“インクレディブル・ハルク”に続くマーベルコミックス作品「アイアンマン」の映画化です!10月3日、「今夜、列車は走る」の鑑賞後、MOVX京都にて観ました。
まったくジャンルの違う作品、こちらはハリウッドバリバリ作品ですから、かなりのお金をかけて製作されているもんで超凄いですよね。ニコラス監督のおっしゃるとおり、宣伝もバンバンやってるから観客も入りますわ。
“インクレディブル・ハルク”のラストで、アイアンマン扮するロバート・ダウニー・JRが登場していました。何と1ヶ月以上前からこんなかたちで宣伝しているのだから、本当に宣伝費もかなりかかるでしょうね。
ということで、“アイアンマン”遅まきながらレビュー&もろもろ紹介です。今回の主役はあのロバート・ダウニー・JR、彼がアメコミヒーローとは驚き「ゾディアック」の暗いイメージがあるので、どうなのかな?と思っていたのですが。いやいやどうしてヒーローをかっこよく演じていました。セレブなキャラもいたについている感じですね。
STORY(wkipediaより抜粋)
実業家であり、天才的な発明家であるトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr )は、米国政府と約を結ぶ大企業のスターク・インダストリーズのCEO。武器開発の分野をリードする彼は、政府とのパイプ役を務める親友の軍人ローディ(テレンス・ハワード )とともに、新型兵器の実験のためにアフガニスタンへ飛んだ。デモンストレーションは大成功!自信に満ち溢れたスターク、向かいところ敵なしに見えた。
しかしその時事件は起こった。現地のゲリラ「テン・リングス」に襲撃を受けたのだ。必死に逃げまどうトニーだったが、ゲリラは彼に向けて小型ミサイルを放った。トニーがそのミサイルに刻まれた「スターク・インダストリーズ」のロゴを目撃した瞬間、ミサイルが爆発。爆風で吹き飛ばされたトニーは意識を失ってしまう。
気がつくと、トニーはゲリラの本拠地である洞窟に拉致されており、胸には車載用バッテリーに繋がった電磁石が取り付けられていた。爆発の際、飛び散ったミサイルの破片がトニーの心臓周辺に突き刺さったため、バッテリーによる動力供給なしでは死を免れないというのだ。ゲリラの本拠地には例のミサイルをはじめ、横流しされた「スターク・インダストリーズ」社製の武器が所狭しと並んでいた。テロ集団のリーダーラザ(ファラン・タヒール)は囚われの身としてゲリラに武器を提供するよう命じられたトニーは、手始めに「ジェリコ」を組み立てろと強要される。
トニーは同じく捕虜となったインセン博士(ショーン・トーブ)と共に、ゲリラの目を盗んで「アーク・リアクター」という小型の動力供給装置を作った。胸に組み込むと、バッテリーなしでの生命維持を可能にするというものである。さらに「アーク・リアクター」と連動する鉄製の強固なアーマー「マーク1」も完成。火炎放射器やジェット・パックを搭載し、凄まじいパワーを発揮するそのアーマーを装着したトニーは、自らの命を犠牲にしたインセンの手助けによってゲリラを退け、アーマーを故障させながらも何とか脱出に成功する。
脱出後、アフガニスタンの砂漠を彷徨っていたトニーはアメリカ空軍に保護され本土に帰還。自社製品がゲリラの手にも渡っていた事実を深く悔やみ、軍事関係から手を引くことを決意する。さらにテロ撲滅に貢献すべく、「マーク1」に代わるアーマーの開発に着手。試行錯誤の末、トニーは様々な武器を組み込み戦闘用にスリム化された「マーク2」を経て、軽量化を施した最終形「マーク3」を完成させる。
トニーは完成したアーマーに身を包み「アイアンマン」としてテロと戦っていくが、その影には「スターク・インダストリーズ」の重役であるオバディア・ステイン(ジェフ・ブリッジス )の陰謀が潜んでいた…。
さて、トニーの片腕と思われたオバディアの陰謀とは?(ネタばれです)
拉致され、スターク・インダストリーズに不在だった間、会社を取り仕切っていた重役オバディア・ステインに、兵器産業の撤退を話すも、反対を受ける。しかしトニーはその反対を押し切り、撤退することをマスコミに発表!秘書であるヴァージニア・"ペッパー"・ポッツ(グウィネス・パルトロー )の協力を得て、新たなパワードスーツの開発に熱意を燃やす。「自分が開発した兵器で苦しんでいる人々を救いたい」。トニーは世界に不和をもたらす悪との戦いを決意する。
だがトニーの気づかぬうちに恐ろしい陰謀は足元から進行していた。何とオバディアの手によって裏取引されていたのだ。納入を取りやめたはずの兵器の数々が流れていたのである。そして何とトニーの拉致を依頼したのも、オバディアだったのだ。テロ集団のラザと手を組んでいたのだ。さらなる野望を抱いたオバディアは、粉砕したマーク1の残骸を回収させ、パワードスーツをも我が物にしようと企む。そしてその原動力となるアーク・リアクターをトニーから奪い去ってしまう。
ペースメーカーの役割を兼ねていたアーク・リアクターを奪われたトニーは瀕死の状態となる!さてこの後どうなるのか?
胸に装着されているのが、アーク・リアクターです。
秘書:ペッパー:グウィネス・バルトロー
「恋に落ちたシェイクスピア」(98)でアカデミー章主演女優賞にた方です。
ジェームズ・"ローディ"・ローズ役
テレンス・ハワード、最近色々な映画に出ていますね。
インセン博士
ショーン・トーブ、イギリス、マンチェスター生まれ。「君のためなら千回でも」ではラヒム・ハーンという主人公の父の友人役で出演していた。
オバディア・ステイン役:ジェフ・ブリッジス
テロ集団リーダー、ラザ役:ファラン・タヒール
クリスティン役 :レスリー・ビブ
撮影風景
ロバート・ダウニー・JRの試練
トニー・スターク役の熱演で、全米のメディアや観客の賞賛を集めているロバート・ダウニー・JR。しかし、彼にとって今回の演技は決して楽なものではなかったようだ。例えば、中東でスタークが爆撃を受けるシーン。砲弾や地雷が爆発する凄まじい見せ場のひとつである。この場面の撮影の模様を、ダウニーはこう振り返る。「この手のシーンの撮影は信頼のゲームだ。実際、一度も危険を感じなかったし、あれほどの近距離であれだけのことをやってのけたことに驚いている。一つ付け加えるなら、たった今通り過ぎた場所ですぐさま爆発が起こると思うと、自然と逃げ足も速くなるということ」。何より大変だったのは、マーク3を装着して演技しなければならないことだろう。最初にこのスーツを着たとき、ダウニーは子どものように大喜びしたという。しかしスタッフ3人がかりで着脱に30~40分かかる上に、役者には窮屈であった。フルスーツに改良が加えられ、これとは別にゴム製のスタントスーツも制作されたが、肉体的に苛酷な体験だったようだ。
最も大変だったのは、靴底にジェットエンジンが付いたブーツによる飛翔シーン。ワイヤーワークではなく特殊なリグを使用して行われたこの撮影は、筋肉にかなりの負担がかかったという。「数時間かけてリグの使い方を覚えたけど、あのシーンはキツかった。一番苦労したのは、自分の動きを手と足でコントロールしなければならないこと。撮影前のマーシャルアーツの訓練が、体をコントロールするという点で役に立ったよ」とダウニーは振り返る。
いやいやこの話を知ると、いかに大変かと思いますね。ダウニー、ご苦労様と言いたいですね。これだけの作品を製作するのに、役者さんも体力、気力等が必要なわけです。
概要
アメリカではパラマウント映画配給で2008年5月2日に封切られ、初登場第1位を記録。週末ボックスオフィスでは歴代11位となる9861万ドル(約105億円)を記録し、見事なサマー・シーズンの幕切りを飾った。日本ではソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給で2008年9月27日に公開され、第一週目では邦画興行収入ランキング1位にランクインした(なお日本において1位を獲得したマーヴル映画はスパイダーマン以降今作のみである)。
監督のジョン・ファヴローはこの作品を「3部作構想である」としており、配給会社であるパラマントは残り二作も配給をすることを発表している。ロバート・ダウニー・Jrをはじめとする主要キャストも続編の契約書にサインを交わしている。ちなみに現在、『Iron Man 2』が2010年4月30日公開に向けて製作中。
(Wikipediaより)
製作総指揮 | ルイス・デスポジート ピーター・ビリングスリー アリ・アラド スタン・リー デヴィッド・メイゼル |
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http://ironmanmovie.marvel.com/ IRON MAN OFFICAL SITE
トラックバックありがとうございました。(*^-^*
ワイヤー使っていなかったのですね。
一つ一つの動きを体現するのが大変な作業だったのでしょうね。
えーと、実際は 日本公開が逆になってしまっただけなので、あれは先に『アイアンマン』を観た人へのサービスですね(笑)。
『アイアンマン』ラストでアノ人が組織について語り、『インクレディブル・ハルク』のラストでは組織が始動していることがわかり、次の作品で・・・という一大プロモーションが仕掛けられているようです。
今後の『アントマン』、『キャプテンアメリカ』、『ソー』、『アイアンマン2』・・・と全部繋がっていくみたいなので楽しみです♪
わくわくしてきそうな絵です。
えーと、小学生の息子と一緒に鑑賞でした。
ちょっとHなシーンは、ドキドキしてたようですが、こういう字幕の映画も一緒に見れるようになりましたあ。
インセン役の人がよかったですねえ。
う~む・・ロボットダイスキーな自分は終始スゲースゲー言いながら鑑賞していましたが、その迫力の映像の裏では、ダウニーもかなり過酷な撮影に臨んでいたんですね~・・。CG任せが多いと思ったら生身の撮影が逆に多かったというのも驚きっ。ダウニーほか、スタッフの意気込みをかなり感じる事が出来て、ますます好きな作品になってしまいました。
お久しぶりです。
>ダウニー、ご苦労様と言いたいですね。
最近、男性もアラフォーががんばってますよね~!
本作、思っていた以上に楽しめました。
続編がありそうな雰囲気だったので、期待しています♪
いろいろ情報満載のレビュー、ありがとうございます!
楽しい映画でしたね~
ショーン・トーブさんって、イギリス、マンチェスター生まれだったのですね。
彼の出演作はクラッシュからずっと見てますが、てっきり中東の方かと・・・
いえ、英語の訛りがあまりにそれっぽかったので。
俳優さんってすごいです!
TBありがとうございました。
お返しが大変遅くなりすみません。
>撮影前のマーシャルアーツの訓練が、体をコントロールするという点で役に立ったよ」とダウニーは振り返る。
ロバート・ダウニー・Jrはカラダのコントロールだけでなく、ココロのコントロールも必要かも?
ところで…クリスティン役のレスリー・ビブって若い頃のダイアン・レインに似てるなぁ…って思いました。
ストーリーとは全く関係のないコメントばかりですみませんでした。