懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物  春の小川

2018年03月09日 | 懐かしい物
撮影場所 兵庫県猪名川町

小川と茅葺き民家の風景はあるようでなかなか出会わない。
小川は稲作の用水だったり降雨時の排水に使われる。
しかし洪水で300mmを超える雨が降れば堤防もなく大被害を発生する。
川のあるところは地形的に低いので降った雨が集中する。

春の小川という小学唱歌がある。
作詞家は高野辰之で故郷や朧月の作者でもある。
日本には明治から昭和にかけて童謡や唱歌が沢山作られ季節と共に日本人の心に残っている。
子供の頃に聞き年寄りになっても懐かしい情景として思い出される。

春の小川のモデルの川は高野の生まれ故郷の長野県とも東京で暮していたころの近所の小川ともいわれている。東京の小川は今は暗渠になっているそうだ。
春の付く童謡唱歌はいろいろある。春よ来い、どこかで春が、春はどこからなど
暖房の少ない昔は冬の寒さから春を待ちわびる気持ちがよくわかる。