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★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

『ナナシノゲエム』クリア!!!

2008年07月14日 | ゲーム・アニメ萌え語り
スクエニのDSホラーゲーム『ナナシノゲエム』、クリアいたしました~。購入してから数日でのクリア。我ながら早かったと思います。でも、このゲーム、そんなにボリューム無いのですよね。私は、恐いのと、アクションパートが下手くそなのとで、何日もかけてのクリアでしたが、ネットなどを見てみると、早い人だと数時間でクリア出来ちゃうみたいです。

という訳で、ストーリーの核心に触れない程度の微ネタバレな感想です。

恐かった・・・メチャクチャ、恐かったです。ヘッドホンを付けて3Dサウンドでプレイすると、恐怖な効果音で尚楽しめる・・・とのことで。私は、なるべくヘッドホンを付けてプレイしようとしていたのですが、大抵、5分も保ちませんでした。
「もうダメ~~~~~~~!!!!!」
と言って、何度、ヘッドホンを投げ捨てたことか。
わたし的には、謎解き有りのホラーな読みゲーを期待して買ったのですが、文章を読むパートというのは、ほんの少し。ゲームのほとんどは、3Dアクション。で、そのアクションパートは『クロックタワー』シリーズのゲームのような感じです。で、物語性というか、内容は・・・薄い。
なんというか、『クロックタワー』から物語性を薄くしたような感じ・・・というのがピッタリかな。
とにかく、ウリである3Dサウンドでの恐怖アクションに、一番力を注いで作られたゲームです。

『ひぐらし』のような恐怖な読みゲーを期待していただけに、あまりの怖さに、「ちょっと失敗したかなぁ~。これなら『ひぐらし』DS版を買って、レナたんハァハァってして方が良かったかも・・・」
とも思いましたが、まあ、クリアしてみると、背筋も凍る恐怖体験を楽しめて(?)良かったかな、という感じ。
でも、しつこいけど、本当に恐かった。ハンパじゃなく恐かったです。精神的にかなりクる恐怖です。

で。
私は、主人公は男性を選択肢、『咎狗の血』にあやかって(笑)シキと命名。とりあえず、最強の男、シキ様となら、この恐怖もくぐり抜けられると思って。

この呪いのゲームはプレイして7日が経つと死ぬというもの。という訳で、ゲームを配信されてからというもの、「あと●日」という感じで、主人公の命のカウントダウンが始まります。

第1日目(アトナノカ)。
主人公の、TSというケータイゲーム機にゲーム配信。
ゲームを送ってくれたのは、大学の先輩尾高。で、大学にいくと、主人公の友達でもあり、尾高のカノジョでもあるリコという女の子が、
「あっ、そのゲーム、シキもやってるのね! 私も今、やってるの~。尾高もハマってたよ。でも、その尾高と最近、連絡が取れないんだ。ゲームにハマり過ぎて、学校来てないみたいだから、様子見てきてよ。アイツ、マジで留年しそうだから~」
と話しかけてきます。そんなん、自分の彼氏のトコくらい、自分で行けよ(--;と思いつつも、どうやら、リコは、現在、彼氏と喧嘩中らしくって。で、結局、主人公シキが行くことになりました。
で、ここから、3Dアクションパート。
尾高先輩のマンションを探索。どうも、人の気配はするのに、誰も居ないし、家の様子は明らかにおかしいし・・・本当に恐かったです。それで、家の中を探索中にもTSにゲームの続きが配信されてきます。ゲームが配信されると、強制的にゲーム画面になるので、DSを横持ちに変えて(アドベンチャーとアクションパートの時は縦持ちなんです)、ゲームをプレイ。
っていうか、人んチに勝手に上がり込んで、配信したてのゲームをするって、ど~よ?という感じですが。そしたら、そのゲームの中で、生け贄の儀式みたいなのが行われていて、その生け贄の名前が、「オダカ」・・・・。そして、その後、尾高先輩の死体発見。

第2日目(アトムイカ)。
プレイヤーの視点が主人公から、友達のリコにかわります。リコが電車に乗っていると、いきなり、他の乗客が居なくなり、自分一人に。そして、プレーヤーはリコになって魔列車となった電車の中を3Dアクションで探索するのですが・・・結局リコは死亡。多分、彼女が例のゲームを始めて7日目だったのでしょう。

第3日目(アトイツカ)。
尾高先輩、そして、そのカノジョであるリコの不審死。二人に共通していたのは巷で噂されている『呪いのゲーム』をしていたこと。そして、主人公にも、そのゲームが配信されてきている。また、尾高やリコだけでなく、そのゲームをプレイして不審な死を遂げている例も多いとのことで。主人公は、大学の情報学の準教授と一緒に、呪いのゲームの謎を調べることになります。とりあえず、準教授から貰った情報によると、そのゲームの一番最初の配信元は、とある総合病院らしいです。でも、その病院は4年前に「口にするのもおぞましい事件」が発覚し、閉鎖されたとのこと。4年前に閉鎖された病院からゲームが配信されているというのもオカシナ話だし、とりあえず、その廃病院に潜入し、ゲームの配信記録などを調べて来るように言われます。
・・・ってか!! 真夜中に、一人で、廃病院の探索ですか!!!???
先生ともあろう人が、そんな所に、学生を一人で行かせて良いのですか??
つ~か、どうせ、廃墟なんだから、昼間行けよ!

と不満タラタラなプレーヤーの思いは無視され、廃病院の探索パート。
当然、ヘッドホンをしていると恐怖サウンドてんこ盛り~。もちろん、途中でヘッドホンをかなぐり捨てたことは言うまでもありません。
因みに、このゲームに出てくるTSというゲーム機。メール機能もあるようで、病院探索中に、準教授からメールが来たりもします。つか、メール打つ暇あるんなら、付いて来いよ先生! それから、ゲームも配信されたりするのですが、前にも述べたように、ゲームが配信されると強制的にゲーム画面に変わります。なので、廃病院探検中に、ケータイゲーム機でRPGをプレイする主人公・・・A^^;; なんというか、シチュエーション的におかしいと思うのは、私だけ? そんな廃墟の中でゲームなんて出来るかよっっ。
で。病院内のマップはかなり広いですし、幽霊が出ます!!!!!!
とりあえず、幽霊と遭遇したら、逃げるのみ。

そう、このゲーム、いわば、幽霊との追っかけっこゲームなのです。

で、幽霊からうまく逃げながら、情報となるカルテをゲット。さあ、帰るべ~と思っていたら、また、ゲーム配信。ゲームをプレイしていると、どうも、尾高先輩とリコの関係が危うかったことが判ります。尾高と付き合っていたリコでしたが、リコは実は、主人公のことが好きだった様子。で、尾高も、そんなリコの気持ちを知っていた感じで、主人公に敵意を持っていました。とはいえ、二人とも、もう、ゲームの中の住人になってしまって、現実の世界には戻ってこれません。

そんなゲームのプレイが終わると・・・目の前にリコの幽霊が!!!!????

ギャボ~~~~~っっっっ。

逃げます、逃げます、逃げます。
とはいえ、ここは、完全な覚えゲーでして、脱出ルートをちょっとでも間違えて、変な方向を向いてしまったら、リコの霊に追いつかれて、主人公死亡orz
私は、ここで、何回死んだか判りませんA^^;;  が、ひたすら、リトライしていたら、その内、無事脱出できました。

第4日目(アトヨッカ)。
病院を脱出した時に持って帰ってきたカルテ。そのカルテに書かれた人は、ユタソフトというゲーム会社の社長さんとのことで。もしかしたら、「呪いのゲーム」を作っているのは、このゲーム会社なのでは・・・という疑惑が。で、またしても、大学の準教授の命令で、そのゲーム会社を訪ねることになりました。
ユタソフトは中野ブロードウェイというショッピングモールの4階に入っているということで。
今度は、中野ブロードウェイの探索。って、中野ブロードウェイって、実在するショッピングモールですよね??笑
で。
な ん で シ ョ ッ ピ ン グ モ ー ル に 来 る の に 、 閉 店 後 な の ! ! ? ?
別に、その中に入っている会社を訪ねるにしたって、昼間で全然いーじゃんかっっ!!!!怒
なのに、なぜか、主人公は、夜中で、すべてのテナントやショップが閉まってて、ガラン~~とした不気味なショッピングモールにやってきます。
もちろん、幽霊、たくさん居ます・笑
恐いです、マジ恐いです~~~。
で、そんな探索途中に、準教授からメールが再々来るのですが。
最初は、
「ユタソフトに連絡を取って、今から、キミがそちらに伺う旨を告げておいて了承を貰ったし」
という内容だったのですが、途中から、
「調べていたら、ユタソフトは、4年前に倒産していた。じゃあ、あの時、電話に出た人は誰だったのだろうか? 倒産後の残務処理の人かな?」
というメールが・・・。

・・・・・・・・・恐い・・・・・・・・・・・・。
っていうか。
教授~~~~~っっっっっ(><) 4年も前に倒産した会社の残務処理を、今やっている訳ないじゃないですかっ!! アナタ、本当に、大学の先生ですか!!?? と暴言を吐きそうになった私ですが、とりあえず、先生のご命令通り、ユタソフトに向かいます。ええ、もちろん、幽霊に遭遇しながらね(^^)b で、ユタソフトに行くと案の定、そこは廃墟。とりあえず、社員名簿を勝手に持ち帰って、幽霊に追いかけられながらも脱出。
もちろん、脱出までに、何度死んだことか・・・数えきれませんorz


第5日目(アトミッカ)。
ユタソフトから持って帰った社員名簿。皆の名前の頭文字をとって見ると、
「 ユ ル サ ナ イ 」
になってました。ひえぇぇぇぇぇ(><)っっ。恐いっ。
で。
またしても、準教授からのミッションが・笑
その社員は、皆、不審死や失踪を遂げているということが判明。でも、社員達の失踪や不審死が始まる前に、この会社を不当解雇になっていた、生田という人物がいるらしく。彼も、行方不明。そんな生田氏の自宅は、今、競売にかかっているとのことだけど、そこに侵入してきて、何か手がかりを掴んできてくれ・・・とのこと。
っていうか、競売に出されてる無人の家に、勝手に入って良いのですか、教授?
で、結局、アンタは付いてこないのよね(--#
という訳で、今度は、廃墟というか、無人の家を探索。競売にかけられていて、鍵なども閉まっているので、唯一開いていた窓から入ると。
無人とはいえ、意外と綺麗なお家でした。でも、恐いですよ~。変な音は常にするし、所々、血痕のようなものはあるし。
しかも、トイレのドアをコンコンってノックしたら、ノック帰ってくるし(@A@; 無人とちゃうんですか!!!???
あと、誰も住んでいないハズの家なのに、お仏壇には、線香の煙がたなびいていたり・・・・・・・。
恐い・・・恐すぎます。
そして、ネタバレになるので書けませんが、ここで、重要な手かがりを発見!! すると、この家で4年前に起きた、恐怖の事件が明らかになります。

第6日目(アトフツカ)。
前日の生田邸で手に入れた手がかりから、七支岬にあるとあるホテルへと行くことになった主人公。因みに、このホテルも既に、廃業になっていて、ぶっちゃけ廃墟です。
と言うわけで、廃ホテル探検開始~。
とはいえ、いきなりホテルではなく、ホテルのある岬に行く手前の旧道とかトンネルからスタート・・・。トンネル・・・・・・・。恐いよ・・・・幽霊いっぱい居るしさ。とりあえず、旧道やトンネルを抜けるだけで、グッタリ疲れました。が、本番ステージは、ホテルから・・・。
ホテルにたどり着いてから、いよいよ、本格的に廃墟探検。
もうね・・・恐いってもんじゃ。一番ビビッたのは、ある部屋で、扉を開けた瞬間、目の前に、幽霊が居て、いきなり、お見合い状態。死にました。かなり長いマップを探検して、今回の「呪いのゲーム」の発端となったとある少女の霊を発見し、ホテルを脱出。

第7日目(サイゴノヒ)。
ホテルを脱出して、灯台に向かう主人公。ゲーム中に、この「灯台」がキーポイントというのが判ってくるのですよ。
で、灯台を探索した後、すべての謎を明らかにして、最後に配信されてきたゲームをプレイしたら・・・クリア!!
夜明けです~。
最初、私は、この謎解きの意味が分からず死亡したり、タイムアタックが間に合わなくって死んだり、何度、リトライしたことかorz


まあ、なんというか、廃墟探索ゲームですね。物語の核心などは、配信されてくる「呪いのゲーム」を進める内に、段々と明らかになってきます。
とはいえ、内容は薄いですし、別段、感動するお話でもなかったです。
ただただ、3Dアクションが恐すぎるというだけというかなんというか。

でも、まあ、さんざん悲鳴を上げて怖がったけど、暑い夏の恐怖体験ということで、こんなもんかな~・笑

因みに、RPGパートでアイテムを集めなきゃイケナカッタのですが、私、全部集められなくって・・・。ベストエンドでは無いらしいのですよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・ということは、もう1回、アイテムをコンプして、2周目をやれと。無理無理無理。もう1回あの恐怖を味わう勇気はないですorz 

そうそう。DSって、確か本体に自分の名前を付けますよね。なので、『ナナシノゲエム』クリア完了後、画面に、
「配信完了 シキ→ベル(ホントは本名入れてるけど)」
という文字が。
あわわわわわわわわ。
ゲームの主人公から、私宛に呪いのゲームが送られて来ちゃったですよ(@A@;