懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

東北茅葺民家撮影旅行 その2

2013年05月27日 | 旅行
今回は東北旅行の最中に見つけた野草をお送りします。
五月も下旬であったので春の花は終わりではないかと思ったがまだ咲いていた。
北へ行くと山桜は残っていた。八重桜が満開であった。しだれ桜は葉桜でさすがに咲いていなかった。

秋田県の羽後町軽井沢には茅葺民家の撮影で立ちよったがカタクリが咲いていた。
山百合の茎が40センチほどに伸びていた。
秋田の茅葺民家のホームページで山百合と茅葺民家の写真を見るが一度現物が咲いているのを見て見たい。

角館から高速に乗るために鹿角インターまで行ったが国道なのに対向車が来ないと思ったら景色は冬のままであった。酒田へ向かう月山の脇を通っているような感じだった。
道路脇の湿地にまだ水芭蕉が少し咲いていた。車の中から撮影する。

茅葺民家の撮影ばかりで運転手の家内の楽しみは道路脇の山野草や山菜を探す事。
山に入る山菜採りの人に話を聞くのが楽しみ。
女性で一人で入っている人が多い。
岩木山の西側の駐車場であった30後半の女性は80歳過ぎの女性と山に入るところだった。私の岡山ナンバーの車を見て、女性は広島県の福山出身で懐かしいと言ってきた。ご主人の転勤で弘前に住んでいる。高齢の女性が山菜採りの先生で一緒に山に入る。
どこに住もうと逞しく地域の楽しみを見つけ順応して生きている。
山菜のコシアブラと漆の見分け方を教わった。漆をコシアブラと間違う人が多いらしい。
漆の新芽は赤みを帯びているコシアブラは緑色と教えてもらった。

我々のところではコゴミは県北部の限られたところしかないが東北では川岸などどこにでもあるかんじだった。
今回の旅は走行距離3450km 初日は米沢まで850km 帰りは福島から920kmまでとした。
以前、山形まで高速道路で走ると1050km還暦を過ぎた家内の体力を考えると米沢くらいまでが一日で走る距離であろうか。
走行中はCDで小説の朗読を聞くと楽に運転できる。藤沢周平、向田邦子、池波正太郎、山本周五郎、図書館で借り一回に15枚ほど持っていくので、もう200枚以上聞いた。






キクザキイチゲ


だいぶ大きくなった水芭蕉