★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

老師お題『海色の瞳』UP&映画『シャッター』

2008年09月26日 | 映画鑑賞記
まずは、サイトの更新のお話から。
今日、「シーモア老師好きな私に50のお題」、『49 海色の瞳』をアップしましたです~。
ちょっとダークな老師様ですが・・・楽しんでいただければ幸いですv

さて。
今日は、お天気が悪く、朝からすごい雷雨でした。
雷、落ちるんじゃないかと思うくらい酷くって。
ドッカ~~~~~~ンって音がひっきりなしにしていましたですよ。
でも、雷雨は午前中で治まり、午後からは、曇ながらも穏やかになりました。
とはいえ、天気の悪い日は、暗くって、陰鬱~~な気がしてしまうのは私だけ?
というか、最近、オットが忙しく、帰宅時間は、毎日am2時を回っているのですよねorz 最も遅いとam3時回ったり。
深夜に一人で家にいるのは、ちょっと苦手です。
一人暮らしをしていた時もそうだったのですが、自分一人しか居ない状況でお風呂とか入るのって、恐くないですか???
なんか居そう・・・というか出そうなホラーな気配がしてA^^;;
でも、そんな、一人時間の多いこの時期に、何を想ったか、先日、一人でホラー映画を見に行ってしまいましたです・爆
今日みたいに、お天気の悪い、どんよりと暗い日は・・・その映画を思い出して、なんとなく後ろに気配を感じる・・・・・・・・。

こ、恐いです(><)

でも、私には、シーモア老師様が守ってくれていることを信じて、そのホラー映画のレビュー、行っきま~~~す。
という訳で、『シャッター』の感想です。

この映画は、外国の俳優さんが主人公ですが、監督は日本人。また、舞台も日本ですし、物語のキーとなる幽霊役は、奥菜恵さん。
劇場で予告編を見て、「面白そうだなぁ」と思って、恐いの覚悟で行ってきました。

物語は、主人公ベンとジェーンの幸せな結婚式のシーンから始まります。
友人達に祝福され、アメリカで幸せな結婚式を挙げたベンとジェーン。
カメラマンのベンは、結婚早々、日本での仕事に就きます。なので、新婚旅行と仕事を兼ねて、日本へと旅立った二人。
仕事に就く前に、富士山などを観光しハネムーンを楽しむ夫婦でしたが、ロッジに向かう際の山道を運転中、ジェーンが、いきなり現れた女性を轢いてしまいます。
警察にそのことを説明したものの、どこにも人を轢いた痕跡もなく、もちろん、轢かれた本人の姿もない。結局、人を轢いたのは、ジェーンの精神的な幻覚か何かだろう・・・ということで片付けられてしまいました。

そして、ハネムーンを終え、二人の新婚生活の始まり。
ベンにとって、日本はかつて仕事をしたことのあった地。日本にいる仕事仲間も温かく出迎えてくれ、幸せな生活のハズでしたが。
新婚旅行の時の写真に写る、奇妙な影。
原因不明の肩の痛みに悩まされるベン。
そして、度々ジェーンが目撃する、例の事故の時の女性。

ジェーンは、奇妙な写真が心霊写真なのではないか、自分が度々目にする女性の姿は霊なのではないかと思い、一人で調べ始めます。

すると、夫のベンが、自分との結婚前に日本で働いていたときの写真に、その女性の姿があることを発見します。ベンに問いつめたところ、それは、日本にいたときの恋人メグミで、当時、別れ話を切り出した途端、ストーカーチックになってきた・・・という彼女との過去を告白するのでした。結局、ベンの友人二人が間に入り説得をし、メグミは田舎に帰った・・・とのことで、それ以来、会っていないと。そんな時、ベンの友人で、かつてメグミの異常なストーキング行為を説得してくれたという二人が、相次いで怪死。
そして、夫婦にも、色々な恐怖が襲いかかるのでした。


めちゃめちゃ恐いという訳ではないのですし、そこまで、グロいシーンがあった訳でもないのですが・・・やっぱり、恐かったです。
ビックリするような恐怖ではなくて、心霊写真を見るときのようなジワリジワリと来る怖さでしょうか。

ストーリーとしては、意外と単純な話で、大体想像が付きました。
まあ、なんというか・・・。
これは、男が悪いよ、自業自得だよ・・・と思わざるを得なかったかな。

メグミは、本当にベンのことが大好きで、多分、彼女のすべてだったのでしょう。もちろん、行き過ぎたストーカー的な行為は、許されることではなかったかもしれません。
でも、メグミが霊になってまで、ベンに取り憑いていたのは、単に、ベンが自分と別れたからではないと思うのですよね。彼女に対して、ベンとその友人が行った、ある行為が許せなかったからなのではないかと思いました。
ネタバレになるので、詳しくは語れませんが、ベンと友人二人が、メグミに対して行ったとある行為。ベンは、最後、妻のジェーンに、「自分は何もしていない。ただ、写真を撮っただけだ!」と弁明するのですが・・・例え、写真を撮っただけでも、酷い犯罪なのではないかと思いますし、やはり、女性としては許せない行為です。

そうそう。
映画の中で、何が一番怖かったかって・・・。
ジェーンが、心霊写真ばかりを取り扱う雑誌の編集部を訪ねるシーン。
その時に案内された、心霊写真の保管室・・・。
壁いっぱいに貼ってある心霊写真と、その一枚一枚の画像。マジで、怖かったです。うん。あそこが一番怖かったかも。でも、なんで、あんな保管の仕方して居るんだろ? 謎だわ~。

そして、この映画のまさにキーパーソンであるメグミ役の奥菜恵さん。とても存在感のある演技だったと思います。台詞はほとんどないのですが、ベンとの幸せな恋人時代の初々しい女性から、やがて、貪欲に幸せを欲するようになる「女」に変貌し、別れ話を拒んだあとのストーカー。そして、恨みを抱いて復讐にやってくる幽霊。4つの顔を見事に表現していたと思います。
ラストのラストでの、彼女の顔が、印象的でした。哀しくて怖い物語だなぁ~と思ってしまいました。

これは余談ですが、メグミの母親役は、宮崎美子さん。
先日見た、映画『デトロイト・メタル・シティ』でクラウザーさんのお母さん役もされていましたよね。なんとなく、それを思い出してしまって、一瞬、怖いのがなくなったです・笑

メチャクチャ怖いホラーという訳ではないので、ホラー初心者さんには良いかも知れませんv

それにしても。
ホラー映画見た後って・・・。
なんか思い出して怖くなるのですよねorz
心霊写真とか心霊写真とか心霊写真とか・・・・・・。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホラーナイト (ベル)
2008-09-30 16:23:58
こんにちはvv

私も、最近は、夜更かし=PCという感じです・笑
でも、一人で居ると、なんかPCをしている背後に気配を・・・・・・・。

なぜか、『シャッター』は見たくって、夜の部で映画館に行きましたです~。
でも、ある意味、こういう時って、同じ、一人で見るとは言え、自宅でよりも映画館の方が怖くないような気がします。
自宅で見たら、なんか、映画の余韻を家の中で引きずりそうですが、映画館だと、劇場を出れば、日常に戻れる・・・みたいな。

『シャッター』は劇場予告を見たときから、凄く興味深くって。で、見に行った訳ですが、奥菜恵さんの幽霊が、綺麗で哀しくて怖かったですよ。

因みに、私も、めっちゃ、恐がりです~(^^)b
返信する
Unknown (ふぇいと)
2008-09-29 10:14:42
一人暮らしの夜中っすか・・・
自分はもうかれこれ10年くらい独りなんで
慣れたかな・・・
ってかね 夜更かし=PCなんであまり気にならないっす 
むしろ徹夜して朝方になって 日が出始めた時に あーやっちゃった~って気分になる時のがちと憂鬱
<その日の午前が睡眠でパーになるので

でもやはり夜中にホラー系は見れませんね
自分最近めっさ怖がりである事に気付きました
うっはw
ちなみに女の幽霊って美人の方が怖いですね(ぇ

でも何となくね そういう時にホラー見たくなってしまう気持ちはわかりますわかります
後悔するのがわかってても興味が先行してしまいますね
返信する

コメントを投稿