懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 島根県伯太町の山際の民家 モノクロ

2015年02月16日 | 茅葺き民家
島根県伯太町(現在は安来市)

伯太町の集落を訪ね歩く。ここへ行けば茅葺民家があるという補償もない。
初めから分かっているところへ行くよりひょっこりあった方が感動が大きい。
こんな趣味は効率やノルマーは無用である。全国各地を訪ね歩くガイドブックもない自分の感性だけが基準である。
自分が必要とするもの感動するものにシャッター押す。
京都の寺院や世界遺産を追いかけている人がいるがそんな写真は好きでない。
観光地のむ景に写る人も観光客、私は人々の日常の何気ない暮らしの風景が好きで追いかけている。

山際に建つ茅葺民家、屋根もかなりくたびれている。
山際で湿気も多く風通しも悪い。ムカデや蛇の訪問も度々であろう。山に近いと土砂災害や山火事の危険性もある。
私が働いていた時に山際に自宅があり大ムカデに二回噛まれた人がいた。
蒲団にもぐり混んでいたのに触れて噛まれた。大きく腫れていた。
二度噛まれると身体に抗体が出来て命を失う事があると言われていたが彼は二回噛まれたが異常はなかった。むしろ二回目の腫れは軽微であった。これは個人差があると思うが。

昔は山際に建てれば有利な点もあったと思う。水が得やすい井戸や横穴水、薪も取りに行きやすい等もあったと思う。こんな民家も昭和の風景になるであろう。゛
崖崩れの起きそうな土地への住宅建設は広島の土砂災害を契機に厳しくなるであろう。