懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,406 山口県徳地町の民家

2017年11月12日 | 日本茅葺紀行
各県の茅葺民家を撮ろうと頑張っていた時期がある。
山口は同じ中国地方なので行かなければならなかった。
所在の確固たる情報がないまま訪れる。

現地に行って自分の感にたよるしかなかった。
最初の旅は観光旅行も兼ねてありそうな場所を探す事だった。
昔からの落ち着いた風景の土地に茅葺民家は残っていた。

高速道路の防府あたりで降りて北上する。
茅葺民家は点在していたが来るのが15年遅かった。
時間が待ってくれなかった。

庭木の手入れの行き届いた茅葺民家があった。
屋根は箱棟で下屋もついている。赤い石州瓦が使われてる。
広島や島根でも見られる風景だ。

今日のNHKの小さな旅は新潟県阿賀野市の安田瓦の製造所の映像だった。
雪国は瓦は厳しいと思ったが土地土地の工夫がされてるのだ。
若い人の新築民家も家内安全を祈って怖い顔の鬼瓦を注文があるようだ。
瓦は重くて地震の被害も大きいので嫌われているが甍の風景は日本の伝統文化だ。