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暑い!
天気予報から傘マークが消えたと思ったらいきなり真夏!
明日以降も34度前後の日が続くみたいで、カナワンなぁ~~(--;)
お陰でアイスクリームの欠かせない毎日、今日もシコタマ冷蔵庫の中に備蓄しておきました。最近のお気に入りは「爽」のソーダフロート味なのです。
最近は毎週土曜日にDVDを大量に借りるのが慣わしとなっておりまして。
一昨日は「ゴッドファーザー」「TAXI 2」「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」「盲導犬クイール」「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」「M-1グランプリ」などなど10本を借りてきて、テレビの前でイイ子にしています。
「男はつらいよ」は、ぼくの大好きな寅さん(渥美清)とリリー(浅丘ルリ子)との絡みがあるので面白く観たのですが、なにせ舞台が夏の沖縄・・・、暑さ倍増です
来週あたり水辺に行きたいなぁ。
あ、そうだ、近々ジャズを聴きに阪神方面にも行く予定です。これも楽しみ~
それに、久々に親友一家とも会うし、職場の気のおけない大先輩とも食事する約束があるし、なんぞかんぞで小さなシアワセが味わえる夏になりそうです。
コワいのは、調子の波がいつ下り坂になるか、ですね。こればっかりは予測不能なのですが、仕事に限って言えば、しんどい時は職場の後輩のHさんがしっかりサポートしてくれるので、おおいに助かっています。口数は少ないけれどいつも笑顔で返事、軽いフットワーク、的確な仕事ぶり、、、平成生まれでこんなにイイ子、あんまり見かけないなぁ~。Hさん、いつもありがとうね!(^^)
暑い水辺
とくれば、水の都・蘇州。
水の都といえばヴェニス、ロッテルダムなどが有名ですが、東洋では蘇州市が有名ですね。街中を運河が巡っていて、文字通り「東洋のヴェニス」と言われているそうです。
この蘇州を舞台に作られた歌が、「蘇州夜曲」なんですね。
赤い部分が中華人民共和国江蘇省。蘇州市は江蘇州の東南端あたり。
蘇州 1
もともとは1940年に李香蘭主演の映画「支那の夜」の劇中歌として発表されましたが、同年に渡辺はま子・霧島昇の歌がコロムビアからリリースされました。
戦後も数多くの歌手によって歌い継がれていて、ざっと挙げるだけでも、アン・サリー、石川さゆり、EPO、小田和正、庄野真代、夏川りみ、平原綾香などなど、枚挙にいとまがないほどです。
ぼくが演奏でかかわった中でこの曲を持ち歌にしていた歌い手さんも多く、まさに時を越えて愛され続けている名曲です。
「映画『支那の夜』より蘇州夜曲」 李香蘭
作曲の服部良一氏は、国民栄誉賞も受賞した、日本のポピュラー音楽史に残る大作曲家です。非常にモダンな響きのするサウンドを生み出すことで知られていて、彼のペンによってこの世に残された曲はまさにエヴァーグリーン。
ぼくの好きな服部メロディーは、他にも「湖畔の宿」「東京ブギウギ」「青い山脈」「銀座カンカン娘」などなど、たくさんあります。 親しみやすいけれど、どこか異国の香り漂う、そんなところに心惹かれるんでしょうね。
「蘇州夜曲」は、中国音階を隠し味としてうまく使っています。でも、押し付けがましいあざとさは感じられなくて、聴き手の感覚次第でどんどん響きを広げらることができるような、懐の深さを感じるんですよね~。
それに、単純に上っ面を中華風で装っているのではなく、アレンジの端々からはジャズっぽい、洒落た音の積み重ねが感じられます。
ぼくもピアノで弾いてみるんですが、不思議なことに、どうしてもあの中華な感じが出ないのです。単純にコードを拾うだけではこの曲の情緒は表せないのだと思います。
蘇州 2
「蘇州夜曲」も、何度も有末佳弘さんと演奏しました。
下に貼っているのは、有末さんとの最初のブッキングで演奏したものです。歌っているのは有末さんの生徒さんです(生徒といっても、ピンであちこち歌っていたお方です)。
この時は、咄嗟に「最初は歌とピアノのデュオにしてやれ」と思ったので、ワン・コーラスはベースはカラです。でも、有末さんはそんなぼくの思惑をすんなり察知してくれたみたいで(実質的初顔合わせ、しかも自分のライヴで共演者から仕掛けられて、それを受け入れるとこが、有末さんの音楽的器の広さを感じました)、歌とピアノだけの世界を作り上げています。
ワン・コーラス目の終わりにベースが入ってるんですが、この時ぼくはやや強引にフェルマータをかけながら音を出したのにもかかわらず、ピタッとそれに合わせてくるピアノ、、、その反応の早さには内心ビックリでした。
中間部とエンディングでは、ぼくはアルコ(弓)を使っています。これは二胡(中国の弦楽器)の感じを出そうとして、演奏中に急遽思いついたものですが、思惑通りにチャイニーズな雰囲気になってるのかどうか・・・(汗)
有末さんとの「蘇州夜曲」はいくつかのテイクが残っていますが、どれにも共通して思い浮かべるのが、
「夜半 静寂 木立ちの脇の湖 水面に静かに映っている月 湖畔でそっと寄り添うふたり」
こんな風景なんです。
ぼくは、有末さんの奏でる音は、まさに「音で描いた絵」だと思っているのです。
[歌 詞]
◆蘇州夜曲
■発表
1940年6月 (歌:李香蘭)
■シングル・リリース
1940年8月(歌:渡辺はま子・霧島昇)
■作詞
西條八十
■作曲
服部良一蘇州夜曲 [李香蘭]
蘇州夜曲 [有末佳弘、皆木秀樹、森本悦子]
蘇州夜曲 [アン・サリー]
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蘇州夜曲って、好きなんですよね。
何故か子供の頃から良く知ってる。
多分、叔母あたりが聴いてたのが頭に残ってるんですね。
おっしゃるとおり、中国音階を隠し味としてうまく使っていると思いますね。でも、子供の頃はそんなことは分からず、
「異国情緒漂うエエ曲やなぁ・・。」
なんて思ってました。
山口淑子さんが「李香蘭」を名乗って歌っているあたりに政治臭がしますが、歌詞はロマンティックで美しいですよね。
良いものは良い、を地でいくような名曲ですよね。歌詞といい、メロディーといい、ほんと、見事なもんですよね。
you tubeで改めてじっくり聴くと、音の重ねかたなどは、明らかにジャズの影響大ですね。当時としては先鋭的だったんでしょうね。
確かに録音は古いですが、サウンドは今聴いてもなんら聴き劣りしないですね~~
プロアマ問わず多くの人がいろんなスタイルで今でも歌っていて、以前関西のあるピアニストに「前にキミの地方行ったらな、蘇州夜曲をマンボでやってた人いたで~;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )」と驚かれました。確かにそれは珍しいな・・・(^^;)
しかし私がイチオシなのは、服部良一さんの名曲を雪村いづみさんが歌い、ティンパンアレイが演奏した「Super Generation」というアルバム。
もちろん蘇州夜曲もはいっています。
おそらくもう廃盤ですが、私がまだ20代だった当時、メロディの美しさにぶっとんだ記憶があります。
またエキゾチックな感じを表現したティンパンアレイの演奏にも鳥肌がたちました。
「胸の振子」の細野さんのベースとか…もうすごかったです。
私にとっては名盤中の名盤です!
読んだ後、力尽きてました…(汗)
今日は、昼間、エアコンが壊れて、
汗だくの一日でしたが、
夜になって、エアコン復活!
涼しい中、涼しげな、MINAGIさん達の演奏を聴いてました~
有末さんのピアノ、水を感じて、いいですね~
この曲は、ほんと、なんとなく知ってます。
そんなにいろんな人が演奏したり、歌っていたとは知らなかったです。
お互い、夏バテ注意ですね~
さっそくyoutubeで聴いてみました。それこそ二胡の響きを思わせる歌声ですね。
探せばぞくぞく出てくる「蘇州」のカヴァー、まさに国民的な愛唱歌なのかも。
古い歌、忘れかけられた歌の中にも良いものはたくさんあるはず、どんどん探して聴いてみたいと思います。
にゃる@さんのピアノも久しぶりに聴いてみたいな~~~(^^)
アイスは、うちも食べる時は一個だけ、それも毎日なんてとんでもなかったですね~。今、一人前に稼げるようになってから、ささやかにゼイタクさせて貰ってます。今日もすでにひとつ消費しました。晩にはまたひとつ無くなる予定です。
有末ピアノの「蘇州」はなんだか涼しげなんですよね。実は夏向けの演奏だったのかな~。
夏バテ防止のためには、しっかり食べる、これですね。暑い時に熱いものを食べて汗ダラダラ、そのあとにアイス、これがタマラン!(^^)
今日はうちは鍋を食べようかなバリボリ堅いな(それ違う)