★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

2012年01月16日 | 映画鑑賞記
体調が本調子になってきたので。

今日から、昨年末に見た映画の感想なんかをUPて行きたいです。

で。

遅くなっちゃったけど、今日は、『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』の感想を。


■タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 予告



ベルギーの人気コミック『タンタンの冒険』をベースに、スティーヴン・スピルバーグ監督が描く、3Dアニメ映画です。


この物語の主人公は、少年レポーター・タンタン。
ニッカボッカとクルっとはねた前髪がトレードマークで、相棒は勇敢な白いフォックステリアのスノーウィ。

彼は、世界中を飛び回り、彼が体験したスリリングな冒険を最高に面白い記事にしているのです。


そんなある日、タンタンは、帆船の模型を購入します。
しかし、その模型を買った途端、買い取った値段の倍額払うから譲ってくれ・・・と、怪しげな男に声をかけられます。

この模型には何かある・・・!

そう思った彼は、模型の元となった、伝説の船「ユニコーン号」について調べるのでした。
ユニコーン号とは、17世紀に海上で忽然と消えたといわれる伝説の船。
今も行方が分からないそのユニコーン号には、とてつもない財宝が積まれたままだ・・・と。

そして、模型を調べると、マストに、暗号が記された羊皮紙の巻物を発見。

どうやら、これが、未だ眠ったままの、財宝のありかを示す暗号のよう。


けれども、彼が家を空けている間にドロボーに入られたり、彼に模型を譲ってくれと言った男が殺されたりと、タンタン自身も、なんだか、危ないことに巻き込まれ始めている様子。

そして、ついには、誘拐され、気が付いたら、海の上!

そんな時、タンタンはユニコーン号の船長の末裔のハドックという男と知り合います。

タンタンとハドックは、自分たちを誘拐した犯人の元から脱出し、奪われた暗号を取り戻す冒険に出るのでした。





わたし的には、文句なしに面白かったです。
エンターテイメント冒険CGアニメですね!

でも。
私、「タンタン」と言っても、イラストは知ってたし、キャラの名前も知っていましたが。・・・具体的には、どんなお話なのかは、全然知らなかったのですよ。

コミックスというのも、初めて知りましたよ。
なんだか、勝手に絵本だと思っていました。

そして、ベルギーの作品・・・というのも、もちろん、初耳です。
っていうか、「TINTIN」と書いて「タンタン」と読むフランス語読みだから、フランスの作品だと思いこんでました私。

なので、冒頭の、広場のシーンも、てっきり、モンマルトルだとばかりwww

それにしても。

タンタンって、何歳?? そして、何者???

リポーターっていうからには、フリーの新聞記者なりジャーナリストなんだろうけど・・・。それとも、冒険家???

原作のイラストだと、青年に見えるけど、映画のCGだと、14、5歳の子供にしか見えないんだけどA^^;;

う~ん、気になる。
彼のパーソナルデータ(笑)


で。

原作絵を知ってると、どうしても、あのCGタンタンに違和感を覚えてしまいます(^^;;

でも、私は、すぐ慣れました。
ストーリーが面白いので、引き込まれちゃったですし。

おっそろしくテンポが良くて、インディ・ジョーンズみたいに最初から最後まで、ガンガン冒険!


冒頭で、すぐに謎めいたユニコーン号の模型をゲットするタンタン。
途端に、怪しげな人物に声をかけられまくったり、家にドロボーが入ったり。

怪しいお屋敷に潜入してみたり、謎の暗号は出てくるし、はたまた、命を狙われたり。

ついには、誘拐されちゃうし!

初っぱなから、タンタン、ピンチの連続です。

舞台も、あっという間に海上。砂漠。飛行機。

まあ、良く言えばテンポが良い。
悪く言えば、展開が結構強引・・・な感じかな。

なので、どれだけ物語に引き込まれてるかで、テンポ良く感じるか、強引な展開に感じるか・・・個人差があるかもしれませんね。

ハドック船長の語る、過去の海賊のシーンも、所々に挿入され、ドンドン物語は進み、また、盛り上がって行きます。

そして。

予告編で散々見た、モロッコでの脱出シーン!
あれは、凄かった!!!!

私は時間の関係で2D版で見たのですが、3Dだったら凄かっただろうなぁ~。

3Dで見たかったなぁ。(でも、CGが凄すぎて3Dで見てたら、気分悪くなってたかも!?)


過去から伝わる伝説の船と、残された財宝。
その伝説に関わる、末裔達の因縁。そして、宝の暗号。

そして、その暗号を手にしたり、奪われたり、また奪い返したり。

それが、目まぐるしく変わる舞台で繰り広げられるので、ずっとワクワクしていました。

RPGゲームのような展開で、こういうの大好きです。


そうそう。

個人的には、クレーンでのバトルが大爆笑でした。
なんか、コックピットに乗って、ロボットを操っているようにも見えるから、可笑しいのなんのって(笑)

ホント、面白いエンターテイメント映画で、楽しめました。


ただ、物語の展開が早過ぎて、人物の描き方がイマヒトツだったのは否めないかなぁ。
っていうか、タンタンの個性というか、キャラが、いまいち掴めなかった気がしました。

でも、まあ、面白かったのでいっか♪

原作コミックが気になり始めたので、読んでみたいですね。