懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,429 広島県熊野町

2018年02月18日 | 日本茅葺紀行
熊野町に入母屋のような造りの茅葺き民家があった。
ほとんどの家が寄棟の地域なので違って見える。
他にも熊野町にこんな民家はあった。
入母屋にしては棟の長さが短い。

茅葺き民家の造りは施主の要望なのか茅葺き職人や大工の好みがあるのか
豪華な茅葺き民家は施主の財力や地位が反映されているように思う。

今車を走らせて街並みを見ていると住宅メーカーの民家が並び50坪か60坪の区画に横並びに建っている。
豪壮な民家も少なく平均的な暮らしの民家になっている。
屋根を見ても日本瓦の甍の波はみられなくなった。

その点、茅葺き民家は個性があり撮っていても楽しいものだ。