懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

古い町並み 倉敷市玉島

2013年05月05日 | 古い町並み
撮影場所 倉敷市玉島

玉島には本瓦葺き、ナマコ壁や板塀の民家が残っている。
明治、大正時代の日本の家屋は黒い瓦と白い漆喰の壁、黒ずんだ板のモノトーンの色彩であったと思う。ベンガラの赤を使うのが贅沢であったと思われる。
戦後進駐軍が日本家屋に住み板に色彩豊かに塗装をしたと聞く。
寺院にしても中国のようにケバケバシイ色彩では飾らない。
あんなケバケバシイ色彩の建物は怪しい人たちが住んでいる。何か洗脳されそうと思う。
しかし、現在の日本の町並みは色彩豊か。無秩序色が色が溢れている。
私はモノトーンの家屋が懐かしいし落ち着く。