懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家 モノクロ

2015年02月21日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県加茂川町(現在は吉備中央町)

加茂川町は高度が300メートルから400メートルの山間の地で平野部は少ない。平らなところは畑として山の斜面も利用されている。
吉備高原の一部でもある。棚田では水田、段々畑では白菜などの野菜を作っている。
この茅葺民家では手作りコンニャクを製造し岡山や倉敷の日曜市などに出品すると言っていた。そんな山間の集落を茅葺を求めて走った。目的の地もなくただ茅葺に出合えないか人に聞きながら走った。
茅葺民家も時々見掛けたがかなり傷みも進行していたので葺き替えが必要であった。
しかし、葺き替えた家はほとんどなくトタンに変わって行った。

このあたりの家は棟に茅の葉を落とし束ねたメワラと呼ばれる棟飾りを乗せる。この家の物は大分痛んでいる。