懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

花芽分化(かがぶんか)

2020年08月09日 | 日記
植物が花芽を付けるのには、日照時間や温度、新芽、肥料により植物毎に異なる。
木の場合は7ヶ月も前に花芽を付けている。花芽を付けた後に剪定すると花も咲かず実もならない、
6月に花の付けた、下野(しもつけ)を剪定したら枝が伸び8月に、又、花を付けた。新芽が伸び気温が温かければ咲くのだろう。
こんな植物は他にバラがある。花の後に剪定すればまた花が咲く。年に3回も4回も咲く。冬薔薇になるまで咲くのもある。バラでも蔓バラは剪定しても無節操に何度でも咲くことはない。

日照時間が長くなるのを検知して咲くのを長日植物、春から初夏に咲く花が多い。
日照時間が短くなり咲くのが短日植物。短日植物の代表は菊である。

植物の花芽分化の仕組みを調べて栽培に生かす。 
菊は電照菊のように需要の多い、年末年始に咲くように電灯を当てて開化を2ヶ月遅らせる。

イチゴは本来は5月に花が咲くが、需要の多いクリスマスに実を付けるように、冷蔵庫に入れ冬を感知させて温室で加温して12月に咲かせる。
ポンセチアを赤い葉にするためやシャコバサボテンに花芽を付けるために段ボールを被せて暗くする。冬が来たと勘違いさせ。
シンビジュームやデンドロビュームの蘭を、年末や年始に咲かせるために、夏場に15℃くらいに早朝下がる高山で1ケ月移して育てる。