懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家 モノクロ

2015年02月09日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県加茂町

雪が降ったので県北に茅葺民家を撮影にいく。
雪が降ると過疎で人が少なくなった集落が益々寂しくなる。
雪の降った風景は最初は物珍しさもあり撮るが雪が降り積もった風景以外何もない。
苦労して撮った物の何もない味気ない風景だなあと思う。
茅葺の民家は冬、住むには適さない。部屋の仕切りも障子だったり天井まで抜けていたり断熱効果もなく暖房も効かない。昔は囲炉裏で暖を取っていたがあの煙は目にも肺にも辛い。涙はでるは咳はでるわ服は臭いわ、現在の生活には馴染まない。
たまに外でバーベキューするのに焚火程度ならばよいが毎日は辛い。
暖炉のように煙を外に排出するものはいいとおもう。
それでも焚火の好きな人もいる。ネットを見ると焚火同好会、囲炉裏同好会というのがある。
火を見ていると心が和む火を囲んでの食事と談話が楽しいという人がいる。
広島の茅葺民家の方が炭を焼いていて囲炉裏小屋を作っていてそこで食事や飲酒談話を頻繁にやっている。私も談話に2時間程付き合った事がある。
私も健康であればこんな小屋を作り食事や燻製作りをしていたと思う。