朝からどんよりと曇り、梅雨冷えという言葉が似合う肌寒さです。
先日来の猛暑から一転。身体に堪えます。雨に打たれた紫陽花
は炎天下の紫陽花より数段きれいですが。北海道は、この時期な
のに氷点下の寒さだそうです。そういえば、北海道には「リラ冷え」
なんていう美しい季語がありますね。
この時期は苔類もきれい。緑が目に沁みます。
紫陽花と並んで、クレマチスも花盛りです。
枇杷がたわわになっていましたよ。
畑の里芋の葉もだいぶ大きくなってきました。果物では枇杷、芋類では
里芋、私の大好物。お米もそうですが、梅雨の雨があってこその作物。
日本の梅雨に感謝、感謝。いやな事件やどうなっているのっていう状
況多いこの頃、せめて自然にだけでも日本の良さを感じたいと思うか
らでしょうか、妙に愛国的気分の現在です。とはいえ、やっぱりじめ
じめと鬱とうしいのはねえ。心が内向きになりがちです。
後悔の癖を悔やみて梅雨に入る 岡本紗矢句集「向日葵の午後」より