ミカンの青い実がなっています。何ヵ月かすればやがて黄色く実るでしょう。
この色はどう見ても緑ですが、日本では青と緑は混同されていますからね。
青々とした草原なんていい方をします。青春という言葉のように、中国や日
本では青は春や若さを表す言葉です。
英語では「青々とした」はlush-greenあたりでしょうか。blueといえば、
憂鬱とかいう意味はありますが、若さを意味することはありません。
「青二才」なんて言うのもgreenです。
でも、「青春時代」という歌にありましたね。「青春時代の真ん中は
道に迷っているばかり、胸に刺さすことばかり」って。その意味では
lush-greenなはずの青春は、とてもとてもblueな季節なのかもしれま
せん。このごろの迷える若者たちを見ていても、自分の昔を振り返っ
ても、そんなふうに思える今日このごろです。
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