8月7日、京都みなみ会館にて鑑賞。7月31日より、7回限定上映ということで、早速観に行ってきました。
“イタリアの”と呼ばれ、「マレーナ」 「マトリックス」シリーズ、「ブラザーズ・グリム」等で世界的な活躍を続けるモニカ・ベルッチが最新作「ストーン・カウンシル」で演じるのは秘密結社の魔手から子どもを守るため、なシングルマザーのローラ。従来の妖艶なイメージを一新し、全編ほとんどノーメイクで激しいアクションに挑み、新たな魅力を発揮している一方、ミステリアスな心理学者シビルを演じるのは、カトリーヌ・ドヌーヴ。フランスを代表するスターとして数多くの作品に出演している。近年も「8人の女たち」「輝ける女たち」それから、「キングス&クイーン」にも出演している。精力的に活躍を続けている。
原作は“フランスのスティーヴン・キング”の異名をとり「クリムゾン・リバー」が世界的なヒットを記録したジャン=クリスト・グランジェ。独特の幻想的な世界観、巧妙な物語で観客を惑わすストーリー展開、またスピード感あふれるアクション描写で“グランジェワールド”が展開される。監督はフレンチ・スリラーの旗手ギョーム・二クルー。
あらすじ
ローラ(モニカ・ベルッチ)は、養子としてモンゴルから連れ帰った息子のリウ=サンとともに、パリで暮していた。リウ=サンの7歳の誕生日が近づいた頃、、彼の身体に不思議なアザが現れるそしてそれをきっかけに、母子の周囲で奇妙な現象が起きはじめた幻覚の中でローラを襲う、不気味なや鷲。悪夢に襲われた、リウ=サンは聞いた事も無い言語を口走るローラは調査をはじめるが、秘密を知る関係者は次々と殺されてしまうそしてついにローラは、恐るべき結論にたどり着く。モンゴルの伝説によれば、100年に一度神秘の力を持つ“神の子”が生まれるというのだそしてその子どもを殺した者は、永遠の生命を得ると・・・・。呪術師たちは、“ストーン・カウンシル”を結成し、“神の子”の誕生を待ち続けていた。リウ=サンこそが、その“神の子”というわけだ。その真相の気づいたローラだが、すでにリウ=サンは連れ去られた後だったローラは息子の跡を追いモンゴルに旅立つが・・・・。モンゴルの秘境“禁断の地”にその秘密は眠っていた・・・・。さてこの結末は????
フレンチ・ホラーを観るのは初めてですが。設定がフランスからモンゴルへと展開するところに意外性を感じます。ラスト近くでは、謎の化け物も登場したり・・・・。シリアスな現実的なホラー・ストーリーなのにハリー・ポッターのようなファンタジック的な要素な場面もちょこっと。しかしその辺はちょっと中途半端な気がして・・・・。拍子抜けしてしまいましたが。
ストーン・カウンシル 詳細はフランス映画際2007公式サイトを見てね
京都では本作を今頃上映しているんですね、ちょっと驚きました。
フランス映画では珍しいオカルト物で、カトリーヌ・ドヌーブが悪役と言うのも異色な作品でした。
モニカが出ていなかったら珍作になっていたかもしれませんね。
制作費が32億円ときいていたし、モニカ・ベルッチとカトリーヌ・ドヌーブ共演で期待したのがいけなかった・・大誤算かも。。
オカルトミステリーは好きですが、全体に唐突だったし説明不足って感じしましたね。
モニカ・ベルッチは大奮闘してましたが、カトリーヌ・ドヌーブ、もったいない・・