『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[与党民主党考・51 「機密漏洩・情報公開」]

2010-04-26 02:21:02 | 保守の一考
☆こんなニュースが入ってきました。

  《普天間移設で日米攻防 米側「怒り心頭」機密漏洩に厳重抗議 日本「メモを取るな」首脳会談の記録残さず (産経 2010.4.26 01:25)》

 <米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題をめぐり、水面下で日米の激しい“攻防”が行われている。鳩山政権への不信感を募らせるオバマ米政権が、協議内容の漏洩(ろうえい)に厳重抗議する一方、5月末決着に向けて追い込まれた鳩山政権は、責任回避のため首脳会談の記録を残していなかったことが、日米当局者らの話でそれぞれ明らかになった。(ワシントン 佐々木類)
 米政府が日本側に対し、情報管理を徹底するよう強く抗議したのは、海兵隊の地上部隊とヘリ部隊の駐留場所の距離を「65カイリ(約120キロ)以内」とするよう米側が求めている事実を、日本の政府高官が明らかにしたためだ。
 米政府は在京米大使館を通じ、「海兵隊の運用という軍事機密にかかわる問題」を逐一公表しないよう外務省に厳重抗議した。普天間飛行場の移設先について迷走を続けているうえ、協議内容を公表し混乱に拍車をかける日本政府の稚拙な対応に、米側は「怒り心頭」(日米関係筋)だという。
 日本政府は米側のこの要望について「知りません」(北沢俊美防衛相)、「(海兵隊の)運用上の話が外に出回るということはガセ(ネタ)=いい加減な情報=ではないか」(平野博文官房長官)と否定している。
 今回、米側が激しく反発したのは、漏れた情報が海兵隊の運用という軍事機密にかかわる話だっただけでなく、鳩山政権が進める普天間飛行場の移設先の見直しが頓挫した場合、「米側に責任転嫁されることを警戒しているため」(日米関係筋)だという。・・・>

 民主党や左翼陣営はクソ味噌一緒に情報公開こそがいいことだと思っているようだが、核密約もそうだけど、国民が知らないでいいことなどはたくさんある。

 と、私は繰り返し語っているが、

 人間ってのは、自分の地盤と著しく離れている事象に対しては、正常な判断が下せないときが往々にしてある。

 経験と合理の鬩ぎ合いが、ひずみを生むのだ。

 だが、多くの国民が、そのひずみを抑制し、バランスの取れた答えを出す知恵も持っている。

 しかし、民主党にはそれはない。

 特に、国内に対しては、選挙で選ばれた政権でもあるし、それでゴリ押すことも可能だが、

 その民主党の常識が国際外交で通用することはけしてない。

 少なくとも、アメリカの外交方針には、民主党の行なうような無礼はない・・・。

 自分らの責任回避のために、会談の記録を残さないようなことも、ない!

   ◇

   《新報道2001世論調査 自民が民主を逆転 参院選投票先で (産経 2010/04/25 21:06)》

 <25日放送のフジテレビ系「新報道2001」の世論調査で「夏の参院選の投票先」について、民主党が政権交代後初めて自民党に追い抜かれた。民主党は1週間前に比べ5・2ポイント減の12・2%、自民党は0・2ポイント増の14・2%だった。・・・>

 ・・・まったく安心できないけど、ちょっと嬉しいですね^^

 頑張っていきまっしょい、ショイ!!

                                         (2010/04/26)
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[映画『ボーダー』を観た]

2010-04-26 00:33:56 | 物語の感想
☆ロバート・デニーロとアル・パチーノががっちりと共演したサスペンスタッチの刑事物である。

 私は、アル・パチーノが大好きなので、その演技を堪能でき大変に嬉しかった。

 まあ、デニーロともども名優として名高いし、やや脚本に難があるようだったが、ニューヨーク市警のベテラン刑事の日常的に交わす会話の、その2人の性格上の妙で、最後までパワフルに見せてくれた。

 この作品、2008年の作品で、日本公開まで2年も掛かっている。

 「脚本に難がある」と書いたが、以下のような経緯がある。

 ウィキペディアによると、

「・・・評論家には酷評され、ロッテントマトでは21%の支持率だった。また、タイム誌が選ぶ2008年のワースト映画100で、ワースト9位だった。第29回ゴールデンラズベリー賞 ノミネート: 最低男優賞 - アル・パチーノ・・・」

 とある。

 これが私には分からない。

 特に、アル・パチーノの最低男優賞が分からない。

 確かに、アル・パチーノのやった役は疑問が残り(注:ここまで書くと、ネタバレになるのだが、私は物語のオチが、物語が始まって10分で分かった^^;)、破綻もしていたが、それをリアリティあるものにまで高めるほどの演技はしていた。

 つまり、疑問が残る役柄であったが、アル・パチーノは、与えられた役の中で最高の演技をしていたと、私は弁護したいのだ。

 百歩譲って、シナリオの不備でアル・パチーノが貶されるのは悔しいね。

 この作品、現在、日本全国を見渡して四箇所でしか公開していない。

 とてもとても、そんな小規模な公開館でしか観ることの出来ないようなレベルの作品ではない。

 『シャッターアイランド』と同レベルにはあると思う。

 確かに、そのサスペンスのどんでん返しはすぐに分かってしまうが、それはそれ、2人の名優が、凶悪犯罪者ばかりを殺害する犯人を、抑えた演技合戦で追い詰めていく様が楽しめるはずだ。

 ただ、個人的には、私は、もっともっとオーソドックな物語の中で、2人の共演を見たかった気もする。

     

                                         (2010/04/26)
コメント (6)
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