☆タイトル 『平沼さんと与謝野さんの新党は、
数が定まっていない時点で、
「主義・主張の誤差の許容」だけを一気に広げてしまっている!!』
◇
一昨日から憂鬱だ。
保守派の細分化(クリック!)を心配していたら、与謝野さんが離党して、平沼さんとくっついて新党を作るそうだ。
バカである。
誰をポイントにバカにすればいいか分からないのだが、みんなバカだ。
せっかくの、民主党の敵失により、押せ押せムードの自民党だったのに、鳩山弟の離脱に続いて、保守派の票割れの原因となる。
民主党は数々の失敗をしつつも、小沢のもとに一丸の態勢にある。
一部に不満は燻ぶっていようとも、数は減らしていないし、仮に、その何人かが離脱したとしても、今の民主党は往年の自民党の如く磐石だ。
・・・これは、「チキンレース」だったのだ。
民主党と自民党の在籍議員にとっては、どちらが踏み留まれるかと言うチキンレースだった。
民主党は、こんなにも不始末をしでかしながら、現時点では耐えた。
自民党の、しかも、頑固な保守派の者たちのほうが、先に萎えてしまった。
これは、自民党議員の、インテリジェンス以前の、「KY」に由来する。
石原さんが、平沼・与謝野新党にいち早く賛成をしたのは、あの人らしい「KY」の極みだ。
・・・昨年の9月に、民主党政権が誕生した。
その政権移譲(委譲でもよし^^;)の結果だけを見て、今回、自民党から離脱した者は、その時、離党の検討を始めた。
その後の、民主党の不始末の数々から来る、民主党への国民の愛想尽かしを、それらの元自民党議員は感じていなかったのだ。
だから、政権交代の時点から、離党の思いを熟成させたってわけだ。
このような、民主党の圧倒的な数の中で、それと対する勢力が必ずしなくてはならないのが、「数集め(固め)」である。
ここでは、ある一定数の議員数のとりまとめを言う。
一丸の態勢を作ることである。
それが一番大事なのに、それを崩すかのような行為は、自民党は関係ないにしても、離党する自分らを追い込むことにしかならない。
で、「数集め(固め)」が確実になる過程において、第二にしなくてはならないことがある。
それは、「主義・主張の誤差の許容」である。
多くの人数を集めるのは、政治集団のカラーの許容範囲を狭めてはならない。
民主党は、これを広げ過ぎて、元社会党の極左から、コテコテ保守の西村真悟まで同居させていて、結果、混乱の極みに達している。
今の民主党は、「数集め(固め)」のために「主義・主張の誤差の許容」を、自民党をはるかに超越して広げ過ぎてしまっている。
だが、平沼さんと与謝野さんの新党は、数が定まっていない時点で、「主義・主張の誤差の許容」だけを一気に広げてしまっている。
平沼さんと与謝野さんの間には、「致命的な主義・主張の差異」がある。
それは、郵政法案への是非であり、財政の広狭への見解の違いであり、自主憲法制定の推進か否かの観点もあろうし、
そして、靖国神社の、いわゆる「A級戦犯」への考え方の違いがある。
与謝野さんの師匠筋に当たる中曽根さんは、いちお、保守派の議員とされていたが、この人は、保守派としては許されざる政策の失敗を犯してもいて、コテコテの保守派支持者からは糾弾されている。
平沼さんは、コテコテの保守派で、なのに、無所属の寂しさに耐えかね、与謝野さんと組んでしまった。
合流する予定でもあった鴻池さんなどは、「保守色が薄まってしまった」と新党へは加わらないようだ。
平沼さんの弟子筋に当たる城内さんなどはどうだろうか?
城内さん、実直な方だそうだが、実直であればあるほど、師匠の平沼さんの今回の判断に疑問符を浮かべて悩むことだろう。
それとも、与謝野さんの言う、いわゆる「A級戦犯」の分祀は、平沼さんにとって許容範囲なのだろうか?
平沼さん、あんた、保守派にとって許し難いことを許しちゃっているんじゃあないかい?
でも、今は、それまで当然の如く、議論までする必要のなく避けられていた「天皇女系容認」さえも、言挙げされる世の中だからなあ・・・。
言葉をこねくりゃ、どうにでもなるわなあ^^;
でも、私は、踏み留まるよ。
踏み留まらなくちゃ、そこには左翼が入り込んでくるからねぇ。
(2010/04/05)
数が定まっていない時点で、
「主義・主張の誤差の許容」だけを一気に広げてしまっている!!』
◇
一昨日から憂鬱だ。
保守派の細分化(クリック!)を心配していたら、与謝野さんが離党して、平沼さんとくっついて新党を作るそうだ。
バカである。
誰をポイントにバカにすればいいか分からないのだが、みんなバカだ。
せっかくの、民主党の敵失により、押せ押せムードの自民党だったのに、鳩山弟の離脱に続いて、保守派の票割れの原因となる。
民主党は数々の失敗をしつつも、小沢のもとに一丸の態勢にある。
一部に不満は燻ぶっていようとも、数は減らしていないし、仮に、その何人かが離脱したとしても、今の民主党は往年の自民党の如く磐石だ。
・・・これは、「チキンレース」だったのだ。
民主党と自民党の在籍議員にとっては、どちらが踏み留まれるかと言うチキンレースだった。
民主党は、こんなにも不始末をしでかしながら、現時点では耐えた。
自民党の、しかも、頑固な保守派の者たちのほうが、先に萎えてしまった。
これは、自民党議員の、インテリジェンス以前の、「KY」に由来する。
石原さんが、平沼・与謝野新党にいち早く賛成をしたのは、あの人らしい「KY」の極みだ。
・・・昨年の9月に、民主党政権が誕生した。
その政権移譲(委譲でもよし^^;)の結果だけを見て、今回、自民党から離脱した者は、その時、離党の検討を始めた。
その後の、民主党の不始末の数々から来る、民主党への国民の愛想尽かしを、それらの元自民党議員は感じていなかったのだ。
だから、政権交代の時点から、離党の思いを熟成させたってわけだ。
このような、民主党の圧倒的な数の中で、それと対する勢力が必ずしなくてはならないのが、「数集め(固め)」である。
ここでは、ある一定数の議員数のとりまとめを言う。
一丸の態勢を作ることである。
それが一番大事なのに、それを崩すかのような行為は、自民党は関係ないにしても、離党する自分らを追い込むことにしかならない。
で、「数集め(固め)」が確実になる過程において、第二にしなくてはならないことがある。
それは、「主義・主張の誤差の許容」である。
多くの人数を集めるのは、政治集団のカラーの許容範囲を狭めてはならない。
民主党は、これを広げ過ぎて、元社会党の極左から、コテコテ保守の西村真悟まで同居させていて、結果、混乱の極みに達している。
今の民主党は、「数集め(固め)」のために「主義・主張の誤差の許容」を、自民党をはるかに超越して広げ過ぎてしまっている。
だが、平沼さんと与謝野さんの新党は、数が定まっていない時点で、「主義・主張の誤差の許容」だけを一気に広げてしまっている。
平沼さんと与謝野さんの間には、「致命的な主義・主張の差異」がある。
それは、郵政法案への是非であり、財政の広狭への見解の違いであり、自主憲法制定の推進か否かの観点もあろうし、
そして、靖国神社の、いわゆる「A級戦犯」への考え方の違いがある。
与謝野さんの師匠筋に当たる中曽根さんは、いちお、保守派の議員とされていたが、この人は、保守派としては許されざる政策の失敗を犯してもいて、コテコテの保守派支持者からは糾弾されている。
平沼さんは、コテコテの保守派で、なのに、無所属の寂しさに耐えかね、与謝野さんと組んでしまった。
合流する予定でもあった鴻池さんなどは、「保守色が薄まってしまった」と新党へは加わらないようだ。
平沼さんの弟子筋に当たる城内さんなどはどうだろうか?
城内さん、実直な方だそうだが、実直であればあるほど、師匠の平沼さんの今回の判断に疑問符を浮かべて悩むことだろう。
それとも、与謝野さんの言う、いわゆる「A級戦犯」の分祀は、平沼さんにとって許容範囲なのだろうか?
平沼さん、あんた、保守派にとって許し難いことを許しちゃっているんじゃあないかい?
でも、今は、それまで当然の如く、議論までする必要のなく避けられていた「天皇女系容認」さえも、言挙げされる世の中だからなあ・・・。
言葉をこねくりゃ、どうにでもなるわなあ^^;
でも、私は、踏み留まるよ。
踏み留まらなくちゃ、そこには左翼が入り込んでくるからねぇ。
(2010/04/05)