昔の武州橘郡、今は川崎市多摩区にある長尾山妙楽寺は、9世紀建立と言わ
れる古刹です。別名あじさい寺、家の近くなので毎年紫陽花を見に行きます。
梅雨時の花だから仕方ありませんが、今年は土砂降りでした。そのせいで、
人はまばらでしたが。
ツツジの合間に植えてみたのが、いつのまにやら1000株にもなったそうです。
「年々歳々花相似たり」今年も美しい大輪の花々が咲き乱れています。
でも、何時もはもっと青系の花が多いような気がするのですが、今年はピン
クや、淡い色が多いような。訪れた時期が少し遅かったからかもしれません。
この時期はどこでも紫陽花は見られますが、これだけ勢揃いすると圧巻です。
花の形が変わったのや、ガクアジサイもありました。
淡くかなしきもののふる
紫陽花色のもののふる道
母よ、私は知ってゐる
この道は遠く遠くはてしない道 三好達治「乳母車」より
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