★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

PC版『咎狗の血』 ケイスケ・エンド クリア☆

2008年11月26日 | ゲーム・アニメ萌え語り
最初に、ちょっとお詫びを・・・m(__)m
サイトに置いてますPBBS。
かなり頻繁にスパム書き込みがあって、なるべく再々、消すように心がけてはいるのですが。PCを使えない日などが続きますと、どうしても、スパム書き込みが増えて過去ログが流れてしまいがちで。
本日も、大量のスパム書き込みを削除したのですが、既に、過去ログが流れてしまっていた状態でして・・・。
復旧を試みたのですが、出来なくて・・・。カキコミを下さった方には、本当に申し訳ございませんでした。
投稿頂きました絵は、私の方で、大切に保存させていただいているのですが・・・それでも、せっかくのイラストが流れてしまったのは、本当に哀しいのと申し訳ない気持ちで一杯です。
これからも、スパム書き込みは、気が付いたらすぐ消すように心がけますが、もし、ご迷惑やご不快な想いをさせてしまいましたら、本当に、申し訳ないです。

※     ※     ※     ※     ※

さて。
今日は、PC版『咎狗の血』ケイスケ・エンドの感想を。

っていうか、2周連続で、ケイスケのハッピーエンドをプレイしてしまいましたがな(*^^*)
やっぱり、ケイスケ・エンドは良いですね(//▽//)

なんというか、このゲームは、どのキャラと結ばれようともしっくりくるというか、ちゃんとストーリーになっているのですが、でもでも、やはり、この物語はもともと「アキラとケイスケの」物語なんじゃないかなぁ~と思います。

キャラ的には、シキが大好きですし、シキ×アキラのカップルも好き。
特に、病んでる感のある「軍服エンド」とか「淫靡エンド」は、結構、ツボだったりするのですが(^m^)

でもでも。
「カップル」と「物語」に重点を置いて考えるなら、やっぱり、ケイスケ×アキラが一番好きですね。
うん。
この物語自体、アキラとケイスケの物語なんだと思う。

幼少期に、生態兵器として研究所にいたアキラやケイスケ。
非ニコルのウイルスを持つアキラ。
ラインに驚異的な適合能力を示す亜種のケイスケ。
アキラとケイスケは、同じような環境下にあったわけで・・・そういう意味では、ケイスケも、また、この物語の主役じゃないのかなぁと思いましたね。
たまたま非ニコルのキャリアがアキラで。その事で、軍に選ばれ冤罪を着せられたアキラですが。
ケイスケの亜種的な能力が、もし、軍に知られていたりしたら・・・・もしかしたら、軍に利用されたのはアキラではなくてケイスケだったのかも知れないですし。
シキやリンや源泉は、トシマで知り合い、アキラに影響を与えた人達という感じですが、ケイスケやnは、アキラの抱える非ニコルの件や、また、軍の生体実験の被験者(被害者)であることなど、単なる「出逢い」だけでない「因縁」というか「運命」のような繋がりを感じずにはいられません。

さてさて。
ケイスケ・エンドはPS2版を一度クリアして以来だったのですが・・・やっぱり、すごく胸に来ました(;;)
情事シーンがカットされている他は、全部、PS2版と同じストーリー進行だったと思います。でも、カットシーンのないPC版の方が、すごく胸に来ました。
情事シーンがカットされていない分、すごく情感があるというか・・・最後に、ラインが抜けたケイスケとアキラが結ばれるシーン、好きだなぁ~。
っていうか、ケイスケがライン中毒になっているとき、アキラをレ××しちゃう訳ですが、その後、ラインが抜けたケイスケと結ばれるとき。一瞬、アキラの脳裏を、その時の出来事が浮かんで・・・「でも、このケイスケはあの時のケイスケとは違うんだ」って思い直して抱き合うところとか、なんかジーンと来ましたです(;;)
また、アキラが「自分の痛みはケイスケの想いでもある」って思うところも好きでした。

エンディングはラブラブほのぼのイチャイチャなので、救われる気がするのですが・・・でも、ケイスケの背負ったものを考えると・・・ケイスケが不憫でなりません。
っていうか、ホント、ケイスケ・ルートだったら、主人公はアキラじゃなくケイスケなのでは?と本気で思うです(^^)b

危険を冒してまでアキラを追ってトシマに入ったケイスケ。
アキラの役に立ちたい一心だったのに、やることやること裏目に出て、アキラに嫌われたと思いこんで・・・その結果のライン中毒。そして、ラインの作用による殺戮行為。死ぬ思いでライン中毒を脱したあとに、突きつけられた、自分がかつて研究体であったという真実。
非ニコルのキャリアのアキラも、重い物を背負っているとは思いますが、トシマに来てからのケイスケの身に起こったことは・・・アキラ以上に重すぎる物で。
エンディングで、「今でも悪夢にうなされて飛び起きる夜がある」というケイスケは、それでも、アキラの前では穏やかに優しく接していて・・・。きっと、心の中には、消えない傷や贖罪の気持ちが渦巻いて居るんだろうけど・・・でも、それを表面に出さず、明るく工場で働いていんだろうな・・・と思うと、「幸せになれて良かったね」と想う気持ちと同時に、切なくて泣けました(ノ_・。)

いくら、クスリの所為で記憶が曖昧だったとはいえ・・・。
たくさんの人を殺してしまったケイスケ。
その過去を抱えたまま生きていくのは・・・簡単なようで、死ぬことより大変なことだと思います。
ラインを服用したのは、ケイスケの意志だったかもしれませんが、でも、想定外の適応能力を見せてしまったことは、ケイスケ自身の所為じゃないですものね。
幼少期に研究対象として利用され、その記憶を消されて・・・。
アキラもケイスケも、自身が望んでそんな体になった訳ではないのに。
でも、過去の事実を無かったことに出来るわけにも行かず、また、その体の能力を消すわけに行かず。

トシマ脱出の際、ケイスケが「アキラがいなかったら、自分もnのようになっていたかも」という言葉が、重かったです。
軍に利用され、ねじ曲げられた人生を歩まされていたかもしれない二人。
でも、二人が一緒にいることで、支え合い、一つ一つ困難を克服して行けたらいいなぁと思います。
「ねじ曲げられた」と思うことなく、自分たちで選んで生きてきたんだ・・・って、胸を張って言えたらいいね。
とりあえず、とにかく!!
二人で幸せになってくれっっっっ(*><*)
そう思わずにはいられません。
ケイスケ・エンドは、やはり、「王道」エンドなのでしょうが、やはり、王道は良いですよね♪♪
そういえば、かの秋川弥生大テンテー(笑)も『純愛ロマンチカ』の中で、
「王道は王道たる所以があるをテーマに、模索している」
と仰っているくらいですから(^^)

はう~ん(*><*)
ケイスケ・エンド・・・2周連続でプレイしてしまいましたが・・・またまた見たくなりましたです。

でも、その前に、いよいよ、ラストのnルートをプレイしなくては!
・・・とはいえ・・・哀しいなぁ・・・。
nは、好きなキャラなのですが、nルートのケイスケの最期がね・・・。
あれ、PS2版の時も号泣ものだったので・・・・(><)
あっ!
でも、良いんだ。
nルートの後に、また、ケイスケ・エンドを見れば、ケイスケは幸せになれる・・・ハズ・笑

そうそう。
ケイスケエンドを最初見たときは気が付かなかったのですが。
ケイスケをクリアしたら、「ライナーノート」が出現しましたね。
製作スタッフさんたちのメッセージやイラストがいっぱい載ってて、ついつい熟読しちゃったですv

という訳で、ケイスケ・エンド、2回連続プレイでした(^m^)