大好きな版画家の一人、南 桂子さん。彼女はあの有名なメゾチント作家、浜口陽三のパートナーです。そして彼女もこんなに素敵な作品をたくさん残しています。
久々に銅版画についての記事アップです!
京都駅ビル7階の美術館「えき」KYOTOでただ今開催中です。2回目の鑑賞に行って来ました。図録も購入しました。
南 桂子:プロフィール
版画家・南桂子(1911-2004)は、富山県射水郡下関中川(現在の高岡市中川)に生まれ、高等女学校時代から詩作や絵画制作に興味を持っている少女でした。戦後になり東京に出て童話や油絵を学び、後の夫となる浜口陽三と知り合い、銅版画を始めます。1954年、ともにフランスのパリに渡り、その後も長い年月をお互いに支えあいながら銅版画の制作を続けます。1982年、長年過ごしたパリから温暖な気候をもとめてアメリカのサンフランシスコに移り、1996年に帰国するまで、およそ40年余りを海外で生活し、制作を続けました。その間に生み出された銅版画には、ひとつひとつに清澄な詩情が満ちあふれ、見るものをその世界に引き込こんでいきます。本展では、少女や木や鳥をモチーフとした淡く繊細な表現による独自の深い魅力を紹介し、日本でも高い人気を博している版画家・南桂子を浮き彫りにしていきます。
購入したポストカードです。年代は1955年~1979年の作品。フランス時代のものばかりです。(クリックすると大きくなります!)
「魚と落葉」 1960年 388×282mm
エッチング・サンドペーパー
「細い木」1960年 392×283mm
エッチング・ドライポイント、スピットバイト
「キツツキ」1965年 341×282mm
エッチング、ソフトグランドエッチング
「テーブルと2人の少女」 1965年 282×360mm
エッチング
「春」 1971年 284×365mm
エッチング、サンドペーパー
「紫色のシャト―」1977年 362×287mm
エッチング、サンドペーパー
こんな素敵な作品を作れるといいですね。なかなかそう簡単には行きませんが、、、、。南 桂子さんのような素敵な世界が描けると良いなあと思います。ぼちぼち頑張る事にします。
この後、富山の高岡市(彼女の故郷)で開催されるそうです。お近くの方、是非足を運んで下さいませ。
ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション ←東京にある浜口陽三の美術館
どれもステキな作品ですね。
結構年代が古くても、凄く“新しい”感じがします~。
シンプルな「細い木」や「春」が好きだな~。
元気ですか?どうもありがとうございます。
もしかしたら、マリ―さんの住む場所に
この作品展が行くかもしれませんね。
もし機会があったら生の作品見て欲しいです。