新京極シネラリーべにて鑑賞。
裏の裏の裏???でようやく新犯人が分かる。最初からこのパターンは見え見えだ。だけどそれでも面白いかった!何でかな?犯人像も意外な人物でした。意外な人物というのもありがちなパターンですが。。。。しかしこの作品、意外に面白いんですよね。
映画ブログ仲間のkiraさんから面白いと聞き、シアターへ足を運びました。もう少しで見逃すところだった(汗)実はシネコンでの上映ではなく、新京極のミニシアターのみの上映。たまたまこの映画館の前を通りがかって、上映されていることを知りました。良かった!すでに上映から1週間過ぎてましたよ。
主演はあのミラ・ジョヴォヴィッチ +5人の男優さんと女優さん。そのうち3人がメインです。正直ほとんど馴染みのない方ばかりです。(でも皆さん、かなりキャリアのある方のよう)そういえばミラ主演の最新作「フォース・カインド」を先日観たところだけれど、今一つだった。今回はどうかな?と少々不安もあったけど、kiraさんのお薦めということで、期待度アップ
さて予想以上に面白かったです。上映時間は1時間40分ちょい。最近では珍しく、2時間を切る作品。
STORY
地獄と化した、地上の楽園。
誰も信じてはいけない。
何も見逃してはいけない
世界中の人々が憧れ愛する、地上の楽園ハワイ。透き通った青い海と眩しいほどの緑色で包まれたジャングル。
新婚旅行でその地を訪れる人々は後を絶たないが、クリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)も同じく、幸せ絶頂のハネムーンでハワイに訪れていた。
強い女のイメージのミラが甘い新婚さん役で登場!!
カウアイ島のガイドに教えてもらった、2日間以上かけて歩かないと到達できないハワイで最も美しいビーチを目指してトレッキングをしながら、ふたりきりで新しい人生の門出を祝っていたが、道中でニック(ティモシー・オリファント)とジ―ナ(キエレ・サンチェス)。そしてケイル(クリス・ヘムズワース)とクレオ(マーリー・シェルトン)という2組の別のカップルと知り合いになる。互いに目的地へと進んでいた。
ニック&ジ―ナと共に行動することになるクリフ&シドニー
トレッキング中、やはり同じようにビーチを目指している別のグループと出会い、彼らからオアフ島で新婚のカップルが殺される事件が起こったという話を聞いてしまう。
しかも犯人たちは自分たちのいるカウアイ島へと逃げて来ているらしい。引き返すべきか迷い始めていた6人だったが、しばらくすると「犯人は1組のカップル」というニュースが流れてくる。それを聞くやいなや、彼らの間には不穏な空気が流れ始める。
この中の誰かが犯人なのか?
市街地から遠く離れ、救助さえ及ばない場所で、誰もが誰を信用したらいいのかわからなくなり、生き残りを賭けた壮絶な戦いが始まる。そして“楽園”は一瞬にして“地獄”と化してしまう。その先には衝撃の結末が待っているとも知らずに・・・・・。
お話は複雑ではなく、いたってシンプル。2人組の男女・6人の中に必ず犯人が潜んでいるのだから、証拠となる決め手を観客も探さなければいけない。
話の中盤辺りで、ケイル&クレオのカップルが犯人だとされ、警察がヘリで2人を捕えられるという場面がある。。。。犯人だという物的証拠もあったり。被害者が抜かれた歯を隠し持っていたりして、これが決め手のような??
ところがそうじゃあないわけで・・・・・。こんなに早く解決するわけない。消去法でいけば、ケイル&クレオカップルは関係ないという話に行き着きます。
でもケイル&クレオは何か怪しいって感じがしたんだけどね。
ということは残り2人組のどちらかだ。いよいよどちらかに判定は下されるというハラハラドキドキ状態。
ネタばれではないですが、犯人特定のある証拠は下記のとおり
ところで気がつかなかったというか、今から思いだしてみると、犯人として疑う要素は場面に幾度となく登場したんだけど、それに気付かなかった。携帯でウェブサイトから事件の事を調べたり、誰かさんのリュックを物色するところなんかは怪しかったのに。。。。完全に騙されてしまいました。
ラスト終了少し前にだんだんそのベールは剥がされる。もうここまでくれば、どちらのカップルが真犯人だということも分かる。
オチが見え見えなのに、面白いのは何でなのか?多分それは誰を中心として物語が展開していくところにポイントがあるのかもしれない。まさか?主人公が?という発想はまずないが。。。。。ところがこの作品はそうじゃなかった。
ニックが怪しい!と二人は陰でぼそぼそ
ニック役ティモシー・オリファントはヒットマンでスキンヘッドでした。
さてニックはビジュアル的に結構イケてる男、それに比べてクリフは何処か冴えないし、頼もしいように見えない。ちょっとタレントのケント・デリカットに似ていて、3枚目なキャラである。だからどう見ても人の悪そうな感じがしない。恋人にしたい男性というより付き合うには安心な友達というキャラですな。
まあここまで書くとなるほどオチは分かりますよね。ただよく分からなかったのは殺人者の動機です。そして相手とは本当に恋人関係だったのか?その辺はちょっとわけありのような経緯が見え隠れします。
ハワイの人里離れたビーチを目指しトレッキングを楽しむ新婚カップルが、殺人犯かも知れない2組のカップルと遭遇し、疑心暗鬼と死の恐怖に襲われるさまを、予測不能の展開でスリリングに描いたサスペンス・スリラー。出演は「バイオハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチ、「ヒットマン」のティモシー・オリファント、「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」のスティーヴ・ザーン。監督は「ビロウ」「リディック」のデヴィッド・トゥーヒー。
(allcinemaより抜粋)
デヴィッド・トゥーヒ―監督
メディア | 映画 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(プレシディオ) |
初公開年月 | 2010/01/23 |
ジャンル | サスペンス/ミステリー |
映倫 | R15+ |
シドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
容疑者6人 犯人2人。さて真犯人は誰なのか??
公式サイト (日本語)
公式サイト (英語)
サスペンス的な部分で言うと、6人といっても3組でしかも1組は早々に犯人じゃないってバレバレだし、実質二分の一なんですよね。^^;まあ、それでも何となく楽しめちゃったんですけど。いまいちよく解らないのは犯行の動機で、何でいきなりカヌーにのって殺そうって思ったのかがさっぱり…。
ちょっとワルな感じで、“いかにも怪しい”香りがSo cool!でした(^^♪!
仰るとおり、殺人の動機がいま一つ解らなかったですね。
一説によると、「ドラッグのせい」ということも言われているらしいですが、それでは余りにも短絡的な気もしますね・・。
あと、書かれているように、クリフとシドニーは、本当に愛し合っていたのだろうか・・?
謎ですね~(笑)!
誰かに似てる、似てると思っていたのですが、思い出せなかった!!そうです、デリカットですよ。ありがとう!!って、変なとこに感動。
結構おもしろかったですね。
ぽかーーんと見れて、頭使わないで済んで、気分転換によかったです。
疲れていたときに見たもんで。
ミラさんは、もうちょっとダイエットですかね。