今日は、3月の半ばに鑑賞した、映画『Winny』の感想をば。
ファイル共有ソフト「Winny」の開発者である金子勇さんの逮捕と裁判という、実際の事件を元に描いた作品です。
久々にスクリーンで拝見する東出昌大さんの演技と役作りに圧倒されました。
また三浦貴大をはじめとする共演の皆様も凄かったです。
この事件や裁判に関しては、当時も関心はありましたが、あまり詳しくは知らなかったので、色々と考えさせられました。
ソフトの開発は罪なのか?
未来の技術・研究の発展を担う才能や機会を潰しかねない逮捕には怒りしか感じませんでした。
パンフレットを読むと、金子氏を演じられた東出さんは、眼鏡や腕時計、カメラ等、彼の遺品を身につけて演じられたそうです。
また、お部屋のセットにも金子氏の遺品が置かれたり…と、この作品こ作り手側の強い決意や覚悟を感じました。
スクリーンから凄い熱量が感じられる。
そんな作品でした。
若くで亡くなられた金子氏が、もし逮捕や裁判に奪われた時間がなければ、もっと活躍されたのでは?、もっと日本の技術発展に貢献されのだは?と思うとやるせない気持ちになります。
社会派映画に興味のある方、Winny事件に関心があった方、ネットなどに興味のある方、そして、東出昌大さんがお好きな方、オススメしたいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます