英国風のお茶やお菓子もいいけれど、毎日だとちょっとつらいですね。
やっぱり和が落ち着きます。この季節になると、昔よく食べたわらび餅
のプルンとした食感、このお菓子が好物だった叔母の記憶と一緒に久
しぶりに思い出して、買ってきました。くず餅ともトコロテンともちょっと
違う食感です。もっとも、今ではあまり取れそうにもないわらび粉を、本
当に使っているかどうか分かりませんが。
そういえば昨日は夕食に、わらびの混ぜご飯を食べました。ご近所の
お嬢さんが結婚されたお相手が福島県の田舎の方で、その田舎の山
で摘んできたものだということ。「放射能が心配だったら食べないで」
なんて冗談めかして言いながら、くださったのですが、誰がそんな心配
するものですか。お揚げや竹輪と一緒にわらびを細かく刻んでちょっと
濃い目に煮て、熱いご飯と混ぜると絶品です。私には、子供の頃によく
食べた母の味でもあります。山菜の代表のようなわらびも、この頃あま
り採れなくなってきているようですが。
食べ物って昔を思い出させてくれるものですね。これは洋風のお菓子には
できない芸当です。久しぶりの「蕨」で懐かしい昔の思い出に浸っています。
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