近頃日本のマチュピチュなどと人気の竹田城跡近くの秋景色です。
どんより曇った空の下、生い茂る秋草の後ろに僅かに見える石垣
になにやら憂いを感じます。城跡は、特に廃城になった遺跡は寂
しいですね。荒城の月のメロディーが頭のなかでうずまきます。
哀愁を感じる日本の秋です。
これが、ニュージーランドの秋となると趣が違います。5月のオーク
ランド。蔦も色づいて、秋ではあるのですが、あっけらかんと明るい。
これはドイツの秋景色。アウグスブルクの郊外です。9月に来日した
アルフレートがメールで写真を送ってきてくれました。見事に赤いで
すね。日本ともニュージーランドとも違うどこかシックな感じがします。
夫が作った竹の花瓶にリンドウを挿して、玄関に置きました。
その横の台の上には、黄色いバラをガラスの花瓶に挿して置きました。
和と洋と、所が変わり、花や花器が変われば、秋の空気も違いますね。