チェシャ猫
ワンダーランドにやって来たアリスをマッドハッターのところへ案内する。
「不思議の国のアリス」+続編「鏡の国のアリス」の作品を基にして製作された
ティム・バートン監督のオリジナルストーリーの「アリス・イン・ワンダーランド」鑑賞して来ました。
東宝シネマズ二条にて鑑賞。平日ですが、かなり席は埋まっておりました。話によると、集客数が「アバター」を抜いて一位だとか、、、、、もちろん興行収益も。
公開前から凄い宣伝でもありましたが、やはり何といってもジョニー・デップが出演しているからでしょうね。
変装物は前回の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」でもお馴染ですが。ジョニーは素顔で演じるよりいいのかしら?さて今回のお話は続編「鏡の国のアリス」からその後のアリスの物語ということになります。
STORY
子どもの時に体験した不思議の国(ワンダーランド)での記憶をすっかり失くしていた19歳のアリス(ミア・ワシコウスカ)。ある日、母親に勧められ富豪たちが集まる席で婚約を発表することになっていたが。好きでもない相手からの突然のプロポーズに困惑していた彼女は、チョッキを着た白うさぎ(マイケル・シーン)を目に止める。
「ハロー!」と覗いたら古くなった木と土が崩れてしまい、、、、、あっという間に奈落の底へ~~。
落っこちたら逆さま状態!髪の毛がこんな感じ
アリスが着いた場所は穴の底の小部屋。3本脚のテーブルの上にあった鍵で開けられるドアはとても小さかったが、縮み薬やケーキの力を借りて、何とかこの小部屋を抜け出すことに成功。
トウィードルダムとトウィードルディー(不気味なふたご)
白ウサギのマクトウィスプ、ヤマネのマリアムキン、ドードー鳥といった不思議な奴らに出会うことに。
独裁者赤の女王には、ヘレナ・ボナム=カーター
素顔はチャーミングな女優さんです。大きな頭が特徴の赤の女王は超わがまま!
その不思議なうさぎを追いかけて穴に落ちてしまうアリス。辿り着いたのは、アンダーランドと呼ばれているあのワンダーランド。白うさぎをはじめこの世界の奇妙な住民たちはみな彼女?の帰りを待っていた。アンダーランドは今や独裁者・赤の女王に支配された暗黒の世界を、終わらせる救世主を求めていたのだ。
預言の書オラキュラムによると、“来るべき「フラブジャスの日」に、金髪の戦士がヴォーパルの剣で怪物ジャバウォッキ―を倒す”という。そこに描かれていた戦士の姿は紛れもなくアリスだった!
しかし賢者の青い芋虫・アブソレムはアリス自身を見て「アリスではない」と言う。皆から違うアリスだと責められ、こんな奇抜な出来事にすべて夢の中の事だと自分の中で納得させようとするも、、、、、顔をつねってもこのアンダーランドは消えなかった。そのとき赤の女王の放った怪物たち、バンダ―スナッチ等が襲来した。ふたごや白うさぎは連行されてしまう。アリスは追手から逃れ、チェシャ猫の案内で三月うさぎの家へと案内される。そこにはマッドハッターらが、アリスを待ち続けながら何年もお茶会を続けていた。
アリスを誰よりも待ちわびていたのが、赤の女王への復讐を誓う謎多き男マッドハッター(ジョニー・デップ)である。
赤の女王に命令されてアリスを追って来たハートのジャック(クリスピン・グローヴァ―)察し、アリスに縮み薬を飲ませティ―ポットの中に隠した。
その後マッドハッターは小さくなったアリスを帽子に乗せて、、、、、
白の女王(アン・ハサウェイ)の城を目指す。かっては白の女王の帽子職人だった。赤の女王が操る怪物ジャバウォッキ―によって、白の女王は国の統治者の座を奪われる。その際統治者の証しとなるヴォ―パルの剣も奪われてしまう。
一度は赤の女王の追手から逃れたアリスだが、再び追手が迫る。マッドハッターは機転をきかして再びアリスを帽子に乗せ、遠くへ逃がす。そして自ら囚われの身となった。
帽子の中で一夜明かしたアリスは犬のベイヤ―の助けを借りてマッドハッターを救出するため赤の女王の城へと向かう。
アリスは危険を冒して、ヴォ―パルの剣を手に入れることに、、、、、ところがハートのジャックにアリスが救世主だという事が見破られてしまい、慌てて宮殿を脱出!
白の女王の城に辿り着いたアリスは美しい女王にヴォ―パルの剣を献上。剣が戻ったことで、いよいよ赤の女王との決戦の準備となる。
果たしてこの戦いの結末はいかに、、、、、アリスの出番です!!
「貴方はチャンピオン!」と白の女王。
お話はいたってオーソドックスですから予想外の展開はありません。結末がどうなるかも分かるし、、、、だけど映像的には綺麗で楽しいです。それだけでも見ごたえはあるかもしれませんね。ラストはあそこまで引っ張らなくてもいいのになあとちょっと思いましたが。ところで3Dで鑑賞しましたが、、、果たして3D効果あるのかしら?観てそんなに凄いなあとは思わなかったのですが、、、、
解説(allcinemaより抜粋)
「チャーリーとチョコレート工場」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のティム・バートン監督が、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を基に、19歳に成長したアリスの新たな冒険を、最新の3D映像技術で鮮やかに描き出す冒険ファンタジー大作。ヒロイン、アリス役には新星ミア・ワシコウスカ、共演にジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ。
声の出演もかなり豪華
アラン・リックマン | 芋虫のアブソレム |
マイケル・シーン | 白うさぎ |
スティーヴン・フライ | チェシャ猫 | |
ティモシー・スポール | ベイヤード | |
ポール・ホワイトハウス | 三月うさぎ | |
バーバラ・ウィンザー | ヤマネ | |
マイケル・ガフ | ||
クリストファー・リー | ジャバウォッキー |
ティム・バートン監督とジョニー・デップ
メディア | 映画 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ディズニー) |
初公開年月 | 2010/04/17 |
ジャンル | ファンタジー/アドベンチャー |
映倫 | G |
公式サイト (日本語)
公式サイト (英語)
その意味で言えば、クリーチャーたちの持つダークな属性とストーリーの凡庸さはまあまあの組合せだったのかなぁと思います。
個人的にはもうちょっと毒が欲しかったですけどね。^^;ただヘレナ・ボナム=カーターは最高に面白かったです。(笑)
そうなんですよね・・・
別に3Dじゃなくてもいいんじゃ?って私も思いました~。
3Dはバートン監督がこだわったのかな?
ワンダーランドは不思議な場所だし・・・
私たちの想像力でいかようにも創られると思うんだよね。
でもジョニーのマッドハッターはイカレてなくてカッコよかったし~アリスの冒険も楽しかったし、白の女王もよかったな。
なんか凄く淋しいものを感じましたよ。
超話題作なのとは裏腹に普通という評価が大半というのは、今までのティム&ジョニデ作品ではある意味考えられない事かもしれませんね~?・・正直なところ前回のスウィーニートッドも個人的にはあんまり好みじゃなかったものの、それでもやっぱりこの2人のファンタジー作品は魅力的な部分もありますので今回も足を運んだんですが、結果的には自分も普通という見方しか出来ませんでした・・^^;
ホント、映像面は文句なしなんですけど、ストーリーに起伏のようなものが感じられなくて予言通りな展開だったと言うのも普通と思ってしまった理由の1つかもしれません・・。
この作品も、ヘレナ・ボナム=カーターってやっぱりすごいな~などと思いながら、ワンダーランドを満喫して参りました。
多分、原作とか殆ど知らないので、逆によかったのかも知れません・・。
>映像的には綺麗で楽しいです。それだけでも見ごたえはあるかもしれませんね
確かにそうですね。映像がとても綺麗で、それだけでも得しちゃったな、という感じでした(^^♪。
むかしむかしの、ひっそりと上映されてた、ティム・バートン映画が懐かしいです・・。
と言うことでとっても普通でしたが、普通も大事なんかなあ・・なんていう風に見てました。
ロンドン市内の引越しを済ませて、ようやくネットが繋がりました。
2週間もPCしてないと、何もやることが無い自分がいて、ちょっと哀しかった…(笑)
アリスは3Dの必要性があまり感じなかったですね。
不思議な森の世界は、メガネがないほうが、ずっと色鮮やかでキレイでしたものね。