懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 岡山県旧東粟倉 これから寄合い

2017年02月19日 | 茅葺き民家
ご主人がこれから公民館で寄合いがあると言って出て行った。
バイクででたものの一杯飲んで帰るのであろうか
田舎には一キロ以内なら飲酒運転にならないと勝手ルールがある。
帽子もヘルメットじょなくてヤンマーの帽子では? 公民館までならヘルメット不要のルールがあるのかな

ご主人が出かけると奥さんが話の相手をしてくれた。
私を笑わせようとこんんな話を始めた。
ここは動物園になっていて夜になると動物が人の生活を見に来る。人が小屋の家に入り動物が人間を見物にくるという。
土地土地に面白い話や人を笑わせる人がいる。こんな話は貴重である。
長年住み暮せばコミュニケションのための面白い話があるものだ。

寄合いは村で生きていくためには欠かせない。災害時の助け合いには近所付き合いは必要だ。
人が大勢住んでいた頃は共同作業で村を支えて来たところが多い。

今は建設機械、重機で人力が必要でなくなった。家を建てたり茅を葺くのも専門の業者になった。

この民家の玄関付近が板張りで昔のままが。昔はどの家もこんな風であった。


日本茅葺紀行 NO,347 道のある風景

2017年02月18日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山形県朝日町


全国各地、茅葺民家を求めて歩けば土の道路の民家にであう。
私有地のため市町村もアスファルトを敷てくれない。
撮影する者は土の道のほうが自然でいい。

草の生えていない道だけで人の生活が読める。
草が多いと住んでいない空き家かと思う。

道を写真に入れるだけで見る側はいろいろと想像する。
家の周りの置いてある物や洗濯物、庭木、樹木や干してある農作物も写真に入れた方がよい。

あと10年もすると茅葺民家は個人の家ではみられなくなるかも。


撮影 岩手県旧藤沢町

親父ギャグ その28

2017年02月17日 | オヤジギャグ




1.骨董好きの父親 コット―ファーザー (正しくはゴッドファーザー)

2.母親の呪縛がトラウマになった娘 完璧の母(岸壁の母)

ぺきの字は完璧は玉 岸壁は土です間違わないように

3.鍼灸院 ハリ治療がひとつもきかん 金ばかり取ってこんなんハリ-ボッタと云いうんかな

4.メロンと洋梨のゼリーどっちにする。みんなメロンかいなメロンにメロンメロンか洋梨は用無しなんか

5.スケートはエッジワーク 男はエッチワーク なんのこっちゃ


私の昭和鉄道遺産 その20 五稜郭機関区

2017年02月17日 | 私の昭和鉄道遺産
撮影場所 北海道函館市郊外

機関区の写真を撮りたくて立ち寄った。
鉄道写真を撮るのに走行写真ばかり撮影するか機関区や駅の停車写真を撮るか悩んだ。
停車写真は何枚も撮れるし動かないので楽に撮れる。

その当時は走行写真でないと駄目と言った評価であった。停車写真は誰でも何枚でも撮れるので評価が低かった.
私など二台のカメラで撮っていたので走行写真はロクな写真しか残っていない。
二兎を追う者は一兎も得ずである。
撮影は35mmのカメラが使いやすい。

ネットオークションの鉄道写真を見ると走行写真でなくても駅や機関区の停車写真でも売れるのだ。
蒸気機関車のいた頃の風景は昭和レトロの懐かしさもあるのだろう。
そんなことで走行写真ばかりでなく駅や機関区での停車写真でも撮っておけば良かったというのが45年してわかった。蒸気機関車ばかりでなく昭和の建物や生活風俗見られる写真が私は好きだ。

ネットオークションでは茅葺民家や風景写真は素人撮った物はほとんど売れないが鉄道関係の写真だけは不思議と売れる。


五稜郭機関区の給水中の風景と給炭設備を撮った。こんな設備も5年もすれば撤去されると思い撮影した。昭和の時代は沢山撮る物があったと思う。しかし、ほとんどの人がその価値に気付きもせず暮らしていたとおもう。今なららはさて何を撮る。


2016年 茅葺写真展 各地の形 クド造り

2017年02月16日 | 2016茅葺写真展
佐賀県の茅葺民家はクド造りが多い。
カタカナのコの字をした民家で他のところでは見掛けない。
竈クドに似ているからこの名が付いたと書かれている。
これが茅葺民家の面白いところだ。
天候や気温、産業や資材の豊富さで形が違う。

鍋島藩は倹約質素のためか木材の長さも制約がありこのような形になったともいわれている。実際正面から民家を見ると恰好のいいものではない。
佐賀にはカタカナのロのような漏斗造りや鈎造りと寄棟民家が存在する。

佐賀平野の真中は木材も茅材、基礎の石や壁の赤土の確保を難しかったと思う。
トラックやレッカーがなかった時代には木材の切り出しから運搬まで大変だったと思う。
平野部は茅や葦ではなく麦わらを使っていたと思う。

それでも佐鹿も茅葺民家は姿を消している。
金も掛かるし職人も高齢化で減っているのであろう。
茅葺民家のある風景も昭和の遺物である。

もう随分、佐賀にはいっていない。デジカメの画素数のおおきいカメラで撮ってみたいものだ。


茅葺民家 岡山県旧奥津町 ススキのある風景

2017年02月15日 | 茅葺き民家
奥津町の一番外れの集落だ。むかしはこれより奥にも点々と民家はあってたが今は壊されたり倒壊した民家が残る。道はこれから先も続いていて森林公園から上齋原に抜ける事ができる。
林業と農業で生活してきたと思われる。
これからこんな末端の集落はどうなるのであろうか大きく変わるとおもう
何もしなければ衰退か消滅は避けられない。
田舎に住む父母が亡くなり遺産相続が田舎の銀行から東京圏に住む子供に50兆円も移動するという。地方の銀行の預貯金は激減すると言われている。

東京一極集中は地方衰退を加速させる。
地方ならば土地付き一軒家を持てる。東京の家賃も高騰しているし新しい土地も少なくなっている。
東京の集中は災害に弱いし多発火災になると被害も抑えきれない。

政治で変える事は難しいのか取り返しのつかない災害を待つしかないのか。
狭い国だが田舎には土地は安くていくらでもある。

せめて日本の故郷を映像で残すために茅葺民家を追い求めている。
裏にはススキが生えている茅をここで刈り取っていたのか茅葺民家だけでなく倉や小屋も民家の形成の参考になる。
世の中には各地の蔵(倉)を追いかけているひともいる。





日本茅葺紀行 NO,346 兵庫県吉川町の民家

2017年02月14日 | 日本茅葺紀行
吉川町に点在する民家は威厳があるわけではなく庶民的な民家が多い。


寄り付き難い格調のある2家はなかなか立ち寄りがたい。
吉川町も行く都度茅葺は数を減らしている.

木彫家の平櫛田中氏の名言をお借りするならば茅葺民家も
今撮らずにいつ撮れる、ワシが撮らずに誰が撮る。
であろう。

ひとつの物を長年撮り続けている人は目標だけ持ち続けて撮影していると思う。
誰にも公表しないで黙々と撮り続けている人もいる。
いつ何処でどんな思いで撮ったのかは記録したい残された者か困る。

死ぬまでにそこまでは整理したいと思っている。


蒸気機関車 こんな日も人生の一日だった。

2017年02月13日 | 蒸気機関車
撮影場所 宗谷本線名寄機関区

こんな写真のような日も人生の一日だった。
写真は行動の日々の記録でもある。

70歳まで生きると25,500日生きたことになる。
人生は日々の積み重ね。
庶民が出来るのは平凡な出来事の積み重ねでしかない。

しかしそんな庶民の積み重ねでも数が集まれば味のあるものが残る。
何故生きた日々を真面目に記録に残さなかったのかと悔まれる。
人生の記録は文で残す写真で残す絵で残す漫画で残す。

ある人は物で残す一枚の広告でも時代の記録である。
OA機器の発達した時代はブログやSNSで残す。
長く続けている内に興味のあるものテーマにであう。

人生は自分の行動や思考を記録しては反省と成長を積み重ねる事だったのか。



2016年 茅葺写真展 各地の形 反り棟

2017年02月12日 | 2016茅葺写真展
反り棟は出雲地方の民家でよくみられる。
現在でも出会うこと事ができる。

平凡な寄棟造りより棟を反らした方が格調があるように見える。
茅葺民家が誇らしげでもある。

反り棟は出雲地方だけではなく尾張地方でも見かけた。
昭和に撮影された茅葺民家を見れば反り棟に出会えそうだ。

私も出向く機会が減り画素数の大きなカメラで撮影していない。残り少なくなった茅葺民家をもう一度撮りたいと思っている。




曜変天目茶碗 鑑定騒動

2017年02月11日 | 日記
なんでも鑑定団で放送前に国宝級発見があったとネットでも番組案内があった。

これは曜変天目に間違いありませんと言い切り2500万円の評価がついた。
しかし後日に曜変天目の研究や製作をしている人から曜変天目に非ず中国の土産物として売られている2500円くらいのものだと書き込みされた。

テレビ/東京も中島誠之助さんも大失策である。
何故、国宝の鑑定をしている専門家に鑑定をお願いしなかったのか疑問が残る。
何でも鑑定団の存続と中島誠之助氏の評価が心配である。
中島氏も自分だけで鑑定した背景には天狗になっていたか人の意見に耳を貸さない思い上がりがあったのか

著名人がこんな初歩的なミスを起こすのは骨董に興味がなくても野次馬根性丸出しで面白い。

素人は書画骨董などには手を出さないことである。テレビ東京も中島氏からの何の解説もない。骨董の世界は間違うこともあると云った程度のものか
過去にもスタップ細胞の発見報道やライブドアの粉飾決算
マスコミ自体が騙された事件が沢山ある。

グルメや人気の商品の人のうわさには安易に乗らない。
年寄り相手の詐欺も多い話に軽く乗らないことである。