懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 薪を積む風景

2017年11月18日 | 懐かしい物
撮影場所 鳥取県八東町

NHKの小さな旅で北国の山間地に住む地域が舞台だった。
お婆さんんが冬支度の薪割りをしていた。
沢山薪を積んであるのにまだ薪割りをしている。
積んである薪はお爺さんが生きていた時にお婆さんが冬場困らないように割ってくれたもの。これは使う訳に行かないと自分で斧を振り上げて割っていた。

60年以上暮らしてきたのだ。なんとも微笑ましくみていた。
夫婦は全くの他人が結ばれ家庭を守り子供から孫へと受け継いでいく。
何十年と暮らすには忍耐も我慢も必要だし工夫と努力も必要だ。
いまの時代、結婚して気が合わなければ直ぐに別れてしまう。
初めから生まれた環境も性格も分からない者が一緒になるのだから溝が出来ないようにお互いの欠けている部分、理解の足りないところを補う必要がある。

私は難病で車椅子生活、家内も大病をした。お互いが通っている医院の先生が余命を考えて夫婦の歴史をまとめてみたらどうかといった。
過去の日記帳を紐解いたが書いてあるのは自分の事だけ家内の事や家族の事はほとんど書いていない。家庭の事など関心さえない。自分の趣味には一生懸命
動物の熊や猫の雄と同じだ。雌を求めて種付けするだけだ。

夫婦生活歴史は自分の至らなさを書き連ねることになりそうだ。
人生最後の反省文になるかもしれない。