★ベルの徒然なるままに★

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映画『ドクター・ストレンジ』

2017年02月23日 | 映画鑑賞記
今日は、少し前に鑑賞しました、『ドクター・ストレンジ』の感想を♪♪

ベネディクト・カンバーバッチ主演の、アメコミ映画!!
この情報を聞いた時から、とっても楽しみにしていまして。
そして、映画館で予告編が流れる頃になると、もう「いよいよp(^^)q」ってワクワクしていました~。
楽しみにしていた作品、思いっきり堪能しましたよ。
とても面白かったです。
因みに、私は、3D IMAXで鑑賞したのですが、まさに、3D IMAXで見るのに相応しい圧倒的な映像美、迫力、どれをとっても素晴らしかったです。

■映画『ドクター・ストレンジ』予告編




主人公のドクター・ストレンジは、超天才の外科医。
そのスキルは実に素晴らしく、「神の手を持つ男」と呼ばれるほどでした。
天才外科医として、名声を欲しいままにし、リッチな生活を満喫し・・・と、やや傲慢気味なところもある彼でしたが、ある日、車の運転中の事故により、車ごと崖下に転落。瀕死の重傷を負うのでした。
なんとか一命は取り留めたものの、複数の神経が切れてしまった彼の両手は、もう、昔のように繊細な外科手術を行うことは出来ず、医師としての生命を絶たれてしまいます。
それでも、諦めきれない彼は、高額な手術を繰り返し、繰り返し、やがて、あれだけリッチだった財産も底を付き、それでも、両手は一向に直る兆しすらない。。。
絶望に打ちひしがれ、自暴自棄になった彼でしたが、カトマンズにある、謎の治療施設の噂を聞きつけます。
そこでは、頚椎を損傷し、決して歩けるはずがなかった者も、普通に歩けるように回復していると・・・。
そんな謎の治療施設に、一縷の望みを託し、もう片道分のチケット代しか残っていない財産を使い、カトマンズに飛ぶのでした。
そして、そこで、人智を超えた神の領域の魔術について学ぶドクター・ストレンジ。
彼の手は、段々と回復していきます。
両手が治れば、すぐにでも医者に復帰する気であった彼ですが、やがて、闇の魔術から人類を救う戦いへと巻き込まれて行き、人類を守るヒーローへと変化を遂げていく・・・。

・・・というストーリー。

アメコミ原作の実写映画なのですが、ちょっとアニメっぽい雰囲気を感じ、そこが好きでした。
本当に面白かったです。

主人公のドクター・ストレンジは、物語冒頭では、ちょ~~っと傲慢さが鼻につく人物です。
傲慢なんだけど、でも、なんとなく憎めないのは、単に私が、カンバーバッチ氏が好きだから、なのかな?(笑)
まあ、でも、「神の手を持つ」と言われるほどの天才外科医ゆえに、そんな傲慢さも仕方ないのかなぁ~と思うのですが、とにかく、彼の「人生の勝ち組」っぷりがハンパなかったです。
オシャレで、カッコ良くて、リッチで・・・そんな彼が、不幸な事故により、医師としてのキャリアを全て失ってしまう。
冒頭の彼の勝ち組っぷりが凄過ぎるので、その後のギャップがあまりにも・・・(;_;)

あれだけ身嗜みをきちんとしていた彼が、髪もボサボサ、無精ひげ、ヨレヨレの服を着て、自暴自棄になる。。。
それでも、まだ、かつての「天才外科医だった」というプライドに縋り、なんとか医師のキャリアを取り戻そうとするものの、絶望のどん底まで行きつき・・・。
そして、もう、藁に縋るような思いでやってきた、カトマンズのカマー・タージなる施設。

医者であるが故に、医学的なことや、科学的なことしか信じられない彼が、カマー・タージのエイジェント・ワンと対話し、人智を超える神秘の力について、反発しつつも、段々と受け入れていく過程が良かったです。

そして、あんなにもヨレヨレだった彼が、少しずつ魔術を習得していくことにより、段々と、昔の生気を取り戻していくところも好きでした。

それから、エイジェント・ワンの、まるで人間を超えたかのような凛とした美しさにも、目を奪われました。


そしてそして。
シリアスなのかと思いきや、要所要所でギャグが入るところもタマりません!

闇の魔術に憑りつかれた者達から襲撃を受けたところも、本来なら大変な事態でしょうに、敵との会話がギャグ過ぎるwwwww

そして、妙にドクター・ストレンジに懐いている、例の赤いマントも、動きの一つ一つがコミカルで!
シリアスな襲撃シーンのハズなのに、笑いが(^m^)

っていうか、敵キャラも、なんだかお茶目だなぁと思ってしまう、そんな展開でした。

はたまた、幽体離脱して、自分の体の手術を指示するところも笑っちゃった。
元恋人さんとも、また、上手くいくと良いですね。


更に。
戦闘シーンは圧倒的迫力で凄いです。

ちょっと、映画『インセプション』を思い出しましたが、それより、もっともっと凄いかな。

空間自体が、有らぬ方向に回転したり、崩れて来たり。
歪んだ時空などなど。

そんな中で繰り広げられる、東洋チックな武術と魔術。

今までのアメコミ映画には無い映像が、とても新鮮でした。


とにかく。自分のことしか考えていなかった利己的な主人公が、段々、人類の平和を守るヒーローとして成長していく姿がカッコ良いのです~!!

元々アメコミ原作の映画は大好きなので、この作品も、大いに楽しみました。

そして。ラストのラスト。
なるほど、新しい敵は、そう来たか!って感じでした。

有りがちな展開といえば展開なのですが、こういうストーリーは、定番というのもまた面白いのですよね。

今後の彼らの活躍、そして戦いが楽しみです。
また、最近のマーべル物は、世界が繋がっていて、コラボが多いので、また『アベンジャーズ』や『スパイダーマン』、『マイティー・ソー』との共演もあるのかな?と期待大でもあります。

ベネディクト・カンバーバッチの新しいキャラクター、最高でした\(^o^)/

大好きな映画です。