懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

欲どうしい。

2018年02月15日 | 日記
岡山の人は欲が深いとか欲張りな事を「欲どうしい」という。

先日、NHKの土曜日15時からのボヤキ川柳を聞いていたら佐藤アナウンサーが作品の内容に欲どうしいと言っていた。川柳作家もアシスタントのタレントも関西の人なので欲どうしいが通じるのだ。ネットで調べると欲どうしいは大阪の方言と書いてあった。

こんなニュアンスは方言の方が面白い。

私と同じ介護に夫婦で来ている人がいる。夫婦とも足は健康なものだ。
旦那は心臓の大病をしていて奥さんも大病をしたので金の管理は別に家庭を持っている娘に管理してもらっている。通帳を全部娘に渡しているのか年金や支払いの通帳やカードだけを渡しているのかはわからないが毎月何度か娘から現金をもらい買い物に行っている。
車は免許を返納したのでなく歩いて買い物に行っている。
週に二回ほど散歩を兼ねて夫婦で買い物にいくそうだ。

娘を信用して貯金もカードも渡しているのだろう。
娘の旦那がギャンブル好きや金銭感覚に欠ける人だったらと考えてしまう。
子供にみんな渡したら家まで追い出された事例もある。

私は欲どうしいので死ぬまで貯金の事や金の事は子供に教えない。
サラリーマンの少ない貯金でも子供に教えると当てにする。
それと死ぬまでは欲の皮を張ったまま現役で株式投資で儲けたいと思う。(儲けるか損するかは判断と実力しだい)
株式の売り買いは老人の脳活性には最適である。経済ニュースや世界情勢も関心を持って聞くし脳トレで脳活性より現金が掛かっていると真剣さが違う。

しかし、死んでも分かるように資産内容や証券会社や銀行のパスワードは申し送り事項として一冊のクリアーファイルに整理してある。

茅葺き民家 モノクロ 山沿いの民家

2018年02月15日 | 茅葺き民家
撮影場所 兵庫県篠山市

山沿いに民家が建っていた。手前に田圃、雑草地があり里山がある。
日本の田舎の風景そのものである。こんな田舎、田舎した風景に出合うと大変うれしくなる。

山に入れば枯れ枝や落ち葉をあつめる。
落ち葉は風呂の焚き付けや堆肥に使った。
茅は茅葺きのふき替えに作ったり炭俵を作るのに使った。

落ち葉をかき集め下草や小さな木を伐りはらい風通しを良くしていた頃は松タケも生えていたと思う。
今の山は人が歩けない。イバラや草が生い茂り腐葉土が多すぎて松茸の菌が育たない。
山が痩せている方が松茸の生育に適している。

この場所は現在行くと田圃は造成され20戸ほどの民家が建っている。
私の住む地域に庄屋の屋敷と畑があった。昔からの民家は取り壊されて造成し一区画50坪の団地になっていた。

時代は変わらないようだが刻々と変化しているものだ。
平成生まれの人も30歳である。
面倒くさがらずこれは消えると思うものはカメラに収めておく。
私なと何年も生きられないので余分な写真は撮らない。
増やすより減らす事を考える年代になった。