『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[ここ数年で,一番 腰を抜かした出来事]☆

2010-04-16 14:09:42 | 新・まあまあ楽しい話
☆・・・職場に新人が入ってきた。

 シフトの関係で、私は、彼の入社の挨拶などは聞いていなかった。

 いつの間にやら、現場にいた。

 線が細い奴だったので、「続くのかな?」などと思いつつも、

 新しい会社に入って不安もあるだろうから、気さくに話しかけていた。

「歳は?」

「36歳です」

「へーっ、ヨカッタァ^^ 俺と同じぐらいの年代の人が入ってきて^^ でも、三十も後半になると、なかなか正社員の口も少なくなるから、今回の求人の面接にも何人も来てたみたいだし、合格して良かったね^^」

「ええ^^」

「結婚は?」

「まだなんです^^」

「俺もなんだよ^^; なかなかいい相手がいなくって!」

「ハハ^^」

「仕事は大丈夫そう? 目の下、クマがあるけど・・・」

「これはいつもです^^」

 ・・・なんか、声が女みたいだった。

 私は、彼はホモなので、結婚していないのかなぁ、などと勝手に思った。

 しばらくして、彼は無断欠勤した後、来なくなった。

 上司に、私は聞いた。

「Kさんは、もう来ないのでしょうか?」

「うん。来ても、無断欠勤を一週間もしたんだから、部長に帰らされるだろうなぁ。やっぱ、女性には、この仕事は難しいのかなぁ」

「・・・、・・・おい、ちょっと待て、今、あんた、なんつった!?」

「うん? 出勤して来ても、無断欠勤を一週間もしたんだから、部長かなんかに帰らされるだろうなぁ。やっぱ、女性には、この仕事は難しいのかなぁ、つった」

「え!? Kさんは女だったの?」

「え? 彼女のこと、何だと思ってたん?」

 ・・・かつてない衝撃の事実だった。

 確かに、考えるに、Kさんは、伊達公子みたいな顔していた。

 『高校球児ザワさん』チックではあった・・・。

「あわわ、あわわわわ・・・」

 私はうろたえた。

 ずーっと、男として接していた。

 ・・・さて、Kさんを女として、以下の会話を読み返してみよう。

・・・「歳は?」

「36歳です」

「へーっ、ヨカッタァ^^ 俺と同じぐらいの年代の人が入ってきて^^ でも、三十も後半になると、なかなか正社員の口も少なくなるから、今回の求人の面接にも何人も来てたみたいだし、合格して良かったね^^」

「ええ^^」

「結婚は?」

「まだなんです^^」

「俺もなんだよ^^; なかなかいい相手がいなくって!」

「ハハ^^」

「仕事は大丈夫そう? 目の下、クマがあるけど・・・」

「これはいつもです^^」

 ・・・、・・・なんか、俺、とんでもない人間だなぁ・・・^^;

                                         (2010/04/16)