撮影場所 岡山県井原市
農作業を終え背負子を背負った女性。こんなに腰が曲がっても働く女性。
何歳になっても何か仕事をしているだろう。都会の人のように喫茶店もなく、老後をのんびりと暮らせないのだろう。
民俗学者の宮本津常一氏の記念館が山口県の周防大島にある。
周防大島は近年話題になった。2歳の男児が行方不明になりスーパーボランティア尾畠さんが発見した。周防大島の水道管に船が激突して断水
宮本氏の撮影したネガは電子化してネットて公開されている。
膨大な写真で見終えるには時間がかなり掛かる。
その中に地方で暮らす農家や魚港で働く女性が出てくる。
O脚だったり腰が大きく曲がった女性がでてくる。
過酷な労働と老化で職業病とも云える。
地方によっては農家の女性を角の無い牛と表現する。牛馬の如く働くからである。