懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物  木の半鐘 

2013年01月14日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県加茂町青柳(現在は津山市)

県道から数キロ入ったところに50戸ほどの青柳集落がある。
そこに茅葺民家もあったし木の半鐘もあった。木の半鐘は二本あったが一本の半鐘は鐘が外されて木だけ立っていた。鐘の付いている木の半鐘も近いうちに倒す予定だと言っていた。

私は車で訪れて目的の物を撮影してまた別の場所に移動する、その繰り返しだった。
集落を訪れたと言っても車できてざっと見て通り抜けただけであったように思う。
今になって軽薄な探訪であったと思う。車で移動するのではなく歩いてこの集落の歴史の痕跡を見、聞きすべきであったとおもう。この集落も人が住んで少なくとも何百年もの日々の生活が残っているあるはずだ。(民間信仰や生活習俗、土木遺跡など)
ここも日本の過疎の集落とおなじく集落の維持が難しくなるのであろう。