★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

「のだめ」とかサイトとかイラストとか

2008年01月11日 | 二次創作
ちょっと、今更ながらですが、お正月に放送された「のだめカンタービレ SP」の感想を。

昨夏に、フランス編放送決定!!というニュースを聞いてから、この日をずっと楽しみにしていました。
今回は、原作で現在進行中のパリ編ということで。
ちょうど、少し前にパリに行ったばかりの私は、そういう意味でも楽しみでした。

そうそう。
パリのロケって、私たちがパリに行っていた期間と、すごく近いのですよ。
確か、私たちがパリに行ってた1週間後だか10日後だかに、パリにロケ入りした・・・というような内容の記事をその当時読みましたです。
もう少しロケが早かったり、また、私たちがパリに行くのが少し遅かったりしたら、ロケシーンも見られたのかもなぁ~と思うと、少し残念。
でも、なぜ、その時期にパリロケなのか、少し分かるような気がしましたです。
というのも、私たちがパリに行ったときは、ちょうど、パリでラグビーのワールドカップ開催中でして。
パリの名物でもあるエッフェル塔が、なんと、ワールドカップ・ラグビー・バージョンにデコレーションされていたのですよA^^;;
しかも、エッフェル塔から、巨大なラグビーボールがぶら下がっていたり。
でも、ドラマで出てきたエッフェル塔は、ノーマルバージョンに戻っていましたから。
やっぱり、普通の仕様に戻るのを待ってからのロケだったのかもしれませんよね。
って、勝手な想像ですが。

ドラマを見ていても、私たちが歩いた通り、渡った橋、行った名所などなどを、のだめ&千秋が歩いていて、すごく嬉しかったですね(*^^*)
そうそう、ドラマの中で、のだめと千秋が乗っていた、オープンカーな二階建てバス。私も、同じのに乗りましたですよ~。でも、ロケの頃でしたら、かなりあの上は寒かったでしょうね。
そして、リヨン駅でのシーンも、
「おお、まさしく、リヨン駅だぁぁぁ」
って、見ていて盛り上がりましたです。私も、リヨン駅を利用してたので、すごく見覚えのある風景でした。
そういえば、コスプレーヤーさんが大量に出てきた電車の外観。
ラグビーワールドカップのデコレーション列車でしたね。
やっぱり、あのころの時期だったんだなぁとしみじみ思ってみたり。

と。ロケ地の感想はここまでで、ドラマの感想ですが。

すごく面白く、良い具合に創ってあったと思います。
一番気になっていた、言葉をどうするのか・・・・というところも、うまく外国人タレントを起用したり、また、吹き替えをしたりして、最初に予想していたほどの違和感はなくって。すごく楽しめましたね。

そうそう。
千秋様が相変わらず、ステキ(//▽//)でしたよね~。そういえば、彼、激やせしていたように思ったのですが・・・私だけかしら?? 以前の連ドラの時と少しお顔の雰囲気が変わっていたような。
とはいえ、指揮をする時の迫力や目力は、本物のマエストロのようで、相変わらず、格好いいと思いました。

また、お馴染みのキャラだけでなく、フランス編からの、個性豊かな面々も、皆、良かったですよね~。
わたし的には、最初は、どうなのかなぁと思っていた、ベッキーのターニャが、すごく、イメージとハマっていて、ビックリでした。ターニャの雰囲気や性格がすごく出て居たと思いましたですね。

原作でもそうですが、日本編で、のだめがコンクールを目指し始めたころ以降、フランス編の現在に至るまで、のだめにとっては、かなりキツイ試練な時ですよね。なので、原作もそうですが、面白いし笑えるし変態(笑)だったりするのですが、物語の核となるテーマは真面目な話ですよね。
ドラマも、大爆笑なシーンの連続でしたが、原作通り、ストーリーの核となるテーマは、【壁にぶつかって苦悩しながらもそれを乗り越えて、一回り成長する】という真面目なもので、単に面白可笑しいと言うだけでなく、しっかりと感動させてくれたと思います。

そして、絶対に見逃せないのが、のだめ&千秋の(^3^)-CHU☆シーン。
他のシーンでは、あれだけお馬鹿に笑わせてくれていたのに、このシーンだけは、ガッツリ、LOVEなムード全開で。すごくキュン所を突いていましたね~。
ラストの、変態の森も良かったです★
まさか、変態の森がドラマに出てくるとは思わなかったので、衝撃でしたが、ついに、千秋、変態デビューですね(^^)b笑

森と言えば、「もじもじゃの森 組曲」も聴けましたね(^^)♪ ドラマのために、わざわざ作曲されたのかしらね。

余談ですが、ドラマでは、まだ、そこまでいって無かったですが、原作で、松田指揮者が千秋に絡むところがあるじゃないですか?
その時の千秋の台詞で、
「俺は、この変態は自分で選んだ」
みたいな台詞を松田に言うシーンがあって。
そのシーン好きだなぁ~。
是非、次回のドラマ化で再現して欲しいシーンですね。

連ドラの時同様、ドラマ仕様に巧くまとめたり、略したりしてあって、且つ、原作の「ここぞ」というシーンは、すごく忠実に再現していて。
連ドラの時から思っていましたが、本当に、制作者さんの手腕はお見事でした。

わたし的に、勝手に期待しているのですが、松田指揮者がドラマで登場したとき、後ろ姿だけで、顔が映らなかったですよね。
ということは・・・。ですよ。
もしかしたら、今後も、何かのタイミング事に、ドラマ化の構想があって、だからこそ、重要人物のキャストは、現段階では決められないのでは(だから敢えて顔を映さない)・・・ということもアリかなぁと思ったりしています。
また続きをドラマ化して欲しいなぁ~(*^^*)

以上、ちょっと遅くなっちゃったですが、のだめの感想でした。


さてさて。
続いて、サイトの更新状況です。

年末、そして年始に、お世話になっているサイトマスター様から頂いた、ステキイラストを「Gift」のコーナーに飾らせていただきました。

そして、先日までトップにいた、クリスマス老師様を、「Gallery」に格納。
いつまでも、トップがクリスマス仕様というのも、恥ずかしいので、とりあえず、現在、過去のトップイラストを置いておりますですA^^;;
でも、近々、新しいトップ用の、一コマ漫画を描き上げて、トップを差し替えたいと思っています。
因みに、この一コマ漫画のネタは、ネッ友さんのふぇいと様とお絵茶中に、ラクガキしていたネタが原案です。
ふぇいと様がラフ絵で描かれたもののネタを頂きましたので、心を込めて、面白く描けるよう頑張りたいと思いますp(^^)q

それから、「Movie」コーナーも若干更新。

●リトルレッド
●アーサーとミニモイの不思議な国
●ファンタスティック4 銀河の危機
●幸せのレシピ

以上4本のレビューを追加しました。


そしてそして。
1月18日は、「マイネ」のナオジ様のバースデー。
私、ずっと、勘違いしていて(またかよ(--;)、ナオジのお誕生日、今週末だと思っていたのですよね。
つか、ぶっちゃけ、1月12日だと思いこんでいた。
ルーイのと混ざっちゃったようです・笑
なので、もう、お誕生日には間に合わないなぁと想いながら、お誕生日イラストを描いていたのですが、18日なら、間に合いそうです。
という訳で、まだ、思いっきり描きかけのナオジ様SDバージョンの一部切りとり。

まだ、人物自体も、全然塗れてないですがA^^;;

切り取ったので、どういう状況なのか、見えないと思いますが。
実は、来月は、ルーイ&ナオジ好きな皆様とのオフ合宿に参加させていただく予定でして。それとちょっとかけたイラストにしたいと思っているのでした。

鷹の爪団……寝てもーたぁ( ̄○ ̄;)

2008年01月10日 | 徒然なる日常
単館映画館に「秘密結社 鷹の爪団 ~総統は二度死ぬ~」という、多分、マイナーなフラッシュアニメ映画を見に行ったのですが……。

そこの映画館、いつも思うんですが、かなり暖房が強めにかかっているんですよね。
まぁシネコンとかって、たいていは映画見てても寒いことが多くて、酷い冷え性なわたし的には暖房がしっかり効いてるのはありがたいことなのですが……いかんせん、今日は暖房ムンムンで。頭がボ~ッとして、ラストの方、ちょっとだけ意識が飛んじゃってましたorz
お~、のぉぅ~~( ̄□ ̄;)!!

というわけで。

総統と和夫の親子関係の真実が分からないままです……って、絶対にほんとうの親子じゃないよね? だって似てないもん。二人がスターウオーズみたいなライトセーバーでバトルってたのは見たんだけど。あの決着はどうついたの? 最後に和夫出て来なかったじゃん? 死んじゃった?
つかラストのラストで吉田君が死亡届け書いてて、その名前が「岡本和夫」になってたんだけど、吉田君ってフィリップの死亡届け書いてたのでは?
えっ?
フィリップが総統の息子??
和夫はどこに行った???


うわあぁぁぁん、気になる~。
映画はおもしろかったのにぃぃ~!
寝不足な頭で映画行った私が悪いんだけどさヾ( ´ー`)
しゃ~ない、DVDになったらレンタルするか(-.-;)

イカさん、グ~ンっっっ。

2008年01月09日 | 徒然なる日常
ずっと前の日記というかバトンか何かで書いたと思うのですが・・・。
かなり前から、ガンダム(SEEDシリーズ)に出てくる「グーン」というガンプラを作りたくって、作りたくって仕方がなかったのですよね。
なんというか、イカさんを思わせるユニークなフォルム。
円らなお目々に見ちゃうビーム砲。
とんがりお口に見えてしょうがない、単眼(モノアイ)部。
すべてが、愛くるしいではないですか~。

ガンプラは、何度か作ったことがあるのですが、どれも、あらかじめ彩色済みのキットを単に組み立てるだけ・・・というのしかしたことなかったのですよね。
で、その彩色済みの1/144スケール・HGシリーズで探したのですが、グーンはなくって。
未彩色のキットしか売ってなかったのです。
その代わり、300円程度とお安くはありますが。

ブラモデルの塗装なんてやったことがない私には、絶対に無理だ・・・と思って、グーン作成は諦めていたのですが、やっぱり、グーンを作りたくって、年末に、未彩色のグーンキットと、油性塗料(ガンダムカラーのグーン塗装用セット)などなど必要なものを購入し、実は、一月一日から、家中に猛烈なシンナー臭を漂わせながら、作成していました。

で、そのグーンちゃんが、先週末完成いたしましたです。

という訳で、写真。

正面。


ナナメ。


後ろ姿。


本当はエアスプレーとかで塗ると、キレイに出来るのですよね。
とはいえ、そんなの使えないし持ってないし、きっと高いだろうし・・・で。
普通の油性塗料をシンナーで溶かしながら、数回に渡って筆で薄塗りを重ねていくという、思いっきりALL手塗りですA^^;;
なので、粗いところとかも多々ですが、一応、ガンプラ彩色初体験ということで、多めに見てやってくださいマセマセ。

こういうとき、ガンプラマニアのケロロ軍曹がいてくれたら、きっと、キレイに作ってくれるのだろうなぁと想い、軍曹さんのいる日向家を羨ましく思ったりもしました・笑

そうそう。
グーン用の塗装セットっていうのを買ったのですが。
本体カラーと、間接部などの灰色と、茶色の3色しか入ってなくって。
でも、よく見ると、3本爪の足部分や、お腹と背中の一部が、カーキ色というか草色というか・・・そんな感じなのですよね。でも、その色は、最初から入っていなくって。
とはいえ、塗らないのも、なんか寒々しいなぁと思い、結局、プラモ屋さんで、一般用塗料の草色(半光沢)を自分で買ってきて塗りましたです。
ネットなどで調べると、結構カーキ色を使っている方が多いみたいだったのですが、カーキはつや消しでして。
他の塗料が半光沢だから、そこは揃えた方が良いのかなぁと思い、私の目で見て、一番決定に近いかなぁと思われる色を買ってみたであります。

という訳で、イカさんグーン完成であります。

因みに、これが終わったら、今度は、ゲイツ(SEEDシリーズ)を作りたいと思っています。
とはいえ、ゲイツも、未彩色キットとか売ってなく、しかも、一般兵用しかないのですよねorz
なので、一般兵用の暗緑色一色に塗られたキット・・・。
でも、これを全部、薄いグレー&ホワイトに塗り替えて、
隊長専用機に改造します!
なぜか? それは、隊長が好きだからです。ラウ様LOVE☆

ケロロ軍曹さ~ん、我に力をお貸しください!!




テンション↓↓↓↓

2008年01月08日 | 徒然なる日常
今日も猛烈な濃霧でした(-.-;)
ここのところ、ほとんど太陽を見ない日々なので、正直、鬱になりそうっス。
テンションかなり下降気味↓↓
仕方ないんだけどね~気象条件はさヾ( ´ー`)

とりあえず、今日も朝起きてカーテンを開けているのに、なんというか、窓ガラスの外側に白いシーツが貼ってあるような状況でして………。
まだ朝の6時台とかなら、仕方ないですが、10時を回っても全然状況は変わらずで。
それでもウチは、別に山際でも川沿いでもなく、市街地にあるはずなのですが、道を歩いていて約50m先が見えにくい状態でした。車を運転される方はもっと大変だと思いますね。

で。

出かける用事があったので駅に行ったのですよ。
そしたら、案の定、濃霧のためにダイヤが乱れまくってて。電光掲示板を見ると、50分以上のダイヤの乱れがあって。なにがいつ来るかわからない状況でした。私は快速に乗って京都市内に出る予定だったのですが、その快速がいつ来るかもわからなくて。それでも特急電車は快速などの普通電車より優先されるので、比較的早くやってきて。
ひと駅分だけ特急料金をプラス630円払うというのに抵抗はあったのですが、でも、いつ来るかわからない快速や普通を寒い駅のホームで待つよりも、確実に動けると思って、結局、特急をひと駅分だけ乗りましたです。

とはいえ。
特急にひと駅分乗って京都市内に出たものの。
普段なら特急だと京都市内まで5分チョイなのに、やはり今日は濃霧で徐行運転とか、信号待ちなどいろいろあって……結局、5分のところを30分以上かかって到着ですorz

でも嵐山まで来たら超快晴で。軒並みどのお家も洗濯物やお布団が干してあって羨ましがったです~。だって私なんかここひと月くらいお布団はおろか洗濯物すら外に出せない日々がほとんどだもんなぁ~orz
こういうのを思うと正直、今住んでる市から引っ越ししたくなります。まぁ、別に出身地でもないし、地縁があるわけでもないので引っ越したければ引っ越しても良いんだけど、それもメンドイしなぁヾ( ´ー`)
という感じで、ここのところ、濃霧でテンション低めです。早くお日様の当たる春にならないかなぁ。

というわけで。
ケータイの写真なのでよく分からないかもですが、電車の中から撮影した霧の風景。
田圃の向こうには道路や建物とか高架橋とかいろいろと景色が広がってて、ちゃんと奥行きがあるはずなのに。
なにも見えないですね(笑)

ケータイから投稿したので写真の向きが縦向けになっちゃってます(^o^;)
が、正しくは、右側が下です。


PS☆メッセージなどカキコミありがとうございます(*^o^*) お返事遅くなってて失礼いたしますです~、明日お返事させてくださいませませ!

映画『魍魎の匣』

2008年01月07日 | 映画鑑賞記
昨日の話ですが、映画『魍魎の匣』を観に行ってきました。
原作は京極夏彦さんの同名小説。
京極さん、大好きな私は、このシリーズは、大学時代に読みあさりましたです。
因みに、この作品はシリーズ2作目で、シリーズ1作目の『姑獲鳥の夏』も何年か前に映画化されました。
基本的に、キャストは前作とほぼ同じでしたが、メインキャラクターの関口役が、永瀬正敏さんから椎名桔平さんに変わっていましたね。

ではでは、感想です。

舞台は、戦後間もない日本。
連続少女バラバラ殺人事件という猟奇事件が世間を脅かしていました。
なぜか、体や頭は見つからず、少女のバラバラになった腕だけが、アチコチから発見されては世間を震撼させていたのです。

そんな中、探偵の榎津礼二郎は、元映画女優の柚木陽子からある依頼を受けます。
その依頼とは、行方不明になった陽子の一人娘を捜索して欲しいということ。
陽子は未婚の母。その一人娘である加菜子の父親は、実は大富豪とのことで。その血族が、皆死に絶えようとしている中、唯一、その家系の血を引く者として、莫大な財産の筆頭相続人になってしまったらしいのです。加菜子を相続人として跡を継がせたいともくろむ富豪の雇った弁護士が加菜子を連れ去ったとのこと。陽子としては、加菜子にはすべての相続権を放棄させ、母娘二人、静かに暮らしたいということを願っており、何が何でも、可菜子を取り戻したいと榎津に頼むのでした。

他人の過去の記憶が見えるという特殊能力を持っている榎津は、その力を頼りに、なんとか加菜子の居場所を突き止めるのですが・・・その時は、加菜子は、何者かに駅のホームから突き落とされ、電車に轢かれてしまった直後でした・・・。一命をとりとめた加菜子は、そのまま、権威ある医者のいる研究所に運ばれるのですが・・・。

一方、ほぼ時を同じくしたころ、都内にある「実録犯罪」という雑誌社の社内から、箱に詰められた少女の腕4本が発見されるという事件が起こります。
またしても、腕だけが見つかるバラバラ事件。

その現場近くにたまたま居合わせた、作家の関口巽と、女性記者の中禅寺敦子は、事件に関心を持ちます。そして、「実録犯罪」の社員・鳥口の協力も得て、単独、捜査に乗り出します。
すると、バラバラ事件の背景に、世間を騒がせている悪徳新興宗教団体が絡んでいることを突き止めるのでした。

まったく関連性が無いように思えた、元女優の娘・加菜子の電車事故と、バラバラ殺人事件、新興宗教団体、権威ある医者の山奥にある不気味な研究所。
少女をバラバラにするというテーマで小説を書き続ける、謎の新人小説家・・・。

これらが、一つのラインに重なったとき、すべての謎が明らかになり、おぞましいまでの真実が解明されるのでした。


原作小説は、何度か読み返していたのですが、細かいところを忘れていたので、新鮮に物語を見ることが出来ました。
映画と小説は別物と考えて楽しんだ方が良いのは分かっているのですが、ついつい、原作小説と比較してしまうファン心理・・・ということでA^^;;
若干、気になった点もありましたですが。

まず、「映画」としては、面白くできていたと思います。ただ、原作の独特の雰囲気は出せていなかったような気も・・・。
とはいえ、前作「姑獲鳥の夏」は、原作の雰囲気を出そうとして、かえって失敗していた感が強かったので・・・そういう意味では、とても見易く、分かりやすい作品に仕上がっていて、映画として楽しめる作品になっていたと思いますね。
ただ、やはり、登場人物の独特な魅力が描け切れてなかったのは、ちょっと残念かな・・・。
偏屈な性格の陰陽師兼古本屋の京極堂・・・こと、中禅寺秋彦、かなり重度の鬱気質のある作家・関口巽、他人の記憶を見るという特殊能力を持つが故か、かなりの変人の榎津礼二郎・・・と、このシリーズに出てくるお馴染みのメインキャラクター達は、どれも、すごい個性というか、アクの強い変人だらけなのですよねA^^;
でも、映画では、京極堂も親切な優しい人でしたし、榎津も、自ら進んで捜査をするような熱心な探偵になっていましたてし、何より、激しい鬱病の関口が、めっちゃ普通の人・・・というか明るい人だったのが、すごく衝撃でした。
やはり、偏屈な登場人物だらけにしちゃうと、どうしても、見ている側も感情移入出来ないですし・・・だからこそ、敢えて、登場人物のアクを抜いて、普通の人っぽくしたのかなぁと思いました。
原作ファンとしては、あの、一風も二風も変わった登場人物達の絡みを読むのが楽しいので、ちょっと淋しい気も致しましたが、でも、特に違和感はなく、返って良い感じになっていたと思いました。

とにかく、京極夏彦さんの小説では、同時に全く関係ないと思われる複数の事件が、複数の場所で別々に起こり、それが、最後には見事に繋がってくる・・・という作品傾向でして。
だからこその、読んでいるだけで筋トレになりそうな分厚い本なのでしょうが、やっぱり、それだけ、内容も複雑ですよね。
その複雑な内容を、よく、2時間ちょっとという時間内にまとめ、しかも、分かりやすく仕上がっていたなぁと、その手法には感動しました。
伏線も、結構張られていたと思いますし。
まあ、普通に見ていたら、犯人はすぐに分かっちゃうのですが、それでも、おどろおどろしい造りで。途中で、犯人が分かってしまっても、面白かったです。

そして。
バラバラ事件というだけあって、結構、エグイ映像もありましたです(><)
小説で読んだときは、あまり何も想わなかったのですが、やはり、映像で見ると、恐いですよね~。

また、戦後直後のかなりゴミゴミした混沌な感じながらも、活気のある東京の街並みなど、良かったと思います(中国でのロケだそうですね)。


複数の事件がいろいろと絡み合った上での結末なので、もしかしたら、原作を読んでいないとかなり分かりにくいストーリーなのかもしれないです。が、私は、しっかりと意味も分かり、楽しめましたです。
・・・ちょっとエグくて、鑑賞後、食欲無かったけどね(^^)b

全体的に見て、「絡繰」という名にふさわしいミステリ映画だったと思います。
戦後の混沌の中での猟奇事件、怪しげな新興宗教、戦争が生んだおぞましい医学的戦略、そして、マッドサイエンティスト。
どれも、狂気的ではありますが、どことなく、人間の哀しさ、寂しさを孕んでいて。
一概に「恐い」と言えない、何か、蠱惑的な魅力があったと思います。


そうそう。
以下、微ネタバレ。

最後の最後・・・ラストシーン、結構も恐いと思いましたです。
あの「ホウ」っていう言葉は、原作を読んでいないと絶対に分からないと思うのですが・・・。その少し前のシーン、箱に入った加菜子に、雨宮が電車の中で語りかけている所。
箱の中身を、同じ電車に乗っている少年が覗き込んで見ていましたよね・・・。

これって、ちょっとリドルストーリーっぽい終わり方って言うか。
もともと、箱の魅力に取り憑かれていた、久保竣公も、少年時代に箱詰めされた女性のバラバラ死体を見たのが、おかしくなったきっかけ・・・だったのですよね。
で、そんな久保竣公の幼少期と同じようなものを見てしまった、第三者の少年・・・。彼も、また、第二の久保竣公になっちゃうのかなぁ~って思えて。恐いエンドだなぁと思いました。

原作とは、また違った楽しみ方が出来ました。


やっと見れたぁo(^▽^)o

2008年01月06日 | 徒然なる日常
年末から、ずっと行く行くといってて行けなかった「モウリョウのハコ」。
やっと今日の朝一番で見れました。
原作は京極夏彦さんの同名小説。
京極夏彦さんの作品は大学の頃にハマって読みあさっていたので(そういえば最近のは読んでないなぁ)、この「モウリョウのハコ」も2、3回は読んでいるはずなのですが。細かいところとか結構忘れてて、映画が新鮮に楽しめました。
原作読んでて知ってたけどさ。
やっぱり……。
エ グ か っ た 。

(*´Д`)

PG12指定になってないのが不思議です。
原作ファンとしてはいろいろと映画について語りたいことも多々なのですが……今日もケータイからなので、また後日に。

とりあえず、朝一番で見て。結構長い映画だったので、終わったらお昼だったのですよね。
でも、なんとなく食欲無くて(・_・;)
あの映画を見てすぐに、
「お昼食べに行くぞo(^-^)o」
と言えたオットはスゴいと思った……。

とはいえ楽しんできました。
もう一回原作読みなおしたいなぁ。
そうそ。
映画のパンフレット、すごく読み応えありそうな分量だった。
さすが、あの原作の分厚さだね。

ウブメ、モウリョウと来たら、次作の「狂骨の夢」も映画化でしょうね。
とはいえ、あの作品のトリックは映像化し難いはずだけど。あっ、トリックもだけど、物語の核となる部分がかな~りエロティックだったような。
どうするのかな?

たまにはオンタイムで(^O^)/

2008年01月05日 | 徒然なる日常
いつも平日は、どうしても遅めの夕食→お風呂というライフサイクルでして。
9時台のテレビとかオンタイムでは見れないのですよね~。せめて休日くらいは……と休日は早めのご飯にしたいのですが、ついつい平日のライフサイクル通りで遅くなっちゃったり…な感じなのですが。

なぜか意図したわけでなく、今日はpm8時にはお風呂からあがっちゃってます~o(^▽^)o
ということは!
今から「のだめ」がオンタイムで見られるのですね!
わ~い、わ~いo(^^o)(o^^)o

あと少しだけ残ってる家事を急いで終わらせて、お気に入りのハーブティーでも淹れて、テレビの前に陣取ろう 三 (/ ^^)/

のだめカンタービレ・スペシャルドラマ、楽しみだなぁ~

2008年01月04日 | 徒然なる日常
今日から普段通りの平日が始まります。
とはいえ、まだ、お正月気分が抜けきらないですし、テレビを点ければ、まだ、お正月っぽい番組をやっているのですね~。
やはり、4日って、まだ世間一般では、お正月なのかな??

今日は、「のだめ」のドラマ、フランス編ですよね。
すごく楽しみにしていました。
もう早々とビデオをセットし、夕方からやっていたメイキングっぽい宣伝用番組も録画しましたです。
すごく楽しみ~~~~。
多分、オンタイムでは見られないから、お風呂からあがってビデオで見ようっと♪♪

さてさて。
そんな中、若干、体調不良で・・・。
朝はゲーゲー(汚)やってました・・・・。
とはいえ、お熱はないのでインフルエンザではないと思うデス。
ノーマルな風邪でも引いたか、はたまた、昨夜、空腹時にもかかわらずに飲んだお月様痛の薬が胃にキてしまさたのかA^^;;

明日こそは、「魍魎のハコ」か、「ナショナルトレジャー2」を見に行きたいのですがp(^^)q


なかなかお正月気分の抜けないベルでした。

インフルエンザ(((゜д゜;)))

2008年01月03日 | 徒然なる日常
ケータイからこんにちは! ……って、結局、年末年始の日記って、毎日ケータイからの投稿でした(^o^;)

さてさて。
昨日はオットの実家に行き、夜中まで親戚みんなで集まって、ご馳走を食べたり、ゲームをしたり、はたまた、義妹ちゃんがクリアした「レイトン教授」の新作を強奪……いえ、譲って貰ったりと、とても楽しく大満足な1日だったのですが。

今日の夕方、お義母様から電話があり。…………本日、お義父様がA型インフルエンザでダウンされたとのこと。
つまり、同じ食卓を囲み、一緒に遊んでいた私たち全員が感染している可能性があるわけで(・_・;) もし高熱が出たりしたら、インフルエンザだから24時間以内に救急病院に行きなさいね……との連絡。

(*´Д`)


私はいつも外出先から帰ったら必ず石鹸で手を洗い、うがい薬でうがいをするようにしているのですが……。昨日に限って手はちゃんと洗ったけどうがい薬でのうがいはしていなかった……。(水でだけならしたけど) いや、昨日は家族でしか集まってないからいいや~と思って、うがい薬でのうがいをしなかったのですが、よく考えたら風邪に家族も他人もなかったのですよね~。

という訳で。

とりあえず、その電話を切った直後に、オットとふたり、もう遅いと思うけどうがい薬でうがいをしまして。
で、オットは、
「俺ら、もう菌は貰ってるんやから、あとは、体内の抵抗力や体力で発病させへんしかないんや! だから、栄養を付けるためにも、今すぐ速やかにカツジンを飲もう!」
と、普段の仕事などでどうにもこうにもシンドイという時の為に買ってある、異様にお高い栄養ドリンクを飲んだり…と。
とりあえず、あがいてみました。
因みにインフルエンザの潜伏期間は平均3日くらい。
なので週末を過ぎてもなんともなければクリア~ということでしょうか?
果たして、判定はどう出るか!?

まぁ、変に神経質になってもしょうがないし、かかるときはかかるということでヾ( ´ー`)

でもちょっと怖いですね~。
オットは、
「なんかインフルエンザの話聞いてから、気のせいか、体調が悪いような気が……。明日から仕事やのに大丈夫かな?」
とビミョーに弱気。実は私も似たようなもので。病は気からとはよく言ったものです。
で、私が
「じゃあ、明日もう最初から仕事休んだら?」
といったら、
「そんな、気のせいで休むわけにはいかへんやろ(-.-;)」
と。
そりゃそうだ。

とはいえ、このお正月は、実家に行く以外は家でノンビリな寝正月でして。アホほど寝てるんですよね、我々。だから体力だけは温存してるはずだし、大丈夫だと思います。

雪ですね

2008年01月02日 | 徒然なる日常
今日は予定では朝一番で映画館に行き「モウリョウのハコ」(モウリョウも、ハコも、ケータイでは変換出来なかったorz)を見て、午後から夜までオットの実家で過ごすつもりでしたが…。
朝起きたら雪が積もっているのに恐れおののいて、結局映画に行くのはやめて、午前中は暖かいウチでヌクヌクしてました。
とはいえ家の中でも台所や廊下は当たり前だけど寒い!
なんか暖房の効いた暖かい部屋にいても手と足がかじかんで体が冷え切ってて気分が悪いかも……(-_-#)
ううう。
極度の冷え性ベルでした(^o^;)


ではでは、今からオットの実家に行って来まーす(^-^)ノ~~