懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その25 宮城県東松島市の民家 

2013年01月03日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 宮城県東松島市

東松島市の茅葺民家の写真、別棟も茅葺民家でお邪魔して撮影させてもらった。周囲を杉林で覆われた大きい家である。
昔の形を残しているのでじっくり撮影させてもらった。
しかし、一昨年の東日本大震災で民家は大丈夫だったのだろうか、東松島市も津波の被害を受けて1000名以上が亡くなっている。
私はこの民家を撮影のあと裏松島に行ってみた。松島には何度か行っているので裏松島に何かないか訪れた。裏松島は観光スポットはなく漁村であった。
あんな大津波が襲ってくるのは想像しておらず何も写真は残していない。
津波被害の大きかった野蒜地域を通り海岸線を裏松島に行った。
野蒜駅周辺で列車が流された。マスコミで何度も報道された佐藤山という避難所、定年後、退職金をつぎ込んで佐藤さんという方が避難所を兼ねた山小屋を作った。作った時は地域の人から笑い者にされたが70名の命が救われた事に地域の人は敬服せずにいられなくなった。それも東松島市野蒜地区にある。