沢田研二。通称ジュリー。
タイガース(阪神じゃなくて、もちろんグループ・サウンズのほうです)時代のことはほとんど記憶にないのですが、『勝手にしやがれ』で再び大ブレイクしてからの彼の人気はすごいものでした。
出すレコードというレコードは片っ端からヒットしていたし、テレビの歌番組で見ない日はなかったですし、もちろん賞レースの常連でもありました。
でも、今の10代の人たちの中には、彼が「ジュリー」と呼ばれて大騒ぎされていた存在だったことを知らない人も多いみたいです。
ちなみに、「ジュリー」というニックネームは、彼がジュリー・アンドリュースの大ファンだったことから付けられたものだそうです。
ちょっとチープで、ちょっとイキで、ちょっとキザな「歌手・ジュリー」を演じているようで、カッコ良かったな~。
右手の人差し指を高々とうげて、「一等賞~~」とアピールする姿、学校でマネするヤツもいました。
1970年代後半の彼のメイクやファッションは、グラム・ロックっぽかったりしましたね。
少し鼻にかかったような甘い声にシビレた女性ファン、それはもうもの凄い数だったことでしょう。
モテる男というのは同性からあまり支持されないものなんですが、沢田研二には男性ファンも多かったんじゃないかな。
ぼくも、彼には全く反感を覚えなかったです。というより、密かにちょっとばかり憧れてもいました。
俳優としても活発に活動していましたね。シリアスな役から、コミカルな役まで幅広くこなしていました。
ぼくは「男はつらいよ」シリーズの第30作、「花も嵐も寅次郎」がわりと好きなんですが、そこでは、田中裕子に恋する気弱な青年を好演してました。
ちなみにこの作品が、このふたりの出会いだったらしいですね。
実は、ぼくは、タイガース解散から『勝手にしやがれ』を出すまでの間の沢田研二が一番好きなんです。
また、大野克夫とのコンビで生み出した作品も好きです。大野克夫の書く曲が、沢田研二の独特の甘い声にピッタリ合っているんですよね。
名曲『時の過ぎゆくままに』や、『追憶』『許されない愛』『カサブランカ・ダンディ』『憎みきれないろくでなし』などなどがぼくの愛聴曲です。
「スター」という言葉の持つ煌びやかなイメージがこれほどピッタリくる人も少ないんじゃないでしょうか。
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ジュリ~~~♪と言えば、‘希木きりん!’
「時の過ぎ行くままに」は『3億円強奪事件』のドラマの主題歌だったと???
主人公を演じるジュリーが好きで、毎週必ず見ていたな~
>『3億円強奪事件』のドラマ
「悪魔のようなあいつ」というタイトルのドラマなんですよね、たしか。
「時の過ぎゆくままに」はほんっとにいい曲です。
「太陽を盗んだ男」という映画もありましたね。
俳優としても高く評価されていますね。イイ男は何やっても絵になるもんな~
70年代後半、アタクシ、小学生でした。
自分の小遣いで初めて買ったレコードが確か「憎みきれないろくでなし」なんですね。(野口五郎の「風の駅」かもしれないんですが・・・)
当時の、ジュリーは単なる「スター」ではなくって、他を圧倒する「スーパースター」でしたね。郷ひろみですら、全然敵じゃなかったですよね。
こういう人はもう現れないような気がします。
ホントにカッコ良かったですよね~。
MINAGIさん、こんばんは
僕は、沢田研二が「太陽を盗んだ男」に主演したのには驚きました。
ついでにこの映画についてブログちゃいました。
この映画おもろかったですよねー!
>「スーパースター」
まさにそういう存在でしたよね。
テレビの画面に現れるだけでパァーッと雰囲気が明るくなるんですもん。そんな人はなかなかいないです。
たくさんの作られたスターとは違って、生まれながらの「タレント」なんでしょうね。
プルトニウムを手に入れて政府を脅す理科教師の役、だったかな。この映画でジュリーの俳優としての評価が決定的なものになった、と記憶してるんですが。。。未だに評価が高いみたいですね、この映画。
「魔界転生」のジュリーの妖しさも相当なものでしたね。
ジュリー復活の日は近いです~☆
よいお年を~♪
はじめまして。いらっしゃいませ~
まだまだカッコよくいてほしいお方ですね。
1番輝いてた頃です
男の自分が初めて憧れたヒーロー
ジュリーなのです
今でも意欲的に歌っておられるようですね。メディアに大々的に載ることは少なくなりましたが、それもジュリーの姿勢の表れだとか。売れることよりも、納得のいく芸の追求を目指しているようです。まだまだ若いですね、ジュリー!(^^)