーにはそんなに興味がないのもあり。正直前半はちょっと退屈でした。すみません!
もちろんエリック・カントナというサッカー選手がどれだけ有名な選手だというのも、この映画を観たことで初めて知りました(笑)
ケン・ロ―チの作品は嫌いではないので、やはり気になるもので観ました。
そしてエリック・カントナが本人役で登場なんですね。私はてっきりそっくりさんだと思っていました。すでに引退されているようで、何と現在は俳優として活躍しているそうです。
さて主人公エリック・ビショップ。何だか冴えない表情。それもそのはず、ニ度も離婚しています。その上二度目の妻の連れ子2人の面倒みているんです。またその子どもたちが問題児ときている。
一生懸命面倒みているのに、最悪です。
そんなある日、エリックは交通事故を起こす。幸い怪我もなく一時的に病院で入院するものの、翌日は帰宅できた。
自宅ではこどもたちが好き放題!
ライアンはエリックの知らないところで怪しい奴らと付き合いをしている。
冴えない表情になるのは当たり前です。郵便局の同僚たちはエリックを励ましますが、効果はないようです。
そんなエリック、未だに最初の妻リリーのことを愛していた。彼女との間にはサムという娘がいる。サムは若いのに何故か子どもがいる。子育てをしながら大学に通っていた。
サムの子どもを一時預かるという状況となり、必然的にリリーと再会しなければならなくなります。
物影からリリーの美しい姿を見るエリック。
この姿に動揺するエリックでした。
若かりし姿のエリックが回想で映し出されます。結構イケメンでしたね。今のエリックは生活に疲れた感じで、まるで面影はないです。
憂鬱な気持ちを、エリック・カントナのポスターに向かって語りかけていたら、本物のエリック・カントナが現れた!
前半はあまり展開がないせいか、ちょっとうつらうつらしてしまいました。ところが後半からちょっと変化します。
同僚たちは個性的でなかなか良かった!
馬鹿にされていたエリックですが、カントナの励ましで、だんだん頼もしく変身して行く。。。。。
同僚たちには、カントナの姿は見えません。一人で叫んでいるビショップの姿のみ。何じゃあれ!って思うよね。
息子ライアンの危機に立ち向かうほどに変身するビショップでありました。それこそやるなら皆でやりましょう~!妙な正義感のようにも思いますが・・・・。
サッカー応援に行くのかと思ったら、、、、?違いましたわ。
真ん中の同僚の方がとても面白かったです。
ストーリー(Movie Walker) より拝借
エリック・ビショップ(スティーヴ・エヴェッツ)はマンチェスターの郵便配達員。7年前に出て行った2度目の妻の連れ子、10代のライアン(ジェラード・キーンズ)、ジェス(ステファン・ガンブ)との3人暮らし。人生失敗続きで、特にこのところ元気をなくしていた。そんなある日、彼は交通事故を起こしてしまう。翌日、病院から帰宅するが、家では子供たちが好き放題。落ち込むエリックには、郵便局の仲間たちの励ましも効果ない。その夜、彼は自室でサッカーのスーパースター、エリック・カントナのポスターに向かって話しかける。“俺の憂鬱の理由がわかるか?一生後悔するような失敗をしたことは?”……すると背後から、“君はどうだ?”と尋ねる声が。振り向くと、そこに立っていたのはカントナ(エリック・カントナ)本人だった。エリックの憂鬱の理由は最初の妻リリー(ステファニー・ビショップ)。30年前に恋に落ち、娘のサム(ルーシー・ジョー・ハドソン)が生まれたが、すぐに別れて以来、会わずにいた。今になって、子育てしながら大学に通うサムのために孫娘デイジー(コール&ディラン・ウィリアムズ)を預かることになり、リリーと再会。ところが、以前と変わらぬ美しい姿を目にしたエリックは、彼女に会うことができず、動揺して事故を起こしたのだ。自信喪失のエリックにカントナは“髭を剃って会いに行け”とアドバイス。その忠告のお陰で、ようやくリリーに話しかけることができた。カントナの励ましと助言に従い、少しずつリリーとの距離を縮めていくエリック。2人の間には温かい気持ちが通うようになり、遂にリリー、サム、デイジーを食事に招待する。だが、その一方で新たな厄介事が。ライアンが、ギャングから預かった拳銃を家の中に隠し持っていたのだ。エリックは家族と愛するリリーを守るために、カントナの励ましに背中を押され、仲間たちと共に一世一代の賭けに出る。
解説(allcinemaより拝借)
大のサッカー好きという社会派の名匠ケン・ローチ監督が、かつて名門マンチェスター・ユナイテッドでエースとして君臨した元フランス代表のスーパースター、エリック・カントナとの異色のコラボで贈る、心温まる人生一発逆転コメディ。なにもかも上手くいかず、どん底で苦しむ中年男が、突然現われた憧れのヒーロー、カントナのアドバイスに勇気を得て難局を乗り越えていく姿を仲間たちとの熱い絆を軸に描く。
少々地味ですが、、、。後半の展開に楽しめたので良かったかな。製作総指揮には、エリック・カントナも参加しているそうです。
メディア | 映画 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | イギリス/フランス/イタリア/ベルギー/スペイン |
公開情報 | 劇場公開(マジックアワー=IMJエンタテインメント) |
初公開年月 | 2010/12/25 |
ジャンル | コメディ/ドラマ/スポーツ |
映倫 | PG12 |
友達と言っても単なる友達じゃなくて、サポーターとしてつながっているってのが実にいい!サッカー好きには堪らない作品です^^
でも、「パスが一番だ・・」の言葉とか、「仲間だ!」みたいなのが、もうぐぐぐっと、キマしたよ。
つぼでしたね。