懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,425 山形県白鷹町の民家

2018年02月02日 | 日本茅葺紀行
しっかりした茅葺き民家、茅葺き民家探訪している人のホームぺージでこの民家が解体されたという記事を見た。

東北山形に行ったときに白鷹町を訪れた。やはりこの民家も解体されていた。
中山地区には10軒以上の茅葺きがあった解体されたもの痛んで無住の家がふえていた。

高齢化、過疎化、限界集落、空き家、人口減少、日本の社会的問題が感じられる。
茅葺き民家を撮り始めた頃はそんな事は考えもしなかった。

所さんの大変ですよという番組で土地付き民家がタダという番組があった。
今や800万戸の空き家のある日本、これから2000万戸に増えるという。
地方に行くとタダでいいからあげますという物件が増えている。解体して更地にすれば売れるが古い建物があれば田舎では売れない。
田舎でも新築に住みたいものだ。
住んでいた人が家財道具を残したままの家なので片付けリフォームして使っている。
都会の家賃を考えれば畑もありネットで仕事しているので楽になったと言っていた。

私も茅葺き民家の撮影で膨大なフィルムやCDにデーターを残してきた。これからの時代の変化に興味がある。
50年後、100年後に時代がどう変わっていったか後々の人が調査できるよう撮影場所と時代が分るように整理しておかないといけないとおもっている。