懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

野山に秋の七草を探しに行く

2018年11月09日 | 日記

野山に秋の七草を探しに行く

・萩(ハギ) ・桔梗( キキョウ) ・葛(クズ) ・藤袴(フジバカマ) ・女郎花(オミナエシ) ・尾花(オバナ/ススキのこと) ・撫子(ナデシコ) 七草

 萩と尾花、葛は何処にでもある。

女郎花 藤袴 桔梗 撫子は山間の草原をハイキングのつもりで歩かないと難しいかもしれない。女郎花や藤袴 桔梗は同じような草原にある。カワラナデシコは車で走っていても岩や沿道の草むらで見かける。山口県の青海島に夏の終わりに行ったら潮風の吹く断崖の岩に桔梗と鬼百合が沢山さいていた。昔は桔梗の根は咳止めの漢方薬だった。あんな厳しい環境でも育つのだ。秋の七草に限らず野菊の仲間や白い穂のススキの仲間も図鑑を持って探すと面白い。 

岡山には「岡山の野の花」という本がある。春編と夏秋編の二巻がある。257種の草花が収められている。30年この本を愛用している。羽賀 実著 

本当は三巻あるのだが三巻目は木のため買っていない。これをまとめた人は中国電力に勤めながら岡山の野山を探し歩いている。講演会があり聞きに行った事がある。講演会と言っても文化センターの教室に30名程が聞いた。ライフワークとはこんな事を一生掛けてやる事だなあとおもった。自分にも一生掛けてやり続けた事があるかと言われているような気がした。岡山県の山野をほとんど歩いたと言っていた。